わにの日々-海が好き!編

NY、DC、テキサス、コロラドを経て、大都会ロサンゼルスから、その郊外の海辺の街、レドンドビーチに移り住んだ、ぐうたら中年主婦・わにのトホホな日々

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「恨」の文化と赦しの文化

 インターナショナル・フェスティバルまで二週間ちょっと、準備のため、あちらこちら走り回っています。運転中は、たいがいNPRを聴いているのですが、今日は、カリフォルニア州立大学サンタバーバラ校(UCSB)の社会学の教授が、参考として自分のクラスの受講者に、ナチスによるユダヤ人迫害と、ガザでのイスラエルによるパレスティナ人迫害の写真比較と、イスラエルのパレスティナ人の扱いに関する批判記事を、Eメールで配布したところ、ユダヤ人社会が大反発。この教授と、ユダヤ教のラビのラジオ論争を、やっていました。

 昨日は同じ番組中で、イスラエル領事とパレスティナ・ロビーの上級研究員で、模擬平和会談をしていましたが、双方、喧々囂々、自分の意見を主張するばかりで、進展ゼロ。今日も同じで、全く折り合いつかず。自身もユダヤ人である、ロビンソン教授は、全米大学教授協会(AAUP)の謳う「学問の自由」を引用し、教える自由や学ぶ自由を主張しますが、相手は聞く耳持ってない。そのうち教授も、ジンバブエ政府のやり方を批判すればアフリカ嫌い、黒人嫌いってことにはならないのと同様、イスラエル政府の批判は反ユダヤに直接繋がらない、とか言い出すし、ラビはユダヤ人生徒にトラウマを植え付けた、ユダヤ人全体の心情を傷つけた、こんなヤロウを野放しにした大学に謝罪を要求シルー!と、声を荒げて、番組が終了してしまったw


 この様子を聴きながら、私の頭に浮かんだのは「恨」の一文字でした。日本人には、「水に流す」という赦しの文化がある。でも、それは世界の中では、むしろ珍しいのではないか?と。実は今朝の、LA Timesには、一面から、韓国人の元従軍慰安婦に関する記事が掲載されていました。元記事は、ここから。15万から20万人(なんか増えてないか?)の韓国人女性が、「Sexual Slave」として、日本軍の「慰安所」で働かされ、1990年代に、活動家が呼びかけたところ、元慰安婦として名乗りを上げたのは234人。うち93人が、存命だそうで、日本政府の正式謝罪と賠償を求めています。

 一方、日本政府は、1993年に、そのような慰安所の存在を認めたとはいえ、彼女達が強制的に連行され、もしくは誘拐されて、労働を強いられたという証拠文書が残っていないため、本当に「slavery」だったのかの立証が困難。米国議会は、日本政府に対し、「歴史的な責任を受け入れ」、謝罪を要求しています。日本政府は、基金設立を持ちかけましたが、元慰安婦のおばあちゃんたちは、自分達の苦しみを認めるべきだと拒否しました。

 彼女たちは今、NPOの建てた、シェフやボランティアの看護婦さん、介護人が常駐の老人ホームで暮らしています。ここで毎日、メシがまずいと大いにぼやき、一人が暑いから窓を開けろといえば、一人は寒いと文句を言ったりと、揉めたりしつつ、なんか楽しげに老後を過ごしているらしい。住人の一人、カンさんは、過去を忘れることは決して出来ないけど、次世代の精神的な健康のために、自分たちは日本を赦さねばならない、と、言いました...と、いうのが、記事の内容。この記事は、Time紙記者のジョン・ギローナ氏が、ソウル支局のJu-min Parkさんの協力を得て書きました、だって。


 日本側の声は一切ないので、かなり一方的な記事だって気がするんですけど… だいたい、なんでアメリカ政府が、日本に「謝れ~!」って要求できるのか謎。でも、こういった事を、目に、耳にするたび、日本も原爆投下について「公式謝罪」を要求すべきなのかなぁ?と、考え込んでしまう。日本人的心象としては、過去のことだし、と、水に流してしまってもいいんじゃ、とも思うけど、世界の風潮や態度を鑑みれば、謝罪要求は、政治・外交的に必要な「ポーズ」かもしれないとも思う。日本だっていつまでもクラスのおとなしい優等生してないで、怒るんだぞ!って。

 国際的合意によって認められた調査捕鯨船を攻撃された上に、豪政府に批判されたら、堂々と批判返しして、謝罪を要求すればいい。一般市民を多く巻き込んだ東京空襲も、原爆投下も、謝罪を求めればいい。日本的な、謙譲の美徳が、相手にも通用するとは限らない。頑とした態度で、主張すべきだと思います。どうせ中国やロシアが拒否権を発揮すると判っていたとしても、国連常任理事国就任に対してだって、もっと強く要求しても良いと思うし、ひるむ事無くもっと大きな声で意見を言って、常任理事国じゃなくっても、自分達で勝手に発言力を増やしていけばいい。影響力を強めていけばいい。私はそう思います。

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追記: 上のUSSB教授に関する記事が、LA Timesでも取り上げられていました。この記事と、読者の反応のページは、こちらから。
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  1. 2009/04/30(木) 22:14:22|
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リトル・トーキョーのMitswa跡

 今年始めに、韓国資本に買収されたリトル・トーキョー側の旧さくらプラザ内にあった、日系スーパーのMitsuwa。同じ頃に閉店したので、跡地には何が入っているのか、見に行ってみました。大方の予想通り、韓国スーパーが入っていましたが、基本的に、お店の構造なんかは、ミツワの頃のものを、そのまんま利用なので、何処に何があるか見当が付き易くて便利。でも、内容は前より良くなったような?!?野菜やお魚が新鮮そうだし、お菓子などの日本の商品も、日系スーパーより安い。さすがは韓国系ならではのホルモンや、様々な魚の取り揃えもうれしい。ただ、韓国語表示だけの商品も多いので、日本語のラベルを棚に付けてくれると嬉しいな。ずーっとミツワでお買い物をしていたらしき、お年寄りのお客さんも沢山おられたし、リトル・トーキョーが直ぐ横なんだから、日本人のお客も多いはず。日本語は無理でも、せめて英語のラベルはあってもいいと思う。コリアン・タウンじゃないので、ハングル文字の解らないお客さんだって多いんじゃないかしら?


こんなの見付けた。山本山…orz

 とりあえず判るところで、瓶入りキムチと、焼肉のたれを買ってみました。そして大物は、うちの近所では売っていない牛タン!テキサスでは、普通のスーパーでも置いてあったんだけど、ここで見るのは始めて。タンシチューは、家族みんな好きなので、これは嬉しい。でも、皮の剥いてないタイプなので、下ごしらえ面倒~(TT)

 お買い物の後は、お友達のMさんと一緒にラーメン食べて(美味しかったv)、冷凍物なんかも買ったので、そそくさと去らねばならなかったのですが(TT)、建物の半分以上が空いたままの、さくらプラザ、と、書いてはいますが、トーキョー・ギャラリアと、改名したようです、なんだか、ゴージャスな名前ね。日本とは関係なくなったのに、トーキョーとは、これいかに?ですが、オーナーが変わって、これからテナントが増え、閑古鳥の鳴いていたプラザに活気が出るかも。韓国エステが出来たらいいね、焼肉のお店も出来たらいいな、なんて、Mさんと二人で大いに期待を膨らませました。アカスリのサロン、出来ないかなv


 ところで、血抜きのため、水を張ったボウルに放置しておいたタンを見つけて、遊びに来ていた若息子のお友達が、「ぎゃー!」って、けっこう凄い悲鳴上げてた。確かに見た目は、相当グロいw
  1. 2009/04/29(水) 22:43:02|
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豚インフルエンザ

 日本では、「豚」という名称は聞こえが悪い、というので、「新インフルエンザ」と名称変更になったらしい、汎勃性インフルエンザ、アメリカでは、「swine flu」のままですが、なぜか、メキシコにだけ死者が出たり、謎も多いようです。既に発病者も出ているカリフォルニア州では、シュワ知事が非常事態宣言を出しました。連邦から、お金貰うチャンスだしw

 とはいえ、まさかこれじゃないでしょうね。なんとなく、時間的にも、ぴったりなんですけど…
  1. 2009/04/28(火) 21:21:50|
  2. ニュースねた
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そうだ!グアンタナモ再利用しよう!

 今日の怒り: ちょっと奥様、昨日のNY Times、ご覧になりまして?失業率が鰻上りのご時勢だというのに、ウォール街のお給料は、去年と同レベルなんですって。今年の第一4半期は経営が好転したからって、主要6銀行は、ボーナス等で360億ドルを行員に支払うつもりらしいですわよ。てめぇらのせいで、路頭に迷った人も多いってのに、こいつら、本当に吊るした方がいいんじゃございませんかしら。あら、そういえば、どこかの住宅金融公庫のCEOは、自宅地下室で首吊ってる所を見つかりましたわねw

 とんでもないのは、ウォール街だけじゃございませんことよ。不況で売り上げが落ちているにも拘らず、多くの大手企業のCEOは、なぜか巨額の収入を得ているらしいですわ。アパレル・メーカーのJ・CrewのCEOは、去年、自家用ヘリコプターを買っちゃったんですって。アバクロンビー&フィンチのCEOが去年、私用で使った社所有の自家用ジェット費用は、11万ドルを超えたとか。商用じゃなくて、自家用ざますわよ。ここの会社の株主総会は何やっとんじゃい?って、ちょっぴり不思議じゃございませんこと?

 グアンタナモも、折角建てたんだし、閉鎖して無駄にしないで、こいつらを収容すればいいと思います。お金持ちは、南の島でリゾートが好きみたいですし、余暇には、看視が「尋問」をしてくれれば、エンターテイメントもばっちりです。当然、費用は全て、お客様持ちw 税金からは、ビタ一文とて使わせません。テロリストを隔離する為の施設なのだから、丁度ぴったりだと思います。彼らが世界中にもたらした被害を考えれば、経済テロリス以外の何者でもありませんからね。

 隔離といえば、豚インフルエンザの危機度が、フェーズ4に上げられました。メキシコとは地続きのここ、カリフォルニアでも、今日は学校区から注意書きが送られてきました。徐々に、危機感が高まっています。来月はじめに、小学校の遠足で、農場へ行く予定なんだけど、どうなるかな・・・
  1. 2009/04/27(月) 22:22:15|
  2. アメリカ経済・政治
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日本人の親指は神

 先週の金曜、朝に色々なことが重なってドタバタしている間に、携帯電話が行方不明になってしまいました。以来、「新しいの買った途端に出てくるんだから!」と、この一週間ずーっと探し回ったんだけど、見付かんね。「往生際が悪い!」と怒る、わに夫にズルズルと引きずられ、新しい携帯を買いに行くことに。どなどなど~な、ど~な~

 でも、お店に行ってみれば、丁度、アップグレード・キャンペーンの最中で、高機能機種が、お手ごろ価格にて提供中。急に機嫌を良くして、折角なので、インターネットの使える機種に変えました。アメリカじゃ、未だにネットの出来ないケータイが普通に使われているんである。 が!!(暗転)、日本語は読めない、インプットできないんであった… タッチスクリーン式の機種だと、日本語対応が出来るらしいのですが、これは200ドルもする。しかもデカい。嵩張る携帯なんてイヤだ。今度、買い換える時は、日本の携帯ショップ行って、日本語対応の機種をゲットしようと、密かに決意を固めたのですが…

 ここに一つ、大きな問題があるのです。日本人なら誰もがお茶の子さいさい、ナチュラルにやってのけるように見える、あの匠の技…親指一つでキーを驚くべき速さで操り、メールをガンガン打つ、ブログも更新する、小説まで書いちゃうという神業を、私は習得する自信が無い。だから今回、私が選んだのは、右の画像のちっちゃいキーボード付きのダサい機種です。キャンペーン中につき、大変お求め易い価格になっておりました。

 二重構造になっており、ぱこっと開くと、中にミニチュアのノート型PCみたいなモン(←いい加減だな)が現れます。日本じゃ、こんなの少数派だよね…ってゆーか、日本じゃ、このサイズで実は本当にフル装備のPCでも、私は驚かんぞ!

