わにの日々-海が好き!編

NY、DC、テキサス、コロラドを経て、大都会ロサンゼルスから、その郊外の海辺の街、レドンドビーチに移り住んだ、ぐうたら中年主婦・わにのトホホな日々

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のんびり

 帰宅して、今日は洗濯したり、犬をドッグパークに連れて行ったり、のんびり過ごしています。旅行は好きだけど、家に帰って自分のベッドの有難味をしみじみ堪能するのも好き。これもまた、旅行の醍醐味の一つ。と、今日はこれと言って書くこともないので、旅行中に撮った写真の紹介。


サンタバーバラ市庁舎内の螺旋階段を見上げたとこ


サンタバーバラミッションの墓地に面した壁の意匠


ベンチュラの日没。波高し!
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  1. 2009/11/29(日) 20:46:26|
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全米で最も美しい街の一つ、サンタ・バーバラ

 叔父さん家を後にして、今日は、チャンネル諸島国立公園を訪れるつもりでしたが、強風と波浪のために船が欠航(><)、仕方ないので、サンタ・バーバラを観光することにしました。LAから二時間弱、海沿いのこの街は、様々な雑誌などで、全米で最も美しい街や、魅力的な街に選ばれており、ここを通るたび、ゆっくり散策してみたいと思っていたので、この機会に有名スポットに行ってみることに。

 まずは、軍事オタクな若息子の望みで、スペイン占領時代の砦、エル・プレシディオ州立歴史公園(El Presidio de Santa Bárbara State Historic Park)へ。サンタバーバラ・ミッションを護る為に1782年に建設されました。入場時にパンフレットを貰って、内部を個人で自由に見学します。18世紀当時の建物で残されているのは、衛兵の住居だったエル・クオルテルと、同じく兵隊宿舎のカネド・アドビです。遠いスペインから、どんぶりこと何ヶ月も波に揺られ、やっと辿り着いた新世界は、当時は何もない砂漠の地。泥の家に住み、原住民などの襲撃からミッションを守る仕事って… 多くの兵は家族持ちだったそうですが、上級士官以外は、家族を連れてきたのではなく、現地の女性を娶ったのでしょうか。

 ここで思い出したのは、映画「怪傑ゾロ」です。アラン・ドロンのじゃなくて、アントニオ・バンデラスとアンソニー・ホプキンスが新旧ゾロのんね。ゾロが、新着の司令官の令嬢と出会ったパーティーのあった、司令官の邸宅ってこんな感じ?と、思いを巡らせました。それにしても、この映画の、キャサリン・ゼータ・ジョーンズ姐さんは、ため息が出るほど美しいわ。

 その後は、「ミッションの女王」と呼ばれる美しいミッション・サンタバーバラへ。サン・アントニオのミッションも一通り回ったけど、確かに、このミッションのように優雅で女性的なのはありませんでした。有名なアラモは、砦替りになるほどだから、いかにも男性的だったし、他の4ミッションもテキサスらしく(?)堅牢な感じ。もっとも保存状態が違うし、建設された年代の違いも影響しているのでしょうけど(サン・アントニオの5ミッションは、1718年から1731年に建造され、1786年築のサンタ・バーバラより半世紀も古いのです)。

Mission Santa Barbara


 ミッションの前の薔薇園を堪能したあとは、サンタ・バーバラ市の裁判所へ。裁判所を含む市庁舎そのものが綺麗な建物なのですが、白壁とオレンジ色の屋根瓦で統一された町並みと海、サンタイネズ山脈を見下ろす、この裁判所の物見台からの眺めが有名なのです。市内は、高層建築は禁止、街路樹は椰子の木か花の咲く低木のみ。徹底した規制で、町の美観を保っているのです。その甲斐あって、ここは高級住宅地であるばかりか、観光客も多い。私の住んでる市のお隣のハモサ・ビーチなんかは、小さな街なんだから、サンタバーバラを見習って規制を強め、市庁舎を小洒落た地中海風になんぞしたら、観光客がお金を落としてくれるんではないかと思った。


これが絵葉書にもなっている有名な景色なり。誰でも撮れますw


 看板に惹かれて入ったコーヒー・キャットといいう名のカフェでお昼して、海辺へ。市営の突堤を歩いて、釣り人を眺めたり、お店を覗いたり。海の向こうのチャンネル諸島、行きたかったよぉ…
 浜辺沿いのボードウォークでは、絵や工芸品を売る露天のお店が並んでいましたが、波の写真がすごーく気に入って、朝、昼、日没時を撮った写真を3枚買っちゃった。カリフォルニアに引っ越してきてから二年、ずっと、カリフォルニアらしいアートを求めて、ギャラリーを訪れたり、アートショーやイベントを見てきましたが、こんな思わぬ所で、「これだ!」って作品に出会えるんだから、運と相性って面白い。早速、額を買ってこなきゃv
  1. 2009/11/28(土) 23:02:00|
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タイガー・ウッズが大怪我?!

 今日、サンクス・ギビング・デーの翌日は、ブラック・フライデーと呼ばれ、クリスマス商戦開始の日です。なぜ「ブラック」なのかといえば、この日まで赤字だった商店も、今日の大セールで黒字に転向するから、なんだって。ウォル・マートなどの大型チェーン店には、朝一番のセールを狙う買い物客が徹夜で行列し、お店も朝5時なんて早朝には開店します。去年は、押し寄せた客に押しつぶされて、従業員が亡くなるという悲劇すら起こりました。あの、経済破綻直後だったにも関らず、ブラックフライデーは健在だったのです。今年の売上げ高が、昨年を上回るかどうかは、景気回復の指針ともなります。今年、注目されている商品は、大型TVなのだそうで、各店、破格の特売品を準備して待ち構えています。
 
 とにかく動き回るのが大好きな叔父さんは、買う物もないのに、朝からショッピングモールに「見物」に行って来たんだって。ウォル・マートでは、レジの清算の列が、店の周りをぐるりと回っていたそうです。何時間も前から並んで、目当ての品をゲットした後、また半時間ほど並んで買う。このガッツは、凄いなぁ…と、私などは感心するばかりです。叔父さんの好奇心にも感心するけどw

 でも、昨日、たらふく食べ過ぎたのに、早起きなんてムリだよ~な、怠け者の私には、全く無縁の世界。朝のんびり起きたら、タイガー・ウッズが交通事故で重態!なんてニュースに吃驚仰天。マイケル・ジャクソンに続いて、ウッズまで亡くなったら大事だなぁと思っていたら、てんで軽症で、治療を受けた後、自分で歩いて病院を後にした、なんて続報に、「重症って一体なんだったの??」と、いやぁ、ニュースなんてアテにならないなぁと呆れました。そして、注目のアメリカ市況は、ドバイ・ショックの影響などなかったかのようで、また吃驚。米国は欧州諸国とは違い、石油関連以外では、ドバイに余り投資してなかったとはいえ、内心、予想外でした。でも、月曜には、またも短期債を発行予定で、債務が12.1兆ドルを超えることになりますから、先行きは決して明るくない筈なのですが。それでも、お店の特売に人が殺到する… 謎だ…(@_@)
  1. 2009/11/27(金) 20:02:03|
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Happy Thanksgiving!

 叔父さん家で、伝統的な感謝祭を楽しんでいます。ディナーは、七面長にスタッフィング、スイートポテト、クランベリーソース、さやえんどうのキャセロールにマッシュとポテトとグレービー、デザートにはパンプキンパイという、正統派でした。そして、ちゃんと伝統にのっとり、食べ過ぎて、あうあう唸る。ここで、更に伝統に従えば、アメフトの試合をTVで見るのですが、うちでは皆揃って、各自のPCに向かうw

 そしたら、アメリカが祭日でお休みしてる間に、ドバイ・ショックで、欧州株式市場で、株価がドカーンと下落してた。明日の市場は、半日しか開かないけど、一体どう動くのでしょうか。一方で、円は急騰。これまでにも、ずっと円高が続いていましたが、日銀は介入しませんでした。でも、今回は、動きがあるのではないかと思います。アメリカは今日はノンビリの日ですが、明日は、景気を占うブラックフライデーであり、どれだけ経済が回復したかを計る日でもあります。明日の夕方のニュースは、かなり楽しみ。
  1. 2009/11/26(木) 22:26:36|
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明日は感謝祭

 セントラル・コーストのグローバービーチにある、わに夫の叔父さん・叔母さん家に来ています。叔父さん(共和党員)と、わに夫(バリバリ民主党主義者)は、アフガン問題を如何に解決すべきかと、延々議論しています。CIAを投入して云々、教育がなんたら、かんたら。だいたい、なぜオサマ・ビン・ラディンを見つけることが出来ないのか、いや、いくらビン・ラディンを捕まえても、次々と後継者が出てくるだけで、と、もめているところで叔母さんが一言、「どうせ人里離れた山岳地に隠れてるなら、山ごと全域ふっ飛ばせばいいのよ!」 この一言で全て片がつきましたw

 家からここまでは、ずーっと高速を走るだけなのですが、行き交う車も、後ろに一杯荷物を乗せた、お父さんが運転し、お母さんは助手席でシートを倒してノンビリ、後部座席に子供達という、伝統的なファミリー構成の車の家族連れが目立ちました。アメリカの中でも、特にリベラルなカリフォルニアの沿岸地域でも、家族構成は変わっていないようです。

 おじさんはとにかく、家にじっとしていられない人。着くなり早速、近くのビーチへ。ビーチなら、ウチの近くにもあるけど、レドンドビーチ周辺は、ずーっと浜辺か突堤で、岩場は殆どありません。だから、引き潮時に、ヒトデやイソギンチャク、カニなんかのいる岩場は特別。ハワイでは、波が高すぎて、国際サーフィン競技会が中止になったほどの嵐の影響で、ここも波が高く、沖合いにはサーファーが一杯でした。気持ちよさそうで羨ましい~!
  1. 2009/11/25(水) 19:48:07|
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犬ワニ?パンケーキ・ワニ?