 家に帰ってから、使い方が判らん、と、色々弄繰り回していたら、説明書読め!って言われた。でも、説明書、分厚いし、読むの面倒くさい。ついつい現実逃避モードで、新しく替えた壁紙(昨日、フェスティバルで撮った写真にしたの)に合わせた、WinampとClock Launcherのスキンを作ってしまった。ああ、無駄なコトにだけ、生産性の高い日だったわ…
  1. 2009/04/26(日) 22:59:13|
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LA Times Festival of Books

 LA Times主催の、Festival of Booksは、年に一度、4月の週末にUCLAで開かれる、全米最大の書籍祭りです。大手から個人出版までの版元や、専門書店のブースが約300に、人気作家の講演やサイン会、子供向けコーナーに、ライブのお料理ショーやコンサートと、盛り沢山な内容のイベントは、1996年に始まり、昨年の入場者は13万人を超えたそう。今年も好天に恵まれ、開園一時間後の11時に行った時には、既に沢山の人で賑わっていました。去年は、他の用があったので、今年こそは絶対!行くつもりだったのだ。


凄い人出、人気テントの中は押し合いへし合いです


 こういったイベントの醍醐味は、なんと言っても、直接、出版社や作家の方々に接する機会だと思う。人気作家のサイン会には凄ーく長い列で、「腹ペコいもむし」のエリック・カール氏や、レイ・ブラッドベリ御大なんかは、何重にも列が出来ていました。それほど知名度の高くない作家さんは、結構、ぼーっと座ってたりして、お話し出来るのも楽しい。上息子は、「Weebeasts」シリーズの作者、ミカー・ウィントン氏と気が合ったのか、けっこう話し込んでました。
Weebeasts: Book One: OriginsWeebeasts: Book One: Origins
(2007/12)
Micah Linton

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 謎の生物、ウィービーストに関する調査結果、探索記録という形を取ったユニークな絵本で、このウィービースト、上息子が凝っている、生命体をデザインして進化させていくゲーム、SPOREで作ったような姿をしている。結局、第一作目である「オリジン」を一冊買って、二作目の「状況」と、ぬいぐるみを弟の分もと、二つプレゼントしてもらってきた。オタク同士、惹かれるものがあったのか…?

 若息子は、著者のシゲル・ヤブ氏の第二次世界大戦時の強制収用所での実体験を基にした絵本、「Hello Maggie」にサインを貰い、暫くの間、収容所でのお話などを伺いました。同じく、強制収用所経験のあるウィリー・イトー(Willie Ito)氏は、60年代以来、ハンナ・バーバラ等で活躍したアニメーター。あの、「わんわん物語」の有名なスパゲティーの場面の原画を描いたんだって!

 サンフランシスコでクリーニング店を営む両親と共に、普通のアメリカ人の男の子として野球や釣りを楽しんでいたシゲ少年が、一転、家族と共に収容所に送られ、自分達の悪戯のせいで巣から落ちてしまったマグパイの雛を育てることになります。成長したマグパイのマギーは、収容所での暮らしに明るさと笑いをもたらしてくれましたが、収容所から開放される直前に死んでしまいます。ハンナ・バーバラ風の(^^)、ユーモラスな絵柄や、様々な悪戯の話など、子供向けに描かれてはいますが、本来自由な存在である鳥が、運命の悪戯から人に飼われることになり、終戦直前に死ぬという、象徴的なストーリーに、重いテーマを秘めた、パワフルな一冊。独立出版社から発行されているので、ここにアマゾンのリンクを入れることは出来ないのですが、出来れば、翻訳されて、日本の子供達にも読んで欲しい一冊。

 持参のトートに一杯の本を買って、終了直前までブラブラしてました。楽しかった。来年も行きたいなv
  1. 2009/04/25(土) 22:06:49|
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しゃぶしゃぶ

 昼過ぎに、4泊5日の小学校の合宿から、若息子が帰ってきました。子供達よりも、迎えに来た親の方が感動してるパターンが多かったけど、うちも同じくで、バスから降りた途端に、友達の家に遊びに行っていい?と、きく息子。アンタ達は、5日間、同じ宿舎でずーっと一緒だったくせに、まだ足りないのか?今晩何食べたい?と、きくと、焼肉屋行きたい、だと。母は、好きなものを作ろうと思っていたのに…orz

 近くの焼肉のお店も、ソーテルの韓国焼肉のお店も混んでたので、Mizu 212という、しゃぶしゃぶのお店へ。冬には沢山お客さんが入ってたけど、暑くなると流石に鍋料理は苦戦なのかな。でも、今日は肌寒いし、鍋もいいでしょう。LAでは、日系スーパーでしゃぶしゃぶ用の薄切りお肉が買えるので、わざわざ、お店で食べなくとも、って気がして、今まで入ったことはなかったのですが、お店はお洒落な雰囲気だし、なにより空いてて、待ち時間ゼロだし、話の種にトライしてみることにする。

 日本風に、皆で一つの鍋を囲むのではなく、カウンターに座って、個別の鍋でいただくスタイルなのですが、正直言って、鍋が遠い!あくまでも、デカいアメリカ人向けであって、日本人を対象にしたレストランではないのかもしれない。それでも、肉好きの若息子は、身を乗り出して、食べる、食べる。私は途中でギブアップしてしまい、お肉を食べ切れなかったのですが、その分も食べちゃった。育ち盛り、恐るべし。

 しゃぶしゃぶは、昆布を敷いただけの出汁で、ゴマか柚子ポンの二種のたれで頂きます。お肉だけではなく魚介類もあり、ご飯と、野菜がたっぷり付いてきます。折角、いいスープが出ているので、最後におじやと行きたいけど、誰もしてなかった。勿体な~い。やっぱ鍋は、家でするが良い、という結論に行き着いたのでした。
  1. 2009/04/24(金) 22:24:19|
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息子がダークサイドにはまった件

 上息子の中学校でオープンハウスがありました。わざわざアポを取ったり、時間を決めずに、自由に各担当の先生と簡単に懇談したり、教室を見て回ったり、忙しい父兄には有難いシステムです。その上息子、最近、歴史の時間では、ルネサンスについて学んでおり、マキアベリの「君主論」について習ってきた。ちょっと読んでみたいかも?と、言うと、すかさず、日本語版、英語版に、読めもしないのに保存版イタリア語原語版が出てくる、母の「チェーザレ様関連本」棚。英語版は、訳も簡潔で読みやすい名著なのですが、上息子は読みながら、「ふふふふ…」なんて含み笑いをもらしている。ダークサイドにはまったか!?!
The Prince (Penguin Classics)The Prince (Penguin Classics)
(2003/02/04)
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 でも、正直言って、「君主論」って、今読むと、見事に中二病なんだよね。
  1. 2009/04/23(木) 22:22:09|
  2. ああ息子
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前政権を否定する(?)オバマの狙いは何なのか?

近頃、新聞で、ラジオで、むやみとよく聞く物騒な言葉、それは…
  TORTURE

おどろおどろしく、大文字の上、色も付けてみましたが、やっぱり英語だと感じが伝わりません。
 この二文字の為に、わざわざ新しいフォントをDLしてしまいました。しかも3種も。普段は手抜きなくせに、変に無駄な所で凝ってしまう、そんな自分が、ちょっといやです。しかも、上の2文字を挿入したら、なんだか達成感を感じてしまって、今日の内容は、どうでもいいやwって気になってきました。

 でも、それじゃあんまりなので、気を取り直して、今日の話題は、藪前政権下の司法省がCIAに容認できる手法として示した、10種の尋問方法の覚書き公開が及ぼした波及について。その内容も、水責めとか、虫責めとか、眠らせないとかの、意外と(?)古風な方法ですが、これらの方法は、「精神的・肉体的に激しい痛みを与えるものではない」ので、拷問には当たらない、と、書いてあった辺りに、同胞アメリカ人の間でも、「わちゃちゃ」感が隠せない。しかも、その様子を映したテープは既に「連絡ミスによって」破棄された後だけど、証拠隠滅の為にやったのは明らかで、突っ込みようも無かったのですが、むしろ、この一件がなければ、この覚書も闇に葬られたままだったかも?(注:右はあくまでもイメージ図です)

 尋問を実施したCIA職員に対しては、上司の指示に従っただけ、ということで、刑事訴訟は無しとなりましたが、それなら、グアンタナモで同じようなことをやって受刑中の兵士も同様ではないの?と、私は思ったんだけど、あっちとこっちは別らしい。

 オバマ政権が、この尋問方法に関する文書4通を公開したことは、国家の安全を危機に晒すと、ヘイデン米中央情報局(CIA)前長官は批判すると共に、オバマが1月に既に、このような尋問方法を禁止したことに対しても、「一部の尋問方法が禁止されたことで、国土安全を図るCIA職員の任務は一層困難になっている」と文句たらたら。一方のオバマ大統領は、20日にCIA本部を訪れ、職員を前に、「これまで以上にアンタ達の力が必要なんだからね」と、宥める為としか思えないような演説を行いましたが、それにしても、オバマ政権の、前政権の決定を覆す様々な対処の素早さに驚きます。

 今回の、前政権によって容認された尋問方法に掛かる文書公開と責任追及のみならず、ブッシュが禁止したES細胞研究への政府助成の解禁、グアンタナモ閉鎖命令と、まだ就任3ヶ月ちょっとだというのに、前政権を否定するかのような決定が矢継ぎ早に発表されています。今日は、バンク・オブ・アメリカのメリル・リンチ買収が取沙汰されていた際に、BOAの経営状態に関する情報を隠蔽しろとの指示を出した疑いで、ポールソン前財務長官とバーナンキFRB議長の調査を始めるかも、と報じられていました。藪前大統領と、チェイニー前副大統領は、今のところ、沈黙を守っていますが、チェイニーに至っては、提訴の可能性もありそうで、今後の動きが注目されます。

 オバマ政権は、前政権のイメージを完全払拭しようとしているかのようです。先進国社会で、どえらく嫌われ、信用度をガックリ落とした、藪政権とは違うのだよ、藪政権とは!と、アピールするのは判るけど、それにしても凄い勢いですね。国際的にも人気のあるオバマの就任に、周りが浮かれているその間に路線変更しちゃって、蜜月の終わったその時に備えよう、ってココロなのでしょうか。一旦、見詰め合ってウットリの期間が過ぎ去ってしまったら、新しく法案出しても、議会はそう簡単に通してくれないかもしれないし、国民も難癖付け始めるかもしれない。国際社会にも、今のうちにせいぜい存在感をアピールしておこう、ってとこ?それにしても、日本は軽視されている…
  1. 2009/04/22(水) 22:40:16|
  2. ニュースねた
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ムカつく!