 明日から、感謝祭のため、セントラル・コーストに住む、わに夫の叔父さん・叔母さん家に行くので、せっせと荷物を纏めたり、家を掃除したり。留守中は、ペットシッターさんに来てもらうので、散らかってると恥ずかしいし。チップは何かを感じて、一日中、私にべったりです。猫達はやっぱり、何か異変を感じているらしく、人間達の居ぬ間に覇権を握ろうというのか、一層激しく争い、サイモンだけは相変わらずマイペース。彼的には、アンタ達が居なくても、ごはんをくれて、散歩に連れて行ってくれる人がいれば無問題らしい…orz

 ところで、わにを名乗る私には、ワニ関連のニュースは気になるところ。そして、ナショナル・ジオグラフィック協会の最近の発表では、一億年前には、犬やアヒル、イノシイに似たワニや、恐竜を食べるスーパー・ワニが、地球を闊歩してたんだって。

1億年前の地球は、イノシシやイヌ、アヒルなどに似た風変わりなワニが歩き回る世界だった――。それを示す化石5種を米シカゴ大の古生物学者ポール・セリーノ教授らのチームがアフリカのサハラ砂漠で発見した。米ナショナルジオグラフィック協会が発表した。
 「イノシシワニ」というあだ名がつけられた新種は、体長が約6メートル。3対の鋭い牙を持ち、小型の恐竜を食べていたと考えられる。地面をはって動く現在のワニと違い、4本の脚で立って走っていたとみられる。犬に似た形の鼻を持つ「イヌワニ」は体長約1メートル。走って敵から逃げる能力を持っていたらしい。脳が大きく、知能が比較的高かった可能性もある。「アヒルワニ」はアヒルそっくりの平べったい鼻を持ち、水辺で魚や虫を捕って食べていたらしい。
 これらのワニは1億年前ごろの白亜紀に、現在のアフリカ大陸、南米大陸、南極大陸などが一つになって南半球の陸地のほぼ全域を占めていた「ゴンドワナ」と呼ばれる超大陸に住んでいたと考えられている。セリーノ教授らは体長約13メートル、体重約8トンに達すると推定される巨大な「スーパーワニ」の化石も発見し、01年に発表している。
 ワニは恐竜に近い爬虫(はちゅう)類で、突き出た鼻や水に潜る能力などに特徴がある。恐竜が約6500万年前に絶滅したのにワニが生き延びた理由はよくわかっていない。(Asahi.com


 下は、National Geographic Societyのオリジナル記事より、アヒル・ワニの模型。このサイトから、今回発表された5種類全部の画像が見られます。みんなヘンなヤツだ~w
  1. 2009/11/24(火) 20:11:09|
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リトル・トーキョーの受難

 またも新聞から探してきた話、しかも昨日の記事で申し訳ないのですが… LAのリトルトーキョーに、またしても危機が、という記事です。1940年代には、第二次世界大戦を受けて、住民は強制収用所に送られました。やっと戦争が終わって、商売を復興したところで、50年代には警察署本部建設のために中心エリアを徴収される憂き目に合い、80年代には日本のバブル経済の恩恵を受けて、かつての賑わいを取り戻しましたが、同時にホームレスや物乞いが集まり、日系人は自衛団を作って、パトロールをせねばなりませんでした。LA警察が真横にあるのに、です。1990年代、日本の経済が下降に向かうと同時に、リトルトーキョーへの投資も下降し、観光客も減って、今では、リトルトーキョーの多くは、韓国人の持ち物となってしまいました。そして、そこに、リトルトーキョーのど真ん中に軽便鉄道を通す計画が立てられたのです。

 バブル破裂から15年、やっと商売も盛り返し始めたところで、いきなり鉄道建設なんか始まり、通りを一日に何百本もの電車が走ったら、客足は遠のき、地価が下がるのではないか、と、恐れているのです。日系有力議員、ハワイのダニエル・イノウエ議員が、LAの群運輸交通局に、この計画がリトルトーキョーのコミュニティーに及ぼす影響について書簡を送ったり、自治体の委員会が計画に反対を唱えた甲斐があったか、運輸交通局は代替案作成の可能性が出てきました。とはいえ、まだまだ、最終案が決まったわけでもなく、どうなることかは未知なまま。

 今回に限らず、リトルトーキョー・エリアは、市から搾取されっ放し、という感が否めません。ガイドブックなどでも、リトルトーキョー中心部なら遅くまで店も開いていて大丈夫でも、周辺は危険だからフラフラしないように、と、書いてありますが、それもそのはず、リトルトーキョーの南は、悪名高きスキッド・ロウ、全米で最もホームレス人口が集中している地区なのです。ジェイミー・フォックスとロバート・ダウニー Jr.主演の「The Soloist(邦題:路上のソリスト)」は、ここを舞台にした映画ですが、リトルトーキョーから1ブロック先が、こんな凄まじい所とは…と、驚きます。実際、この周辺は、昼間から路上にテントを張って寝ている人を多く見かけます。

 映画の予告編は、ここからご覧ください。FC2は、YouTubeが投稿できなくなって、不便だわ。
  1. 2009/11/23(月) 21:35:52|
  2. ニュースねた
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DellのInspiron Miniゲットしました

 最近、お話を書くのが趣味な上息子は、どこでもタイプできるミニ・ノート型PCが欲しいと以前から言っていました。感謝祭で叔父さん家に行く前に、車内でタイプできるよう、今欲しい!と、言い出したので、来月の誕生日のプレゼントを前倒しと言う約束で、Dellのインスパイロン・ミニ、Windows7入りを買いました。Sam's Clubで、350ドルなり。いいなぁ、私も一つ欲しいなぁ…お母さんにも使わせてね、と、言ったら嫌がられたけど、アンタが学校に行ってる間に、近所のスタバや図書館で使いたくってあげるから安心しなさい(にやり)。$350もする玩具、アンタの為だけに買うわきゃねーっしょw

 サンタモニカ市など、市の中心地全体がフリーWiFiエリアだし、本屋さんやコインランドリーに至るまで、色々な場所でWiFiが提供され、どこでもインターネットに繋がることができるようになりました。こうなると、軽くて嵩張らないネットブックは便利です。私は未だに、携帯からメールを送ったり、ここに投稿したりというワザに欠けるので、息子のネットブック狙って、虎視眈々なの!

 その上息子、学校の課題で、来週までに「アンネの日記」を読まねばならず、ぶーぶー文句言いながら読んでます。目まぐるしくシーンが変わり、アクション満載の、近頃のティーン向け小説に慣れた子には、舞台に変化はなく、登場人物が増えたり減ったりもしない本は、かったるいのでしょう。今、アメリカのティーンに大人気なのは、「トワイライト」が先頭を切るヴァンパイアもの。「ハリー・ポター」に代表される魔法もの、「マキシマム・ライド」のようなミュータント、超能力もの、と、普通人とは違う特殊能力を持った主人公の冒険譚ばかり。そういえば、アメリカのティーンに大人気の漫画「ナルト」も、主人公達は忍者で、常識を超えたパワーの持ち主ですね。

 アメリカのティーンの間で、こういうスーパー・ヒューマンものが人気、というのは、人とは違った存在でありたい、人より秀でたい、という願望があるのでしょうか。一方で、日本では、ポケモンにしても、多くの巨大ロボットものにしても、ヒーローは、特殊能力はない普通の男の子。でも、ポケモンやロボットなどのパートナーとの協力で、力を得るというパターンが多いように思います。主人公自身が特殊能力を発揮するのは、むしろ女の子の方で、魔法少女達や、セーラームーン、プリキュア等、変身して力を発揮。自分以外のものになりたい、という夢をかなえてくれるヒロイン達です。

 勝手に類型化しちゃいましたが、これを超単純に分析すれば、そのままの自分でも、ある日、強力なパートナーを得て、共に地球を救う事だってできるんだ、な、日本の男の子達が一番、満足度は高そう。でも、その夢を適えようと、本当にガンダムやアトムを作ってみよう!って世代が、出てきつつあるのは頼もしい限りです。一方で、スーパーヒューマン志向のアメリカでは、「アイアン・マン」や「G.I. ジョー」、そして古典ではバットマンみたいな、鍛えた肉体+特殊パワースーツやガジェットで超人化の方向。実際に、軍でも、そんな研究をしているらしいです。

 日本の場合は、大学などが、軍事利用などとは全く関係のない部分で新型ロボットの開発を先導していますが、それゆえに予算は少なくとも、熱心に殺戮機械を作るよりかは、ずっと良いんではないでしょうか。想像できるものは実現できる。ガンダムは戦争用ですが、兵器としてより、巨大人型ロボットへの憧れが率先しているように思えます。想像できるものは、実現できる。ドラえもんの道具だって、実現に近い物も出てきています。手塚治虫の夢見た「未来」は、既に実在する世界に近づきつつあるではありませんか。今後も、日本に、豊かな想像力を持ち、それを発表する才能が、そして、それを実現させようと夢見る世代が、どんどん続いて欲しいと思います。

 なぜか、息子のネットブックから、変な方向に話が進んでしまいましたが、毎度のことなので、気にしないで下さいましな。
  1. 2009/11/22(日) 21:46:50|
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San Pedro: サン・ペドロ、日系人哀歌

 私の住むレドンドビーチから、くるりと半島を回った南の港街、サン・ペドロへ行きました。まずは、かつてのフェリー乗り場の建物を使った、ロサンゼルス海洋博物館を見学。数多くの模型や、様々な時代の羅針盤など、地味ながらも、なかなかに面白い博物館です。その後は、魚市場に行って新鮮な魚を…のつもりだったのですが、フィッシャーマンズ・ワーフと間違えて逆方向に行ってしまったので、その名も、Nagoya Way上にある魚市場には辿り着けず。マグロのお刺身目指して、ちゃんと、クーラーも持っていったのになぁ…orz