 今日も暑い!昨日は、ダウンタウンは35℃を超え、半世紀ぶりの日中最高気温記録更新だそう。明日はちょうど、Earth Dayだというので、あちらこちらで、温暖化だぁ~!とか、叫んでる。南カリフォルニアに局地的地球温暖化発生かどうかは知りませんが、確かに、この暑さは異常だわ…

 と、この暑い中、今日、わに夫はランチに日本食のお店に行ったそうだ。奥さんが日本人?なら、スシやサシミに詳しいでしょう、という、とんでもない偏見により、彼とランチに出かける同僚は、みな、Japaneseに行きたがるらしい。彼はスシといえば、うなぎかサーモン程度しか食べない男なのに、である。しかも、わに夫のオフィスは、LAのリトル・オーサカと呼ばれる、ソーテルから歩いて直ぐの場所にある。回転寿司に焼き鳥、しゃぶしゃぶ、ラーメン、天ぷら…和食レストランが、よりどりみどりなんである。

 そして今夜は、商用でディナーだったのだが、これがまた、メルローズに最近出来た、トレンディーなスシ・レストランだと。わに夫の会社のオーナーが和食ファンで、接待に寿司屋を選びたがるらしい。で、今夜も、わに夫が帰ってきて一言、「Japanese、もう飽きた~!」

  激しくムカつく!


 日本人と結婚しているアメリカ人には、元々、日本好きな人が多いようだ。日本オタクが高じて、日本人と結婚、というパターンも多いだろう。こういう人は、日本文化に対してのappreciationもあるし、日本語が出来る人も多い。日本ではないけど、わに夫の弟は、中国オタク。中国語に堪能で、中国文化に造詣が深く、中華料理大好き。奥さんは、台湾で働いているときに知り合った、台湾人である。この二人は、会話も中国語だし、お家のインテリアもさりげにチャイナ・テイスト。中華料理は出来ることなら、朝昼晩食べたいそうだ。

 一方、わに夫は、日本語はアリガト、コンニチハ、の域を出ないし、日本文化に対する敬意の念も足りない。てめぇらなんぞ、200年ちょっとの歴史しかないくせに生意気だ。むかつく。今をときめく、Tokyo Cultureに対しても、軽んじてる趣がある。この間、「もののけ姫」を見て、数日後に「ナウシカ」を見たら、この二つを同じシリーズの作品だと信じて疑っていなかった。「だって主人公が同じ顔だもん」というのが、わに夫の弁である。違うだろ!!

 私が帰国の際に日本へは、3回ほど私と一緒に付いてきたが、その後は、「メンドウだ」と、のたまって、一緒に来ない。私としても、日本語のわからない外人に付きまとわれるよりは、一人の方が手軽でいいんだけど、「日本、もう何度も行ったしぃ、他の国のほうが行きたいしぃ」なぞと言われると、やっぱりムカつく!実は私も、ヨーロッパとか行きたいんだけど、それでもムカつく!

 当のわに夫は、Japaneseはハラが膨らんめぇ、とかホザきながら、シリアルを食べている最中である。

  わにこさん、何を、そんなに一生懸命タイプしてんの?
  あ~、仕事、仕事。つまんない契約書(と、素早く、WORDに画面を切り替える私)
  そりゃタイヘンだねぇ。契約書の訳は退屈だもんねぇ
  そうなのよ、おほほのほ 

 わに夫が日本語わからなくて良かったw
  1. 2009/04/21(火) 22:47:24|
  2. 国際結婚
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期待は世界を変える-南ア選挙を前に思うこと

 暑い!

 今日は記録破りの30℃超えでした。この暑い中、若息子は、小学校のScience Campへ。5年生みんなで、今週一杯、マリブの科学教育センターへ合宿なのです。いきなり、4泊5日とは、激しいものがある。着替えや寝袋の入った大きな袋を持って、大喜びでバスに乗り込みました。写真、一杯撮って来てね、って言ったけど、若息子がカメラを無事に持って帰ってきたら、儲けモンw

 LAは暑いけど、今、熱いのは南アフリカ(←凄いこじ付けだ)。22日の選挙を前に盛り上がっていますが、結果はもう決まったも同然で、次期大統領当確とされるのは、アフリカ民族会議(ANC)のジェイコブ・ズマ氏。「Bring Me My Machine Gun(俺のマシンガンを持って来い)」という、なんとも過激な歌を、自分のテーマ曲にしていますが、この曲は、ズールー族の族歌であり、反アパルトヘイト歌なのだそう。彼の、自分の出自に対する誇りと、闘争心が表されているのでしょうか。

 ズマ氏は、ムベキ大統領時代の副大統領でもありましたが、英国で教育を受け、紳士然としたムベキ前大統領とは対照的に、自らを農民の子と呼び、妻は5人、子供は20人、正式な場には、ズールー族の正装である豹の毛皮をまとって現れる、自他共に認める土着の人物です。初めて教育を受けたのは、政治犯の強制収用所で、ネルソン・マンデラ元大統領も収容されていたロベン島でのこと。ゲリラから、いまや大統領候補に上り詰めた、正に叩き上げの人物。ふと、南アフリカの田中角栄、なんて思った私は、年がバレる?

 副大統領時代に汚職で罷免されたり、レイプ疑惑で捕まったり、コトの後でシャワー浴びたから大丈夫だよ、と、HIV/AIDSに対する無知を曝け出したりと、何度もの失態を繰り返しつつも、圧倒的な支持を得たことからも、強烈なカリスマの持ち主であることは明らか。教育がないことを指摘されたときには、周りに優秀な人材を揃えて、助けてもらうからいいんだ!と、コメントしたとか。自分流を突き通し、西洋的なルールや規範は無視、というスタンスの彼に、南アフリカ国内の白人や知識層は警戒していますが、大変な策略家であり、交渉の達人でもあるとも評されています。ズマ氏には、独裁者への道を進まなければ、アフリカに大きな変革をもたらす人物になり得るかもしれない、という、期待もかかっています。

 思えば、南アフリカ共和国で、初の全人種選挙が実施され、ANCを率いる上品な初老の紳士、そして王族の末裔であり、自由の闘士であるネルソン・マンデラ氏が大統領に選ばれてから15年。あの時の熱狂を思い出し、変革をもたらすかもしれないという、民衆の期待を背負ったリーダーの誕生が、どれだけ世界に好影響を与えるかを振り返ってみれば、ケニア人の父を持つバラック・オバマの大統領就任と、初の黒人ファーストファミリーの誕生は、それだけでも十分に意味のあることなのだと、しみじみ思いました。

 暑いから、今夜はキムチ素麺v
  1. 2009/04/20(月) 19:19:15|
  2. ニュースねた
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くじらフェスティバル

 週末です、ドッグビーチです。今週は、Earth Week(いつの間にDayからWeekになったの?)につき、レオ・カリージョ海岸では、くじらフェスティバルが開かれました。いつもは閑散としたビーチが、急な夏日和のせいもあってか、未だかつて見たことないほど人と犬がいた(@_@)

 フェスティバルとはいっても、そう大掛かりなものではなく、簡易ステージでスチールドラムやフラダンスしてたり、駐車場に食べ物の屋台や、動物保護や環境保護団体のブースが20ほど出ているだけですが、普段が静かな場所だけに、ちょっとしたイベントも、「うわー、いつもとは違う!」って感じでワクワク。肝心の鯨は姿を現しませんでしたが、沖のいるか達は、一体何の騒ぎかと興味を持ったか(?)、いつもより、ずっと海岸沿いで跳ねていました。

フラダンス
生演奏でフラダンス。ビーチって感じ~v


飼主の女性にべったりの甘えん坊なオオトカゲは、ビーズのバッグみたいな手触りでした。背中を撫でられるのが大好きなんだって。

 この海岸には岩場もあり、干潮時には、沢山の海洋生物が見れるのも楽しい。小さな蟹や魚、イソギンチャク、ウニやヒトデ、岩場にびっしり張り付いたカラス貝…この貝、食べられるのかなぁ…(ごっくん)


息子とウニ


息子とヒトデ


 このビーチも、すっかり海開きでしょうか。と、いうことは、わに家にとっては、このビーチでのシーズン終了…と、いうのは、ここはリード着用が義務付けられているドッグビーチなのです。同じドッグビーチでも、ハンティントンとロングビーチは、自由に犬を遊ばせることが出来るので、夏の間は、そちらに移動。シーズンオフは、知るも少ないドッグビーチなので、来る人も、たまに見回りに来るレンジャーも心得ていて、勝手に犬を遊ばせているのですが、シーズン中は監視人が居り、人でも増えるので、リードを付けねばなりません。だから、今度このビーチを訪れるのは、シーズンの終わったレイバー・デーが過ぎてから。

 本当は、犬同士はリードが無い方が、互いに警戒心も薄れ、群れの本能が蘇るのか、仲良く遊べるんだけど。ハンティントンでは滅多に見ない、吼えあったり、飛び掛りあったりする犬達を、ここで見かけるのは、リードで繋がれているからだと思う。でも、ウチの犬は好きだけど他の犬はあんまり、とか、大きな犬は怖い、とか、ウチの犬は他の犬を怖がる…な飼い主さんの為に、こういったリードつきで安心して犬と散歩できるビーチは、あっていいと思います。ハンティントンじゃ、ぼーっと座ってたら、いきなり大型犬がはぁはぁヨダレ垂らしてやってきたりするし。犬好きにはご褒美だけど、大型犬に慣れてない人には、ひえー!だよね。

 基本的に、いつも私にくっついてるチップはあまり気にしてなかったけど、サイモンは、はなせ~!と、リードを引っ張って不満げだった。でも、人間的には、今日は、いろんなブースを訪ねたり、フラダンス見たり、BBQ買ってビーチで食べたり、とっても楽しかった。大好きな、シーグラスも一杯、見つけたよv
  1. 2009/04/19(日) 23:34:21|
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IN-N-OUT Burgerのヒミツ

 唐突ですが、近頃、私は、「就活」たるものをしております。就職、とはいっても、フルタイムの仕事を探しているわけではなく、不況の折、仕事依頼がジリ減なので、新しいエージェントを開拓しようというココロなのだけど、申込み先を探して、色々な所を、translation、translatorを、キーワードにほじくり返してみると、アラビア語を筆頭に、中東系言語は、流石に需要が多いとか、ベンガリやタミル等、インドでは、ウェブサイトの翻訳の需要が高いとか、なかなか興味深い。でも、自分の仕事増量活動には、てんで役に立たない情報ばかりで、ふと、我に返ると空しい…