 でも、逆方向に行ってしまったお陰で、橋を渡って、ターミナル島を走ってみることが出来ました。この12平方キロ弱の人工島は、今では、ロサンゼルス港と、隣接するロングビーチ港のコンテナ島ですが、第二次世界大戦前は住民の99%が日本人移民という漁村でした。隔離された環境のため、ここに住む人々の間には、独特な文化や言葉が育っていたそうです。それが、真珠湾攻撃を受けて、48時間以内に島を撤去し、強制収用所に向かえとの大統領命令で、島民は住み慣れた村を後にしなければならなかったのです。やっと2002年になって、当時の住民の子孫によって島の端っこに記念碑が建てられましたが、見つけるのは困難と聞いていたので、探してみませんでした。美しいトマス・ビンセント橋を渡って、島に入ると、最初に出会うのは、何と刑務所。漁から帰ってきたら、いきなり荷物を纏めて島を出て行け、と、追い出された日系人達の故郷は、今や住む者は刑務所の中の囚人だけかと思うと、泣けてきました。ターミナル島の日系人については、このサイトをご参照ください。


クレーンと椰子の木のそびえるターミナル島


 その後は、魚市場が見つからないので、水族館に行ってみました。カブリロ海洋水族館は、寄付によって経営され、海洋生物の調査と保護を使命としています。巨大水槽や、珍魚はないけど、この、南カリフォルニア沿岸と近海に住む生き物達の展示が充実し、いつも、どんな魚がいるのかなぁと思いながら海を眺めていた私は、とても興味深く観察できました。桟橋の下はこうなっている、の水槽は、特に面白い。どうなってるのかなー、きっと色んな貝やヒトデがくっついてんだろなー、って思ってたの。好奇心が満たされて、余は満足じゃ

 帰り道には、ポイント・ファーミン灯台へ。ちょうど、最後のツアーが出るところで、滑り込みました。今は、灯台としては稼動していませんが、ビクトリア調の建物の中には、当時の家具などが配され、前世紀前半の燈台守の暮らしぶりが偲ばれます。この灯台は、両親から引き継いだオースティン姉妹によって管理されていましたが、第二次世界大戦を受けて、海軍に徴収され、海を照らす灯りの替わりに、日本軍の来襲を察知するためのレーダーが設置されたのでした…
FerminLH.jpg
優雅なポイント・ファーミン灯台

 

おまけ、サン・ペドロの第一番倉庫。なかなか良い雰囲気です。
  1. 2009/11/21(土) 22:15:29|
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成田空港に住む男

だーかーらっ!もう、上の広告がキライで、この投稿欄開くとウツになるわにです。

 今日もまた新聞記事ネタなのですが、LA Timesの、映画「ターミナル」のもっと悲惨版@成田空港の記事が興味深かったので、ご紹介。その記事とは、これなのですが、掻い摘んで言えば、中国人経済学者で著者でブロガーのフェン・ツェングーさんは、日本に入国したくないけど、中国に帰ることは拒否されて、成田空港税関前のベンチに座って17日目、映画の中のトム・ハンクスみたいにフードコートで食事したり、することすら出来ないけど(昇降口と税関の間には何もないよね)、中国帰国の許可が出るまで頑張る所存!って内容です。

 成田航空側は、You、税関通っちゃいなよ、おいしい食べ物もあるよ、と、宥めたり、売店のスナックを買えなくしたりと、あの手この手でフェンさんを説得しようとしたけど、彼の意思は固いのでした…って、空港側にしてみれば、超迷惑だよね。それにしても、日本に入国したくないなら、なんで日本行きの飛行機に乗ったんでしょう?あと、妹さんが日本に住んでいるそうなのですが、完全に日本名とか、どうも突っ込み所が多いなぁ。

 フェンさんは、中国政府の政策を批判する本やブログを書いた旨で、中国政府に帰国拒否されているそうなのですが、日本がイヤならアメリカ亡命とか、他に手もありそうですが…って、実はそれが本当の狙いだったりする??
  1. 2009/11/20(金) 10:07:32|
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ミイラから動脈硬化見つかる

 マンモグラムに行ってきました。待ち時間の暇つぶしに今朝の新聞を持っていったのですが、一面に、50歳以下の女性に毎年のマンモグラムは必要ではないとの調査結果が出て、現在、議会で論議中の健康保険の話題の争点の一つとなっている、って記事が出ていました。タイムリー過ぎて、待合室で脱力したわ。

 もう一つ、面白い健康関連のニュースが出ていて、こちらは紀元前約2千年前のエジプトのミイラに、動脈硬化が見られた、というもの。心臓病の研究チームが、エジプトから紀元前1981~334年のミイラ22体を借りて、CTスキャンをしてみたところ、うち9体に動脈硬化の症状である動脈の石灰化が確認されたんだって。特に、45歳以上とみられるミイラ7体は、全てが症状を示していたとか。今回の調査は、60歳頃に死去したと見られるファラオ「メルエンプタハ」のミイラが、動脈硬化と関節炎、虫歯を患っていたという調査結果に、研究チームが興味を抱いて、もっと広範な調査をしてみようという事になったのがきっかけ。動脈硬化や高血圧は、飲酒、喫煙、脂肪の多い食事に運動不足が原因とされ、現代人の生活習慣病とされてきましたが、実は4千年前には既に蔓延っていたようです。

ゴールドマスクはつけたままなのね。なんかシュールだ…

 とはいえ、ちゃーんとミイラとして残っているのは、社会的身分が高く、裕福な高官や高僧なので、ピラミッド造りに駆出されて、わっせわっせと石を運んだり、粗食だったわけはなく、労働はせず、肉をたらふく食べていたこと。そして、当時の食物の保存法は塩漬けだけだったので、塩分摂取量がハンパでなかったことが想像され、結局は、運動不足、肉の食べすぎ、塩分取りすぎイクナイ!という結果に納まったのでした。私は肉も醤油も酒も大好きで、運動はキライだ。まづいぜ…(焦)
  1. 2009/11/18(水) 20:33:24|
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Half-Double-Multi-Trans

 今日から息子達の学校は、懇談会のためお昼前で終わりです。来週は、木曜日に感謝祭があるので、ずーっとお休み。何がうっとおしいって、息子達のお昼を用意するのが面倒臭い。自分だけだったら、前の晩の残りを暖めるだけでいいけど、食べ盛りが二人帰ってくると、何か作らなきゃなんないんだもん。特にいろんな意味で肉食性の若息子、勝手に食べさせておくと冷蔵庫内の肉だけ全部食っちまう…orz(兄貴は草食系男子)

 その息子達、今更ですが、父親は白人、母親はアジア人な「_ _」です…と、鍵括弧の中に何を入れるかが、今日のお題。

 こないだ台所仕事しながらラジオを聴いてると(はい、またNPRネタです)、Multiracial(複数人種)ではなく、Transracial(超越人種?)と呼びたい、って動きがあるって話をしていました。つい数年前は、ハーフじゃなくてダブルとかって揉めてた覚えがあるけど、人種の呼び方は、ブラック-アフリカ系アメリカ人とか、ヒスパニック-ラティーノとか、インディアン-ネイティブ・アメリカンとか…きっちり定まらなくて微妙なものが存在しますが、このハーフ・ダブル・マルチ・トランス人種ってのも、その、「微妙な」位置にあるらしい。

 WhiteやAsianの呼び方を云々ってのは余り聞かないから、その地位の微妙さが、呼称をどうするかって微妙さに直接繋がってるってるんでしょう。実際のところ、インド人はアジア人だけど、人種的には白人だとか、日系ブラジル人も、イタリア系アルゼンチン人も、ヒスパニックなメキシコ人も、ネイティブのインディオも、全部まとめてラティーノで括ってしまっていいんだろうか?等々、考え出したらきりがない。

 話をハーフでダブルなマルチのトランス人種(ああ、鬱陶しい)に戻すと、Half & Halfじゃいかんのかな?でも、アシュラ男爵みたいに、きっちり二つに分かれてるんでもないんで、これも正確ではない。ところで、アメリカで、ハーフ・アンド・ハーフと言えば、牛乳と生クリームが半々のものです。ちゃんと混ざってますけど。
 
 一方、ダブルと言うからには、国籍や人種区分だけではなく、双方の文化などもしっかり受け継いでるから「倍」であるって感じで、日本語の超怪しい若息子などは、ダブルなどと呼ぶにはお恥ずかしい限り。私的には、マルチな人種ってのが一番しっくり来るかなとも思うけど、これだと黒人+白人ってイメージが強く、アジア人との組合せは思いつかない、って事もあるらしい。とはいえ、そんなことを言い出したら、トランスレイシャルは、異人種間の養子縁組のイメージが強い。結局、どれも決定打に欠けるんですよね。最終的には、本人がどう自分を表現するか、そのアイデンティティーの問題になるのでしょうけど。うちの子に聞いたら、何も考えず、日本人とアメリカ人ですけど何か~?って返事が返ってきました、いや、それ、人種じゃないし…orz


 どうでもいいけど、このブログの記事やコメントの投稿欄の上に出る、100円コミックの宣伝が大嫌いだ。早く他の何かに変えて欲しい。
  1. 2009/11/17(火) 22:16:45|
  2. 国際結婚
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Unfriend

 オックスフォード新米語辞典が選んだ、The Word of the Yearは、「Unfriend」だそうです。これは、フェイスブックなどのソーシャルネットワークでの友達関係を削除するという意味の動詞で、日本風に言えば、マイミク解消する、みたいなもの?日本じゃ「友愛」が流行ってるのに、その逆とも言えるような言葉が選ばれたのは、偶然とはいえ面白いと思いました。ところで、去年の選択は、車の燃費を最大限にするべく車を改造したり運転技術を磨くことを意味する「Hypermiling」で、一昨年は、地元で取れた作物を食べる地産地消主義者の「Locavore」だって。私は、初めて聞いた言葉です。ともあれ、どっちも既に今では死語になってる言葉らしいんで、「Unfriend」の未来も暗いかもしれないw