 と、欝になりつつ、今日は、LAのハンバーガーの話。アメリカの食べ物といえば、多くの人が、まず思いつくのがハンバーガーではないかと思いますが、それを実証するように、街のメインストリートには、必ず、ハンバーガー屋さんがある。古くからの個人経営店も健在な街はラッキーですが、日本でもお馴染みのチェーン店は、こんなイナカにまで~!?ってほど、浸透しています。やっぱ、マクドナルド、バーガーキング、ウェンディーズが、アメリカのハンバーガー・チェーン、Big3でしょうが、ここカルフォルニアには、In-N-Out Burgerという、ご当地チェーンがあります。ここ、南カリフォルニアのアーバイン発祥で、カリフォルニア、アリゾナ、ネヴァダ、そしてユタ南部でしか展開していないので、ガイドブックなどで、おススメされていることが多い。正直、私はあんまり好きじゃないんだけど、ご当地チェーンだけあって、根強い人気があるのも事実です。

 で、このIN-N-OUT、裏メニューがあるので有名…って、有名だったら、何処が「Secret」やねん?と、突っ込みの一つも入れたくなりますが、まぁ、かつては本当にヒミツだったのが、時を経て広く知れ渡っちゃったんだ、と、納得しておきましょう。この、裏メニュー内でも、良く知られているのは、「プロテイン・スタイル」たる、パン無しで、代わりにレタスで包んだハンバーガー。何年か前の、炭水化物を絶つダイエットが流行った時代の産物って気がするけど、小腹が空いたときに、いいかもしれない。他にも、2X2(ダブルチーズ+ダブルパティ)だの、3X3だの、好みのチーズとお肉の数を注文できるとか、肉無しでチーズだけのグリルド・チーズなんかがありますが、噂では、100X100も可能らしい…見てみたいものだ。

 うちの息子達が好きなのは、ナポリタン・シェイク。イチゴ、チョコ、バニラの三種のシェイクを、混ぜないで渦巻状に入れた、ナポリタン・アイスクリームのシェーク版。素早く飲み干さないと、全部混ざるので、このスリルがたまらんらしいw

 アニマルスタイル・フライは、フライドポテトに特製ソース、たまねぎ、チーズを乗っけたもので、べジー・バーガーは肉無しトマトが二枚。店員が面白がって作ったものが、そのまんまメニューになっちゃったってノリですね。フライの揚げ具合も、軽めとか、よーく揚げてとか、注文できるし、要は、マニュアル通りの何処で食べても同じ味ではなく、お客様のご要望にお応えします、が、このチェーンのウリなのかもしれません。マクドナルドへの、アンチテーゼかな?このスタイルは、吉野家の、つゆだく、とか、ねぎ抜きのような、注文方式を思い起こさせます。店員さん的には面倒だけど、お客側としては、好みの味に作ってもらえる上、秘密を知ってる通のフリができて、ちょっぴり優越感?

 そして、マクドナルドは、昨年夏に紹介して人気を博したアイスコーヒーで惹きつけた客層を基盤に、不況でスタバなどの高級コーヒーが苦戦している状況に、すかさず、安価でエスプレッソやカプチーノを給する、マック・カフェを展開し始めました。さすがはマクド経営陣、やるなぁ…
 AIGやら、GMは、アホ経営陣をクビにして、ハンバーガー業界からヘッドハントして、経営を立て直してもらうといいと思うよ。
  1. 2009/04/18(土) 22:45:31|
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遠足付添でハンティントン・ライブラリーへ

無茶苦茶、疲れた…

 上息子の、中学校の歴史のクラスのフィールド・トリップで、ハンティントン・ライブラリーへ行きました。ぎゅうぎゅう詰めのスクールバスに揺られること、一時間ちょっと、先生の指定したグループ毎に分かれて、まずは入口前でお弁当。私の担当は、上息子も含めた男の子5人、女の子5人のグループです。お弁当を忘れた子供達の為に、先生がサンドイッチ配ってる。準備が良いと感心すげきか、おべんと忘れんなよ~、と呆れるべきか。

 入場券のステッカーと、見に行く場所に赤丸をつけた地図を貰って、園内へ。前に来たことがあるので、迷わず目当ての建物へ、まだ他のグループが到着する前に入れて、楽勝だねvと、メンバーを数える。1,2,3,4... 一人足りないー!!!(号泣)

 他の子達を、「ぜーったいに、ここを離れないように」と、言い聞かせ、いなくなった子を探しに行って帰ってきたら、最初のチェックポイント、グーテンベルグ聖書前は、既に他のグループで人だかり。じゃ、3番目のチェックポイントのシェークスピアの戯曲を先に見に行こうか、と、言ったら、でも、最初の質問は聖書だし、と、渋る子が出てくるが、有無を言わさず、シェークスピアへ。質問は、ここで展示されている戯曲の原本のタイトルは何でしょう?でしたが、答は、「ハムレットの悲劇。」みんな、ハムレットのお話は知ってるよね?と、尋ねてみれば、名前だけは知っているが2人、聞いたこともないが8人で、激しく、になる私。

 ハムレットはデンマークの王子様でね、最近、お父さんの王様が死んだばかり。その王様の幽霊が出るってんで、ハムレットが会いに行ってみたら、幽霊が、「わし、ほんまは殺されてん」と言う。で、「オレが復讐したっから、親父はちゃっちゃと成仏せえ」と、幽霊に誓ったハムレット君は、気○い(放送禁止用語)の振りをして、様子を探り始めるんだよねぇ…と、話を始めると、「ねぇ、その話、本になってる?」と、きかれて、再び、
 これでも、この子達は、州の進級テストで、LA統合学校区内では最高得点を出した学校の、Honors Class(成績優秀のクラス)の生徒達なのだ。決して、アホの子ではないのだ。アメリカの子供達は、大丈夫なのか…?


 次のチェックポイントは、日本庭園。今日の遠足は、日本の宗教や武士道について勉強したばかりなので、実際に禅庭を見学するのが大きな目的の一つで、それが私が召還された所以。途中、何度かメンバーを失ったり、探しに行ったりしつつ、「さゆり」や「チャーリーズ・エンジェル」などの映画でもお馴染みの日本庭園へ。
Japanese Garden
お天気がいいせいか、平日なのに結構な人出でした。

Huntington Library Japanese House
園内の日本家屋内に設えられた茶室では、お茶会も開かれるとか。


 日本庭園の隣が、枯山水の禅庭です。ここで、禅の説明を…と、人数数えると、また足りない。再び探しに行って、人数を揃え、禅だの茶道だの、枯山水についてだのを、数グループを前に少しお話してから、隣の盆栽ガーデンへ。展示された盆栽を見て回ってから、まだ時間が残っているので、次に何処へ行くかを決めようと、自分のグループのみんなを集めて、5,6,7,8,9… また一人足りない…orz

 妙に盆栽が気に入って、色んな角度から写真を撮っていた子を回収し、過半数が行きたがった竹林へ。こらっ、横道へ逸れるな!勝手に他の班に混ざるな!いきなり座り込むな!ああ、お菊さん、私にはアンタの鬱憤が、よーく判るよ…(滝涙) この庭園の日本家屋を、私は勝手に、番町中学生屋敷と名づける事とする。一人、二人、三人…ああ、一人足りない…しくしく…

 つかれた~、暑い~、出口どこ~、足だるい~、と、ボヤく一団を引き連れて、やっと辿り着いた集合場所でパチリが下の写真。彼らの興味は、ハンティントンの有する稀有なコレクションでも、多彩なお庭でもなく、携帯ゲーム機とiPodなのだ。写真に写ってるのは7人だけだけど、残りは別のグループの子とお喋り中。


 帰りのスクールバスに乗り込んで、先生が、判り易い様に、着た時と同じ席に座れよ~と、言った時には既に遅し、皆ばらばらに座ってるし、もう一台のバスに移動しちゃった子は居るし。点呼してみれば、やっぱり足りない子がゾロゾロで、多分、もう一台のバスに乗ったのかも、いや、きっと乗ったんだ、乗ってて、お願い!と、希望を託して出発。全員、無事に帰りついたことを祈るw
  1. 2009/04/17(金) 22:15:20|
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違法移民問題に思う

 先の火曜日に、Pew Hispanic Centerが発表した調査報告によると、カリフォルニア州の違法移民が少しずつ減少しつつあるそうです。メキシコと地続きのカリフォルニアは、常に、全米でも最も違法移民の多い州でした。2008年のデータでも、その数は270万人と、全米の違法移民の約22%を占めていますが、これは、1990年の42%に比べると、大きく減退しています。下の図は、同センターによる、2008年、州別違法移民数比較ですが、これを見ても、CA州への違法移民集中率が高いことは明らか。

 ですが、1990年代以降、カリフォルニアを素通りして、他所に行ってしまうパターンが増えているとか。その裏には、1990年代以来のカリフォルニア州の経済停滞に加え、州の違法移民対策強化があるとか。違法移民による経済負担に悩む州としては、有難いような、経済力低下の証明みたいな、イヤンなような…

 この調査を取り上げた、LA Timesの記事は、昨今の違法移民は、かつての典型であった働き盛りの男性から、小さな子供を含む家族連れが増えたことに言明しています。日本でも、不法就労していたフィリピン人家族の強制退国が問題になっていますが、国を挙げて騒いでいるうちは、まだまだ問題は大きくない。子供はその国生まれだから在住を認めるけど、親は強制送還なんて事は、アメリカでは日常茶飯事すぎて、コミュニティー紙のネタにすら、なりゃしません。日本は、今のうちに明確な対策法を立案し、不法就労や違法移民に対するはっきりとした枠組みを確立すべきだろ思います。先のフィリピン人家族の問題にしても、子供がこんなに大きくなるまで、この違法移民一家の存在が不明だったというところに、根本的な問題があるのではないでしょうか。戸籍や住民登録等で、住民に関する情報に関しては、先進国中でも傑出した管理システムを持つ日本が、なんで違法移民の子供が普通に小学校に通ってるのがバレなかったかな?

 話をアメリカに戻すと、違法移民の4分の3は、主にメキシコから渡ってきたラテン系で、農業や建設業などに従事し、アメリカ生まれの労働者に比べれば、賃金や教育レベルが大幅に低いのが特徴。例えば、2007年度の違法移民家庭の平均収入は3万6千ドルと、米国生まれの平均5万ドルより、ずっと低い。そして、合法移民が、長く米国に住むにつれ、収入も上がっていくのに対し、違法移民の収入は変化が無い。そして勿論、医療保険やフードスタンプなどが受理できないという、社会福祉的にも不利な立場にあります。こんな風に、違法移民を取り囲む状況は困難な上、アメリカの景気が悪くて、儲けも少ないとなれば、危険を冒してまで、国境を渡ろうという移民の数が減るのは当然の成り行きでしょう。移民の数もまた、アメリカの本当の景気を測るバロメータです。

 それにしても、違法移民の数なんて、一体どうやって数えたんでしょうね??
  1. 2009/04/16(木) 22:16:00|
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LAのエンターテイメント産業が危ない

 今日はじめて、翻訳技能認定試験たるものの存在を知りました。文法や構文などの共通知識に加え、4つに分かれた専門部門から一つを選んで実際に翻訳を行い、その成績如何で、1~4級に加え、基礎級との級認定がなされるのだそうです。説明書きによると、2級同格レベルで実務経験3年以上程度の実力の証明になるんだって。私も内職で翻訳業を営んで、ざっと15年程になりますが、この試験なら自分はどの程度のレベルだろうって、興味あります。でも、受験料高いし、ハーレクイン・ロマンスから医学文書、法律契約書から化粧品の宣伝コピーまで、来る物は拒まず、頂ける仕事は何でも有難く受けさせていただきます、というポリシーの無い姿勢なので、どの分野を受けるのかも、謎。だから、私がこの認定試験とやらを受けることはないでしょう。ってゆーか、オマエの能力はゼロ!とか言われたら、超哀しいしw

 しかし、プロとしては、よそさんに点数付けられる様な、型に嵌った翻訳しか出来ないなら、お金払ってくれるお客さんに申し訳が立たんのではないか、って気もする。お手本に近いのが良い翻訳なら、ソフト使って機械翻訳すりゃいいわけで、わざわざ人間に高い料金払う価値は、各翻訳者の感性と語彙を含めた知識、リサーチ能力や文章センスにあると思うのですが。


 と、2つもパラグラフを使って、翻訳を語っておきながら、今日のお題目は、TVや映画のロケ撮影が減って、LAピンチ!っていう、全く関係の無い話だったりする。

 かつては、犬も歩けば撮影隊にあたるってほど、LAの日常風景だったTVドラマやCM、映画のロケですが、不況と、他州の優遇制政策の煽りを食って、LA地域での撮影数が最低を記録したそうです。この記事の原文は、LA Timesを、見てください。

 不況の折、広告予算引締めによってCM本数が減った上に、スタジオ予算の削減のダブルパンチで、番組制作本数は減少の一途。結果、仕事も減る。カリフォルニア州雇用対策部によると、今年一月だけで、エンターテイメント産業での新たな失業者数は二万二千人。これは州の全労者働人口の約1割にあたるのだそうで、CA州の失業率が高くなるのも仕方ない。

 LA郡経済開発公社の概算では、エンターテイメント産業は、雇用者数は20万人以上、200-300億ドルを稼ぎ出しているのだそうで、名実共に地域の主要産業といえるでしょう。ところが、ユニバーサルやソニーといった大手スタジオが、今年、LA地域で撮影を予定している映画は、たったの5本(昨年は15本)。全米で30州が、映画や番組撮影・制作に対する税金優遇策を採択しており、カリフォルニアは映画の舞台としての魅力を、少なくとも経済的には失いつつあります。焦ったCA州も、映画・TV番組製作者に対する税優遇予算5億ドルを通したものの、これが実施されるのは2011年から。しかも、CMや、制作費が7500万ドルを超える作品には適応されない。大作と呼ばれるような映画は、制作費が$1億超えて当然って御時勢に、これはちょっと配慮に欠けてるって気がするねぇ…

 去年の脚本家協会のスト、そして、俳優組合(SAG)のストの可能性もある。最も大きく影響を受けるのは、このストのお陰で益々給料上がっちゃってvな、スターさんや、売れっ子脚本家ではなく、下請けさんたち。米国全般的には景気下降ペースが緩和したとか、南カリフォルニアの住宅価格は其処を打った、とか、ニュースでは明るい話題も流れているけど、LAに限っては、どん底はこれからやって来るのかもしれない、って気がします。

 と、書きつつ、実は今日、昼間に犬の散歩してたら、隣のブロックで大掛かりな撮影やってた。なんかのTVドラマだって。犬も歩けば、撮影隊に当たった…
  1. 2009/04/15(水) 21:44:51|
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ウチの犬はパンクなモヒカン野郎だった!?

 ネバダ州リノに住むわに夫の従弟が、子供達が春休みなのでLAに遊びに来ており、今夜はうちにBBQに来てくれました。今日は、LA群立自然史博物館とページ博物館へ行ったそう。子供達は、6歳の男の子と4歳の女の子ですが、とてもお行儀が良く、明るくて、好奇心旺盛な良い子達でした。実は、この従弟さん、シングルファーザーなのだけど、お父さん一人で頑張って、上手に子育てしてるんだなぁ、って、感心しました。明日は、ロングビーチの水族館に行くんだって。

 ちっちゃい子でホコホコと和んだところで、我が家の癒し犬、サイモンの話題。ボサビサ毛なので、野原を散歩すれば全身に種をくっつけてくるし、海に行けば、毛が乾きにくいので臭うサイモンは、年に一回、夏前に散髪して、モサモサしたオーバーコートを刈ってもらいます。今日は、お客様も来ることだし、丁度いい機会なので、朝から近所のペットショップに連れて行きました。


サイモン、ヘアカット直前

 数時間後、迎えに行くと…
Mohawk Dog
モヒカン!?

Punk Dog
パンク!?!
  1. 2009/04/14(火) 22:44:54|
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ASEAN会議ぶちこわし

 タイという国は、一体どうしちゃったんでしょう!? まずは長期に渡る空港閉鎖、そして今回の、ASEAN首脳会議でのデモ。国民全員を挙げて、国の評判を落とすのに全力を尽くしております!と、でも言わんばかりの勢いです。関連会議会場のホテルにタクシン派(反独裁民主主義同盟)のデモ隊が侵入して、各国首脳がヘリコプターで緊急脱出を余儀なくされたなんて、タイの治安組織は信用できない、要人を招いての国際会議の場として相応しくない、と、大きな不信感を植えつけてしまいました。だいたい、今回のデモだって、前以て予想され得る事態だった筈なのに、

 今回のASEAN+3会議は、アジア圏内のみならず、世界経済の行方を占う意味でも、その成果が注目されていましたが、このような結果に終わってしまい、北朝鮮のミサイル発射に続いて、アジアの不安定さを印象付けてしまったように思います。この世界的な不況時に、未だ、それなりの安定を保っているアジア諸国の、国際社会における躍進の機会を、とりあえず一つブチ壊してくれたのが、今回の不祥事でしょう。

 思えば、日本を『失われた十年」に追い込んだ、アジア経済危機は、1997年7月に、ここ、タイにおいて始まりました。その同じ場所で、ASEAN関連会議が行われるというのは、皮肉でもありますが、同時に、10年前の危機を乗り越えた国々が集うという、危機に面した多くの他国へと、経験からの提言を示すことも出来たかもしれない会議だったはずです。それが逆に、ダメだ、こりゃ状態を晒すことになちゃった。

 世界的な不況の波は、これからアジアにも一層大きな津波として押し寄せてくる可能性もあります。タイでも、農村部からの移民が増え、一層の都市部治安保持が必要とされるのは必須。そんな時期に、国内の政情不安によって首都が非常事態にあるというのは、一層の混乱を確定化したといってもいいでしょう。反独裁民主主義同盟を支えているのは、農村部と貧困層ですが、国の混乱の影響を、最も大きく受けるのも、この層のはず。これから一体、どんな困難が、この国を待つ受けているのか?国民に慕われ、絶対的な信頼を誇る、王様の健康状況も加え、とても不安です。


 ところで、「高速化」したらしいFC2ブログ、自マシンでは違いが判らないので、図書館の開放PCで、このサイトを開いてみました。URLを打ち込んで、一番近くの本棚に行って、漫画本を一冊選んで(PCはティーン・セクションにある)、PC前に帰ってきて座って、本を開いて、目次を見ていると、やっと全ページが表示されました。十分過ぎるほど遅いです。早速、スポンサーサイト表示付き、高速化ツールを外させていただきました。どうもありがとうございました。ヽ(`Д´)ノ
  1. 2009/04/13(月) 22:00:57|
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核全廃は無理かも?でも、努力は無駄じゃない筈

 週末だ、お天気だ、ドッグビーチだ。今週は、北のレオ・カリージョ。風が強くて寒かったけど、犬達と、若息子は、岩場に上ったり降りたり、水を蹴ったりで、とても元気。母と上息子は、ビーチタオルに包まって、岩場に隠れ、わに夫は間をウロウロ。今日は、イースター・サンデーで、途中、前を通ったレストランは、何処も大盛況のようで、駐車場に納まりきらない車が、路上に一杯並んでいました。ちょうどラジオで、景気が悪くて、レストランなどのサービス産業がどれだけ悪戦苦闘しているか、という内容のプログラムを聴きながらのドライブだったので、なんだか可笑しかったw

 海岸で風に負けた私は、散歩もそこそこで雑誌を読んでいたのですが、その一冊、4月11-17日号の、「The Economist」の巻頭記事は、「The World Without Nuclear Weapons(核兵器のない世界)」でした。北朝鮮のミサイル実験を受けての論説と、東京、北京、ソウルからのレポートから成り、本来ならこの号の巻頭であっただろう、G20会合に関する記事は、「中国とG20」という1ページ記事だけの扱いに。北朝鮮の、このミサイル発射の目的の中に、世界の注目を集めることが含まれていたならば、その目論見は成功したわけです。この論説、「Safe without bomb?」の原文は、エコノミストのHPのここを、見てください。

 皮肉なことには、ミサイル発射の数時間後に、オバマ大統領がプラハで核廃絶の理想を語り、そのまた数時間後には、ロシアと中国が、国連安全保障理事会にて北朝鮮への制裁決議を阻止、議長声明案で基本合意という、どっちらけに終わってしまった。オバマ当選は、世界に多くの夢をもたらしたけど、現実はいきなり厳しかった

 オバマ自身、自分が生きてるうちに、核全廃はムリかもね、と、認めているし、核兵器なんぞ無いに越したことは無いんだけど、そうもいかんので、抑制する米国の核の傘を維持するよ、と、なんか、矛盾したことを付け加えています。目標は全廃、でも無理っぽいんで、少しづつ数を減らしていこうね、が、オバマの本音であり、今後の方針かと思われます。オバマ大統領と、ロシアのメドベージェフ大統領は、核弾頭削減に合意したし、核保有を公認されている常任理事国5カ国のうち4カ国が、削減に向けた方針で足並みを揃えています。ウチは減らさないアルね!なのは、言わずと知れた中国さん。ああ、日本って、ご近所さんに苦労させられるねぇ…orz