 でも、この選択は、Facebook、Linkedin、Twitter等々、ネットで繋ぐ友人関係が大きく飛躍した世相を象徴したという意味で、Good Choiceだと思います。Hypermilingって言葉は知らなくとも、そういや一昨年辺りからプリウスが持て囃されはじめ、燃費が車選びの重要な要素になってきたよね、とか、去年は環境と地元産業支援が表立って主張され始め、ファーマーズマーケットが増えたんだよね、とか、思い出すし、今年の言葉も、数年先には、そうそう、Twitterが普及したのってあの頃だったね、と、思い出す、文字通りキーワードになるのかも。

 さて、マイミク削除するには、まずマイミクにならねばならんワケで、同様にunfriendするには先ずfriend(友達登録)しなければならない。で、この「friend」の方ではなく、アンタとは友達止めるからねっ!の方が選ばれたのは、動詞で「friend」だと、既存の言葉の意味と混乱するし面白くないからだけではなく、友達止める、ってのが、一層インパクトがあるからではないかと思います。アメリカはここ数年、どうも内に、内にと向かっている傾向がありますが、外の世界とunfriendしたいって願望が秘められているのかも...ってのは、毎度の考えすぎかな?
  1. 2009/11/16(月) 22:14:42|
  2. 使えない英語講座
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ダ・ヴィンチ、ミッドウェイ、そして帆船の戦闘

 昨日、寝過ごして行き損なったサン・ディエゴ、今日はちゃんと朝早く起きて行きました。目的は、バルボア公園内の航空宇宙博物館と、サン・ディエゴ湾に停泊する空母USSミッドウェイ。サン・ディエゴ航空宇宙博物館では今、レオナルド・ダ・ヴィンチの発明を、そのノートから実際にフィレンツェの職人が過去半世紀の間に、作成したレプリカ、約60品を展示した、The Da Vinci Experienceが開催中で、これを是非見たかったのです。タンク、人力ヘリコプター、歯車を利用した自動車、ロボット、スポットライト、ハングライダーetc... こうして実際に作成してみると、レオナルドの発明は絵空事じゃない、本当に使える機械や仕組みだったと実感できます。確かにレオナルドは天才だったのだと唸らされました。

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実際に触って動きを確かめる事が出来るものも

 特別展示のみならず、両大戦で活躍した戦闘機がずらりと並ぶ一般展示も壮観です。撮影自由なのも嬉しいところ。アメリア・エアハートのロッキード・エレクトラ、リンドバーグが大西洋横断単独飛行に成功したスピリット・オブ・セントルイスのレプリカや、アポロ9のコマンド・モジュールなんかもありました。小粒ながらも、なかなか侮れない博物館と言えるでしょう。
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レッドバロンの愛機、赤いフォッカーDr.I横には当然!フライング・エース、スヌーピー


 その後は、第二次世界大戦末期に造船され、第一次湾岸戦争、クエートでのミッションを最後に引退した空母をそのまま博物館にしてしまったUSSミッドウェイ博物館へ。空母の博物館を訪れるのは、テキサスに休息むグレイ・ゴーストこと、USSレキシントンに続き二艦目ですが、実際に第二次大戦を戦ったレックス婆ちゃんとは違い、ミッドウェイくんは就役が大戦終了3週間後と、間に合わなかったのだな。まずは、艦内のカフェテリアでお昼。ここでは、軍で一番頻繁に出されたメニューだというSOSを試したい。このSOSが何の略かは、陸軍退役軍人の舅によると、「大きな声では言えない言葉」だそうだ...とは、わに夫の弁。なんとなく想像が付きますな…

 ミッドウェイは18年に渡り横須賀を母港としていた、日本には馴染みの深い船です。1991年に引退し、12年後に有志の手によって博物館として公開されました。造船当時は、最大の航空母艦でしたが、現在では中型クラス。今日は沖合いに、現役のUSSロナルド・レーガンが停泊していました。ちなみに、現在の最大の艦は、今年就役したばかりのUSSジョージ・H・W・ブッシュだそうです。ま。藪父は元海軍のパイロットだし、良しとしましょうか。

 入場と同時に音声ガイドと地図を渡され、広い館内を自分で勝手に見て回ります。後から知ったんだけど、日本語音声ガイドもあるんだって。音声ガイドは、各展示の説明の後に、その展示に纏わる関係者の逸話を聞くことも出来て興味深い。ブリッジのツアーでは、キャプテンの椅子に座って記念撮影も出来ます。しかし、船に乗るなら絶対、パイロットか上級士官としてだね。洗濯係なんかとして乗艦したら、毎日、船底でモーターの振動を感じながら、蒸気の篭った部屋で仕事... さぞや悲惨な日々だと思う。