 でも、この論説が心配しているのは、この5国じゃなくて、NPTメンバーなのに勝手に核を保有してるイン・パキ、NPTから脱退して、保有してる(ふり?)の北朝鮮に、イラン、シリアといった存在、そして、原子力発電の増加に伴い、テロリストなどが核を盗んだら…と、いう、スパイ映画でおなじみのシナリオ等、脅威は増え続けるばかり。冷戦時には、米国とソ連は互いの核の数を競い合うことで牽制しあってきたけど、今度は、どちらもが同盟国を庇護する為に、減らしたい、でも、減らしすぎたらミサイル防衛が足りなくなるんじゃ、と、いう新たな課題が出来ちゃった。北朝鮮みたいな、この論説いわく、「rule-breaking as a national pastime (規則破りが国家の娯楽)」なんて国が、のうのうと世界の非難を鼻先でせせら笑いつつ、核搭載機能を有するミサイルを飛ばしてるんだから、オバマの夢は、夜にも開かないし、この先も決して開かないかもしれない。でも、核の無い世界を目指す努力が、安全をもたらすかもしれない…と、いうのが、わにの私情を交えた、この論説の要旨(ああ、使えねぇ…)。

 それにしても、なんだって、北朝鮮がのうのうとしていられるのか、国民が餓えているのにミサイルを開発し、他国(ウチだよ、うち!)に多大な迷惑をかけ、国際社会のルールを破っても平気なのか?もっと突っ込むと、なんでイラクやアフガニスタンには攻め込んで、イランも「攻撃すっぞ!」と脅してた藪政権は、北朝鮮は黙視していたのか?石油がないから、と、言ってしまえばそれだけだけど、今度のオバマ政権だって、これといって、手を打たないだろうって気がする。

 それでも、プラグでの演説は、オバマの今後の核削減交渉に向けた戦略なのかもしれない、オバマってば、まじで、エコノミストが期待するように、核の無い世界を目指そうね、という姿勢で、その努力を促すことで、安全を維持しようとしているのかもしれない、という期待は持てます…と、いうか、持ちたい。世界は、核が存在しているから危険なのではない。平和の均衡保持という世界の大多数の望みと、その為に結ばれた合意である、核使用に関する規則を破るものがいるから危険なのです。

 赤は止まれ、青は進めという規則を、相手が守るであろうという期待を元に、私達は青信号を渡ります。相手が信号無視して突っ込んでくるって判っていたら、オチオチ交差点なんか渡ってられない。その信号無視ヤロウが、今回の場合は北朝鮮だったのです。それでも、信号を立てることで、交差点は、より安全になったはず。だから信号も、赤は止まれ、青は進めのルールも、必要なのです。だから、規則を作ろう、規則を守るインセンティブを作ろう、規則違反した奴は罰しよう、と、世界が合意すべきであり、これに関しては、米露の協力が必須だと思うのです。がんばれ、オバマ。がんばれ、アメリカ。てめぇが最初に核を開発したんだから、落とし前つけろ。
  1. 2009/04/12(日) 23:05:09|
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Meet Bo、オバマ家に犬が来た

 アメリカ中が待っていた、と、言ってもいいんではないかってくらい注目されていた、オバマ一家の犬探しが、遂に終わりました。以前より、大統領が言っていた通り、ポルトギーズ・ウォーター・ドッグが、ホワイトハウスにお目見えです。タキシードで正装した、黒と白の6ヶ月の子犬、Bo(ボー)くん。右が、彼の写真ですが、ヌイグルミみたいでカワイイね

 ボーくんは、やっぱり、この犬種を飼っている、エドワード・ケネディー・マサチューセッツ州議員からのプレゼントだそうです。犬を飼うのは、オバマ大統領の「公約」の一つでしたから、ここに果たされたわけですが、ちょっと待て!シェルターから引き取る、って話は、どうなったの!?!

 犬種は、ポルトギーズ・ウォーター・ドッグかラブラプードル、と発表されて以来、んな犬が都合よくシェルターにいるわきゃねー!と、いう懸念はありました。私も、このブログの、今年一月13日の記事で、触れています。で、案の定、それは適わなかった。

 かわりに、オバマ家は、ワシントンD.C.のHumane Society(愛護協会)に寄付を行うそうです。わに夫婦のFirst Baby、今なお「わに家のお兄ちゃん犬」として永久欠番の亡き愛犬、かまってが来たのがここ。未だに、かまっての名前で、毎年寄付している組織なので、この組織が潤うのは、個人的に嬉しいんだけど、それでも矢張り失望しました。だいたい、娘さんがアレルギーだから特殊犬種、って言っても、ホワイトハウスのお犬様なんだから、ちゃーんと専門の訓練士やお世話係が付くんでしょ。ちゃんと毎日ブラッシングして、清潔にしていれば大丈夫なはず。それでも心配なら、なにも、こんな特殊な犬種に固執しなくとも、普通のプードル種でもいいじゃない。賢いし、毛は抜けないし、シェルターにもいるし。結局、シェルターの犬は信用できなかったってことなの?あーあ、がっかりだー!!


 ところで、ソマリアの海賊に人質にされたアメリカ人船長の解放を巡って、未だ、交渉が続いています。藪だったら、今頃、既に海兵隊とか千間とか送り込んでそうだw でも、そこまでやらなくていいけど、ちゃっちゃとNavy Seals送り込んで救出すりゃいいのに、って、思うの、私だけ?

  1. 2009/04/11(土) 23:39:07|
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若きピッチャーの死

Good grief、なんてこったい…

 そうとしか言い表せないような悲劇です。今朝の新聞の一面を見た途端、溜息が出てしまいました。水曜日のナイターで、満員の観客を前に6回を無失点で抑えたアナハイム・エンジェルズ、22歳のニック・エイデンハート投手が、その同じ夜、友人の運転する車に同乗中、信号無視で突っ込んできた酔っ払い運転の車に衝突されて、亡くなりました。深夜を少し過ぎたころ、友人達とダンスクラブへ向かう途中のことでした。

 将来を渇望されながら、利き腕の怪我によって野球を中断せざるを得ず、手術と長いリハビリの末、やっとメジャー・リーグへと返り咲いた、その第一戦目の直後でした。仲間と、ML復活を祝っていたのでしょうか。エイデンハートと同乗していた他の二人は死亡、残りの一人も重傷だそうです。同乗者3人は、野球が強いので有名な、地元、カリフォルニア大学フルトン校の学生です。被害者達と同年代の加害者は、酔っ払い運転で免許停止中だったにもかかわらず、再び酔って車を運転し、猛スピードで赤信号に突っ込んで、未来ある若者達の命を奪い、現場から逃げ去った。この加害者もまた、未来を失ったも同様でしょう。

 今日のLAは彼の死を悼み、街の電光掲示広告には、追悼のメッセージが流されていました。昨夜のエンジェルズ戦はキャンセルになったそうです。私は野球は好きだけど、別にエンジェルズのファンじゃありません。むしろドジャーズの方が気になるのですが、それにも、被害者がプロや食う選手だったってことも関係なく、彼のように頑張ってる若い人が、こんな無意味な事故で亡くなるのは、あまりにやるせない。
Mourning Adenhart

 せめて、これをきっかけに、飲酒運転や無謀な運転に対する懲罰が厳化されれば、と、調べてみれば、既にかなり厳しいものでした。つまり、いくら罪を重くしても、罰を厳しくしても、飲酒運転をなくすことは出来ないのです。だけど、厳罰が少しでも、このような悲劇の削減に貢献しているなら、飲酒して判断力と反射神経が鈍っている状態での運転はマズイって、理性で制御できなくとも、「やべ!罰金、投獄、免停いやだし」な、飲酒運転を減らしていることに貢献しているなら、厳罰を設ける意義は十分にあると思う。そして、LA地域に沢山の溜息を吐かせたに違いない、この事故に、何か意味があるならば、若いエンジェルズ・ファンに、飲酒運転の恐ろしさを叩き込んでくれること、だと、思います。

それにしても、哀しいね…
  1. 2009/04/10(金) 22:09:18|
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モンスター対エイリアン

 息子達は、今週一杯春休みです。放置しておくと、一日中ゲームして遊んでるので、とにかく連れ出すさねばならぬ。で、今日は、近所に住む、若息子のお友達も連れて、ドリームワークスのCGアニメ、「モンスター対エイリアン」を観に行きました。IMAXで3Dだぜ!飛び出す画面、楽しい~

 入口で3D用メガネを受け取り、ガラガラの劇場へ。ま、平日の昼間だし、こんなモンかな。4つ目、タコ型宇宙人・ギャラクサーの侵略に、ゴキブリ博士(この「博士」が重要)、半魚人のミッシング・リンク、アメーバのB.O.B、巨大幼虫のインセクタザウルス、そして、よりによって結婚式の日に宇宙から突然降ってきた謎の隕石の影響で巨大化してしまったスーザンの5人(5モンスター?)が立ち向かう、というコメディー。だから、原題はちゃんと、「Monster vs. Aliens」ね。

 ドタバタ喜劇の好きな息子達は笑い転げ、ドリームワークスの他のCGアニメ同様、沢山の映画のパロディーが盛り沢山で、大人にも楽しい。大筋はゲラゲラ笑えるおバカ話なんだけど、その実態は、「セルマとルイーズ」以来の、フェミニズム映画かもしれない。

 この映画は実は、自分勝手な男に簡単に言い含められる内気な女性だったスーザンのempowermentのお話なのだと思います。僕達はチームなんだから、と、自分の出世のために、スーザンにとっては大きな夢だったパリへの新婚旅行を勝手にキャンセルしてしまう花婿のデレク。納得いかなくとも、そうね、あなたの夢は私達の夢よね、と、同意してしまうようなスーザンが、はじめは怯え、自分の身の上を嘆いていたのが、宇宙から来たロボットをやっつけ、多くの人を助けて、自信をつけていく。自分の持つパワーに気付いていく。独り立ちし、自分の意思で、自分の信じるものの為に果敢に立ち向かっていく。これぞ、フェミニズムの極意じゃないでしょうか。

 ところで、スーザンのホームタウン、カリフォルニア州・モデスト(Modesto)は、modest(控えめ)の韻でもあるけど、本当に実在する街で、ジョージ・ルーカスの出身地であり、カリフォルニア州で最も空気が悪いことで有名です。スイートなロボットのロマンスの背景に消費社会への警鐘を込めた「Wall・E」といい、この「モンスター対エイリアン」といい、お子様アニメ、侮れませぬな。下に、この映画の予告を入れておきます。この絵柄、日本じゃ受けなさそうだけど、面白かったし、日本でも早く公開してほしいな。日本では、どんな反応で受け止められるか、楽しみv

  1. 2009/04/08(水) 22:13:39|
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被爆二世の読む「夕凪の街 桜の国」

 ちょっと、この下のスポンサーリンクって何!?一体、何時の間に加わったの!?FC2さん、もしかして経営難??広告が小さいのが魅力だったのに、急にスポンサーリンクなんて、そんなの聞いてなーい!って感じ。でも、タダで使わせて頂いてる身だし、文句言うなってっかぁ?

 と、慌てつつ、今日はいきなり、先日、ハンティントン・ビーチに行った帰りに、BookOffで買った、「夕凪の街 桜の国」の感想。いつもは、$1コーナーからしか買わない、渋ちんの私が、この薄い漫画に6ドルも払ったのは、映画化もされた、この作品の評判と、広島の原爆を扱った作品だと聞いていたからです。さらりと立ち読みで読み終えられてしまいそうな薄さですが、じっくり読んでみたくて、購入しました。で、軽く読み流してみて、あひゃひゃひゃ、と、動転して、家を一周してしまった。ちなみにウチは狭いので、一周しても1分も掛からない。

 表題から察せられる通り、広島原爆投下後から10年後を舞台に被爆した皆実を巡るお話と、皆実には姪にあたる七波を主人公にした現代を舞台にした物語の二部構成です。七波は、戦後60年目で28歳って、えらい若いんだが、ご両親、そんなに晩婚?って、突っ込みはさておき、私がアヒャったのは、被爆二世である七波の、「わたしも、いつ原爆のせいで死んでもおかしくない人間と決め付けられたりしたんだろうか」って、台詞。

え??決め付けられてたの!?!

 私も一応は、被爆二世です。長崎市内の親戚の家に疎開していた父は、原爆投下時には尋常小学校の机の下に潜っていたそうな。その父は、3年前に75歳で亡くなりましたが、原爆の事を聞くと、キラキラしたものが一杯降ってきて綺麗だった、としか、教えてくれませんでした。妹が中学校の修学旅行で広島に行く時には、そんなモン、わざわざ見に行かなアカンのか…と、こぼしてた。

 私は普通の人間ですから、そりゃ、「いつ死んでもおかしくないわ」けですが、そういう一般論は横に置いといて、ナガサキはヒロシマよかマイナーだとはいえ、原爆落とされたのは同じだし、するってーと、私も、いつ原爆のせいで死んでもおかしくないと決め付けれてるってことですかぁ?!?あひゃはやひゃ(←自分を失っている最中を表す表現らしい)


 と、私が奇声を発しながら家をぐるぐる回っている頃、国際社会のきかんぼう、ヴェネズエラのチャベス大統領は、アメリカは原爆投下について日本に謝罪すべきだ、と、尤もだけど大きな声で言えた者は少なかった正論を、東京で吼えていた。ああ、このオッサン好きだ。でも、謝って、そんじゃ一件落着ってことに、じゃ困る。謝罪したからって、過去にしてしまってはいけない。核の脅威は、未だ現役なのです。謝罪云々より大事なのは、行動でしょう。その、兵器としての非人道的な存在を訴え続け、核を脅迫の道具に使っている国々に、立ち向かっていくことでしょう。

 と、マクロ的には、過去を忘れてはいけない、原爆被害を語り継ぎ、その脅威を伝えていこう、な、立場なんだけど、ミクロに個人的には、もー被爆者どうこうっての忘れてよー、もーね、蒸し返して欲しくないの、40過ぎまでこうやって元気に生きてきたんだし、父だって長年病に臥せってたけど、被爆と関係なかったし、だいたい子供の頃から超病弱の筈が75まで生きたしさ。ほぉー、二世ですか、不安ですね、ええ、不安でしょう、そりゃー不安に決まってますよね!って、突っ込むの止めてくんないかな、と、思ってしまう、この矛盾。


 作者の、こうの史代さんは、1968年広島市生まれ。私と同年代です。でも、あとがきによると、広島市に生まれ育ちはしたけど、被爆者でも被爆二世でもありません」だそうです。なるほど、実際の被爆二世である私よりも、ヒロシマ、原爆は身近であったでしょう。被爆者や二世に対する差別も目の辺りにしてこられたのかもしれません。私自身、差別されたことはないけど、広島市内では、また状況は違っていたでしょうし。そのような中にあって、被爆は、「よその家の事情」と、作者が言い表すように、一歩隔てられるからこそ、こういった冷静なお話が描けたのだとも思います。

 自分で書いてて、まるで非難してるみたいに読めてイヤなんですけど、それは単に私文章力が足りないせいで、イヤミとか批判、所詮第三者とか言いたいんじゃないんです。お話は名作だと思うし、登場人物の表情や、仕草など、漫画としても読み応えあるし、むしろ地味目な絵柄も好き。それに、「よその家の事情」視線だからこそ、「遠慮している場合ではない、原爆も戦争も経験してなくとも、それぞれの土地のそれぞれの時代の言葉で、平和について考え、伝えてゆかねばならない筈(同じくあとがきからの引用)」という問題提起が生きるのだとも思います。薄いのに高いですが、文庫版も出ているらしいので、目にしたら一読してみてください。映画のほうも、機会があったら観たいな。
夕凪の街 桜の国 (双葉文庫)夕凪の街 桜の国 (双葉文庫)
(2008/04/10)
こうの 史代

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  1. 2009/04/07(火) 22:23:31|
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Knott's Berry Farm

憧れのナッツベリー・ファーム行って来た!!

 その名の通り、ナットさん所有のベリー畑から始まった、アメリカで最初のテーマパーク、ナッツベリー・ファーム(公式サイト)。本物の西部の廃村から建物を移動して出来たゴースト・タウン、スヌーピーがテーマで子供向け遊具の充実したキャンプ・スヌーピーなどのテーマパークを有する、この遊園地は、私がカリフォルニアに引っ越してくる前から、いえ、まだ日本にいる頃から、一度行ってみたいと思っていた場所です。私は、ゴーストタウンとスヌーピーが好きなんである。

 LAに来て、お休みの日に行きたい場所リストの上位にあったにも関わらず、今まで行けなかったのは、入場料の高さゆえ。通常入園料は$51.99、三歳もしくは身長122cm以下は$22.99。高いよ!AAA(全米自動車協会)割引とか、インターネット割引とかあるんだけど、それを考慮しても結構なお値段。でも、どこかにきっと安くで行ける方法があるはずと待つこと1年半、今週一杯春休みの若息子が、小学校で、春休みスペシャル、入園料半額のクーポン貰ってきたですよ

 大阪のユニバーサルみたいに、園内で着ぐるみスヌーピーに会えるかなvと、いう期待は外れ、着ぐるみに会えるのは開園直後だけだそうで、巨大スヌーピーとウッドストックと一緒に記念写真とは相成りませんでしたが、お客さんが一杯なのは驚いた!私達が到着したのは、昼過ぎでしたが、広大な駐車場は半分が埋まっていました。いくら、近辺の公立学校は春休み中だとは言っても、今日は平日、月曜日。夏休み中の週末なんて、一体どれだけ混み合うのか、想像も付かない。このナッツベリー・ファームは、ディズニーランド本家から、車で10分ほどしか離れていません。ディズニーにお客取られて、実は廃れてるんじゃ…なんて、密かに心配していたのですが、全くの杞憂のようです。

 遊具は、絶叫マシーン・エリアから子供向けの乗り物まで幅広く揃っており、ジェットコースター苦手な上息子も、怖い物知らずな若息子も満足。様々なショーも行われています。私達も幾つか見たけどわに家のお気に入りは断然、コメディー仕立ての西部劇スタント・ショー。笑い上戸の上息子は、笑いすぎて椅子から落ちてました。西部劇のショーなのに、時折、背後を絶叫マシーンが叫び声と共に通り過ぎていくのがシュールw
Knott's Berry Farm


 ゴーストタウン内を走る、本物のリオ・グランデ鉄道の機関車と車両を使った列車に乗っていると、列車強盗が現れたり(私は後ろからホールドアップされてしまった)、園内でいきなりガンファイトが始まったり、楽しい余興が一杯。乗り物やショーだけではなく、西部開拓時代と、ポニーライドエクスプレスに関する小さな博物館あり、それぞれパークにちなんだテーマのギフトショップあり、至れり尽くせりです。

 一日中、遊びまくった後は、ナッツベリー・ファームの元祖・ナット夫人のチキン・ディナー・レストランへ。元々、ベリー畑を営んでいたナットさん夫妻は、大恐慌時に苦しい財布を補おうと、まずは自分ちの畑で取れたベリーで作ったジャムやパイを売り始めました。これが評判になって、遠方から買いに来る人も出来たので、週末にはフライド・チキンのディナー・セットを売り出すように。これが、またまた大評判で長い列が出来たので、お客さんが待っている間にも楽しんでもらおう、と、ショーや遊具を設えたのが、この遊園地の始まりなのです。サービス精神、ここに極まれり、でしょうか。

 名物に美味しいもの無し、っていうけど、ここのディナーは美味しかった。からっと揚がったチキンも、甘いグレービー(肉汁)も、素朴なご家庭の味。聞きなれない名前のボイゼンベリーは、ナットさんがイチゴやラズベリーなどを掛け合わせて独自に作った作物です。ここでの飲み物は、ボイゼンベリー・パンチがお勧め!ボイゼンベリーのパイも食べたかったけど、お腹一杯でムリだった。前の恐慌はナッツベリー・ファームを生んだ。今度の恐慌は、何かを生むでしょうか?恐慌をきっかけに生まれ、いまだ存続し、成長し続ける、この遊園地が教えてくれるのは、お客に対するサービス精神と、型に嵌らない斬新なアイデアの大切さではないか、と、私は思います。
 
Mrs. Knott's Chicken Dinner Restaurant
ナット夫人のチキン・ディナー・レストラン、創業1934年。後ろは木造巨大ジェットコースター


 このお向かいには、スヌーピーのお店もあって、わに、ウハウハ。でも、日本のスヌーピーハウスと比べたら、物足りなかった(どっちが本家だ!?)。 ここで、上息子はチャーリー・ブラウンTシャツ着買いました。黄色に黒でギザギザ模様の入ったアレね。そういや、スヌーピーのモデルで、シュルツ氏が子供の頃に飼っていた犬、スヌーピーの原型のスパイクの写真、うちのチップにそっくりなんだよねぇ… 今度、並べて、写真撮ろうw


夕暮れの遊園地
  1. 2009/04/06(月) 22:03:00|
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Hungtington Dog Beach

 ものすごくいい天気!だったので、またまた犬達と一緒にビーチへ行きました。先週は、北のレオ・カリージョだったので、今日は南のハンティントン。レオ・カリージョが、余り混んでいなくて静かなのが魅力なら、ハンティントンは逆に、いつも沢山の犬達で賑わっているのが魅力です。先週は、まだ水が冷たかったけど、今日は十分泳げる温度…とかいっても、このビーチはとーっても浅瀬なので、水泳には向いていない。でも、その分、犬達(と子供達)が水をばしゃばしゃしながら走り回るには最適。



 砂に沢山の黄鉄鉱(パイライト)が混ざって、キラキラと、とても綺麗。黄鉄鉱は、コロラドの鉱山では「Fool's Gold」と呼ばれるほど、見た目は純金に似ています。でも、パイライトあるところ、本物の金もある可能性が高いそうなので、実は海底に黄金鉱脈が…?? 

砂浜が金色



楽しかったねv
  1. 2009/04/05(日) 22:25:50|
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日本人よ、頭を高く挙げよ!!

 歯が痛いと文句を言っていた若息子を、わに夫が歯医者さんへ連れて行きました。乳歯が引っかかって永久歯が生えてこれないので、火曜日に抜歯だって。うにゃ 同じ時間に、上息子はピアノの練習があり、私は上息子をつれて、レクリエーション・センターへ。いつもの時間にレッスンが出来なかったので、今日は、その埋め合わせだったのです。レッスンは30分 --- のはずが、1時間経っても出てこない。一時間半後、さすがに様子を見に行くと、上息子とピアノの先生…丹下のおっさんこと、ビクターが、二人で勝手にアレンジしたジャズ調メリーさんの羊を連弾して盛り上がってた…orz

 ところで、北朝鮮の「人口衛星打ち上げ」は、今日のLA Timesでも、一面で報道されました。やっと今頃、ですが。撃つな、と、警告されても、撃つ。オバマはこの件に関し、遺憾であり、北朝鮮に対する制裁を考慮すると述べましたが、どこまで本気なのでしょうか?中国やロシアに至っては、日本が騒ぎすぎだ、などという声もあるそうですが、失礼千万ない!かつて、ケネディーは、キューバの核の危機に断固とした対応を取ったことで支持を得ました。日本も、隣国の無法に断固とした態度で挑むべきです。いつまでたっても、国際社会の風潮に流されるままの日本でいてはならない、と、思います。

 これが、アメリカなら、国民を不安に陥れた、ということは、立派にテロ行為であり、国への脅威として取り扱われるはず。なんでもアメリカ式を見習えというのではありませんが、今回の北朝鮮による横暴は、周りの国はウチが騒ぎすぎだって言ってるし、まぁ、いいか、で、収められるべき事態ではありません。日本には、国際社会において、より一層の存在感と発言力を発揮して欲しい。今の日本は、北朝鮮はもとより、ロシア、中国になめられている。私は、日本人一人ひとりに聞いてみたい。このままでいいのですか?と。私は、周りの国に舐められて、財布扱いにされる日本はイヤです。だから、どうすればいいのか、と、微力ながらも、せめて考えたい。ネットの片隅のそのまた重箱の隅からでも、叫びたい。日本人の皆さん、自信を持ってください、と。胸を張って、国際社会に主張しよう!
  1. 2009/04/04(土) 22:36:52|
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日本の存在感が薄れつつあることへの不安

 世界中から首脳を一堂に集めたG20、始まる前には期待あり、不安ありで、結構、話題になっていたのですが、実際には、なんだか呆気なく終わってしまいました。会議は出来合いの馴れ合い合意に徹され、話題は、オバマ夫妻の英国女王へのプレゼントとか、オバマ夫人がエリザベス女王の肩を抱いて写真に写ったこととか、女性週刊誌のネタみたいな小事ばかりが、ニュースを賑かしたりして。世界的な経済危機にあるというのに、この悠長さは何なのでしょうか?

 なにも、みんなで「てぇへんだ、てぇへんだ~!」って、走り回るべき、って言ってるのではないのです。むしろ、各国首脳たちが大きく構えて、安心感をもたらしてくれるのは良いことだと思うのです。でも、なにか違和感が抜けない。みんなでエリザベス女王と並んで記念撮影して、IMFの役割を拡大して、協調財政処置に合意して… 前の大恐慌の時、合意に達しないまま、何日も揉めた挙句、ずるずると大戦にもつれ込んだことを思い出せば(いえ、流石に私でも、当時から生きてた訳じゃありません。そういう事を、どっかで聞いたか、読んだかを思い出しただけです。念の為)、スッキリ一日で終わってよかったね、やっぱ、根回しは大事だね、なのですが、あんまり、あっさりしすぎて拍子が抜けたというか…(-人-)

 20ヶ国がここに合意に達したのは、本当に重要かつ大きな一歩ではあるけれど、この危機時に、もっと劇的な進歩や対策で、「おおーっ!」と、言わせて欲しかったのも本音。だってアメリカじゃ、また懲りもせず、経営不振で連邦管理下にあるフレディーマック(住宅貸付抵当公社)と、ファニーメイ(住宅抵当公庫)が、工学ボーナスを支給するというニュース。彼らにとっては、連邦政府も、国民も、世界の非難も、蛙の面に小便、痛くも痒くもないらしい。そして、北朝鮮は、サミットに呼ばれなかったので、世界の気でも引きたいのか、ミサイルを発射するという。オマイは、お姫様誕生のお祝いに呼ばれなかったから拗ねて呪いをかける、魔法使いの老婆か、何かか?日本国民が、もしもそのミサイルが落ちてきたら…と、怯えている、真っ只中だというのに、国際社会は何の手も打たない。それどころか、同盟国であり、安全保障条約関係にあるアメリカでは、話題にすら上らない、ニュースにもなってない。それに、今回の金融サミットでの、日本の存在感の薄さは一体、何!?

 日本は経済大国です。多くの若者文化の最先端、発祥地でもあり、日本製品は世界を席巻しています。かつてほどの勢いはなくなったとはいえ、いまだ援助大国でもあるのです。客観的に、GDP、失業率、援助額、国際収支、識字率、教育レベル、保険衛生レベル等々の数値を見ても、日本は間違いなく一流国なのです。今回のサミットでも、首相は更なる財政支援を約束しました。米国、欧州諸国の経済の基盤が危ぶまれる今、一番、安定しているのが日本です。日本は、世界の超一流国です。もっと、主張してもいいんじゃないの!?!
  1. 2009/04/03(金) 22:48:32|
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「ER」最終回

 今夜は、若息子の小学校でオープンハウス。その為に、小学校は二時間早く終わって12時半下校。なんだか、よく判らん。オープンハウスそのものは、自分の子供の作品を見たり、父兄懇談会の時間を予約する為に、校長やPTA会長の自画自賛を延々聞かねばならない、という、つまらないもの。ところで、この学校、毎年、資金集めのオークションをしているのだけど、今年は、その20周年ということで特に気合が入ってた。で、その収益は100万ドル超えだって!凄すぎる… 公立なのに、金持ちの多い学校だとは思ってたけど、なんか桁が違うわ(@_@)

 オープンハウスで脱力して、今夜はTVドラマ「ER」の最終回だったのに、見るの忘れちゃったわ。見てたのは初期の数シーズンだけとはいえ、15年も続いた番組のフィナーレだけに、一応見ようかなって思ってたのに、すっかり存在が忘却の彼方に。で、変わりに、こうやって、ネットで最終回のあらすじをチェックしてるうちに、深夜になっちゃったんだけど、ま、二時間見るより、結局は、あらすじだけチェックして十分だったかな?って感じ。

 最終回では、貧困所得層向けにクリニックを開業するカーターのお祝いに、スーザン、コーディー先生、ベントン先生、ウィーバー先生といった懐かしい顔が集まり、お酒を飲んでるところで事件発生。シカゴ・カウンティー・ジェネラルのER前では、工場の火事で怪我した人たちが運ばれてくるのを、今のキャストみんなで迎える。次々と到着する救急車、早速仕事に取り掛かる面々を、医学生(研修医かな?)のレイチェル(グリーン先生の娘)と感慨深げに見ていたカーター先生も、「カーター、アンタも働いてんのか」と、声をかけられて、「当たり前だろう」と、参加する…、と、ドラマは終わるけど、ERの日常は今日もまた続いていく…って感じで大団円。結局、このドラマは、研修医としてERに参加した理想主義者のぼんぼん、カーターが、いっちょまえの医師になる話だったのか、と、ふと思いました。この役を演じるノア・ワイリーも、15年の時を経て、前髪の後退したええオッサンになったしね。

 この最終シーズンでは、肝臓移植の必要なカーターの支援に、ベントン先生が現れたり、ジョージ・クルーニー演じるロス先生と看護婦のキャロルが、現在自分達が勤めるシアトルの病院で移植用肝臓の確保に勤めたり、と、既に過去のキャラクターの今が紹介されていました。最終回、二時間のスペシャルのうち、半分はなつかしの名場面的構成だったらしい。騒ぎに騒いだ、ジョージ・クルーニーの最終回登場って、これのことかよ?ま、多くの視聴者は、最初の頃は一生懸命見てたけど、この頃はすっかり御無沙汰で、ってパターンだろうから、最終回の前に、おさらいを、ってサービスかな?と、実際にエピソードを見てもいないのに、ここまで語ってしまう私って一体…?と、今、気付いた…orz

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  1. 2009/04/02(木) 23:35:06|
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iPodと肖像写真(どっちもいらんわ)

 昨日は、さんざ日本のエイプリルフールで盛り上がった私、今朝はNPRで、一応、嘘ネタをやっていたのをキャッチ。スポーツチームが、動物をマスコットにしたり、その動物にちなんだ色をチームカラーにしているのは、その動物の尊厳を侵していると、保護団体が訴えた…という、勿論これは、ネイティブアメリカンが、「インディアンズ」や「レッドスキンズ」といったチーム名に不満を評していることのパロディー。あーあ、嘘のレベルが低い!低すぎる!それよか、今日からCA州は消費税が値上げです。これこそ、ウソだと言って!ですよ。

 でも、今日の全米の注目は嘘ではなく、ホントの話。今日一日で何度も聴いた、オバマ夫妻のエリザベス女王へのプレゼントが、iPodだった、という話題。つまらんプレゼントだ、センスない、と、下馬評では不評だけど、そのお返しにエリザベス女王が進呈したのは、自分と夫君・エディンバラ公のサイン入り肖像写真、っていうから、どっちもどっちでしょう。どうせ、オバマ退任後に、オバマ図書館に飾られるんだから、いんだろうけど。でも、それに比べれば、女王の好きな曲をセレクトし、女王の訪問時のファイルを入れたiPodって、とってもパーソナルでいいじゃないでかしら?

 パーソナルなプレゼントといえば、思い出されるのは、藪がエルビス・ファンの小泉首相をグレースランドに招待して、エルビスの曲が一杯詰まったジュークボックスをプレゼントしたってエピソード。藪は、政治家としては最低の部類だと思うけど、一緒にビールを飲んでみたい大統領、と、言われた通り、個人的に付き合えば、きっと楽しくて、「いいヤツ」なんだろうな、と、思う。だって、オバマと一緒にビールが飲みたい、なんて、思いますか?私は遠慮したい。この楽しい贈り物は、Time誌でも紹介されていました。

 「The Time」が紹介してた他の面白いプレゼントは、ニクソン大統領がモスクワ訪問した際に、車好きのブレジネフ書記長に贈ったキャディラックのエル・ドラド。あの頃のアメリカ車は、アメリカの繁栄の象徴だったと、今更ながら、遠い目になってしまうアメリカ人は多いでしょう。面白いのは、クリントン大統領が、フランスのシラク大統領に贈ったプロンプター。オバマ大統領がこれに頼りすぎ、って言われてるけど、シラク大統領は、プロンプターの存在を知らなくて、クリントンさんはカンペ無しに澱みなくスピーチして凄いなぁ、と、感心したそうな。で、シラク氏がワシントンを訪問した際に、クリントンは、プロンプターをプレゼントしたそうです。なかなかに、微笑ましいお話。

 ところで、ここ数日、やっと上息子は、「エンターテイナー」を繰り返し弾くのを止めた…んだけど、変わりに、「Viva la Vida」をひっきりなしに弾く。しかも歌う!かあちゃん、もう、耳にタコがフジ壷の様にびっしりだよ…orz
  1. 2009/04/01(水) 22:31:40|
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