 圧巻は矢張り米海軍の名機が並ぶ飛行甲板です。特に今日は、沖合いで、お隣の海洋博物館による帆船の模擬海戦が行われていたので、大砲をぶっ放す音が聞こえて、BGMもばっちり。コックピットに座ることの出来る機もありましたが、実際座ってみると、かなり窮屈。タイミングが合えば、ボランティアのじっさま達(本物の元パイロットやスタッフです)のお話も聞けます。


こちら海戦中

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F4ファントムII

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 F-14Aトムキャットといえば、多くの人には映画「Top Gun」でしょうが、新谷かおる氏の漫画「エリア88」ファンの私としては、ミッキーの愛機。ううっ…(咽び泣き)
  1. 2009/11/16(月) 22:08:13|
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オバマはやっぱり出来る男だと思った

 今日は出かける予定をしていたのですが、朝、二度寝したら、見事に寝過ごした!

 ともあれ、今日の怒りは、LA Timesのこの記事。オバマが天皇皇后両陛下に何度もお辞儀をしたことをからかった記事です。アメリカ人には、実るほど頭をたれる稲穂かな、って言葉は通用しないというのは判ってるけど、郷に入っては郷に従え、と、お辞儀が正式な挨拶である日本で、天皇に深々と頭を下げるオバマは、流石は礼儀をも弁えた切れ者であと称賛されるべきであり、嘲笑するとは、下品この上ないと私は思う。

 この写真を見ての多くの日本人は、オバマでかっ!天皇陛下ちっちゃっ!という、驚くべきサイズの違いをさて置くと、オバマさんは流石に礼儀正しいな、と、好感を抱いたのではないでしょうか。オバマが今、世界で一番の権力者であることは、言われなくとも誰もが知ってること。いや、法王のほうが影響あるぞ、とか、異論はあるかとは思いますが、実際問題、世界最強軍隊の最高司令官であり、世界の政治、経済を牛耳るアメリカ合衆国の現職大統領は、地球上最も影響力を持つ、権力者でしょう。彼が年長者であり、訪問中の国家の(象徴であるとはいえ)元首に敬意を示したから、彼が深々とお辞儀をしたからと、その地位が脅かされる、権威が損なわれるなどと考えるアホは、FOXチャンネルだけかと思ったら、結構多くのアメリカン・メディアが、この行為を非難していて、正直、開いた口が閉まらなくて顎外れそうだよ。

 オバマ氏は、来日前に外交ルートで、食べられないものはないかと聞かれて、神戸ビーフとマグロが食べたいと答え、また来日中に抹茶アイスが好き!と、発言したそうですが、そういう部分も、好感が持てます。藪父みたいに、いきなり首相の膝に吐かれちゃたまらんから、無理してスシ・サシミは食べんでいいけど、オバマほど影響力のある人が、○○はキライなんで食べたくないです、なんて言ったら、関係者、傷付くよね。アメリカのブロッコリ農家は、藪父が「嫌い」だと発言したら、箱一杯ホワイトハウスに送りつけるほど逞しかったけど、日本人ならいじけるかもしれない。

 さて、毎度、怒ったら黙ってはおけないわにこちゃんは、この記事に対しても、「おめーら、日本じゃお辞儀するのが挨拶の仕方なんだよ。日本人はこの写真見て、オバマやっぱりいい奴だなって思ったんだよ。文句あっか、この野郎!」って、怒りのコメントをポストしました。記者の承認を得てから、LA Timesのサイトに載ることになりますが、この記事に同調してあざ笑ってる様なコメントの並ぶ欄に、果たして私のコメントが実際に掲載されるかどうか、見ものですな。(WSJの福岡のアメリカ人父、子供を誘拐事件の記事に送ったコメントは、理由の説明なく2日で削除されたからね)
  1. 2009/11/14(土) 22:05:07|
  2. 政治・外交
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久しぶりにサンタモニカで、母大いに焦る

 13日の金曜日、朝からヘマばかりして凹んだ、わにです。今日は、息子たちの学校が早退けで、1時前に帰ってきたので、景気付けに隣町のハモサ・ビーチまで自転車漕いで、海沿いのレストランにランチしに行きました。お天気がよくて、気持ちよかったですが、脚はガクガクだ。

 夕方には、所用でサンタモニカまで行かねばならなかったのですが、折角出かけたので、かつての大のお気に入りの本屋(サンタモニカ図書館の古本屋w)と、ブティック(グッドウィルのリサイクルショップww)を覗いて、「きょうの猫村さん」単行本を50セント、ラベンダー色のニットのジャケットを4ドルでゲット。期待を裏切らない、ニクイ店達です。息子達が漫画本を読んでる間、新刊セクションなんかをブラブラしていると、通りがかりに司書さんが、「あら、何だか久しぶりじゃない?」と。顔を覚えられていたか?! 

 息子を迎えに行くと、上息子がちょいちょいと手招き。何よ~と、近づくと、「あの人見て」と、囁く。指差した先は、十代向けコンピューターに向かう細身の女の子、多分、14,5歳くらい。彼女が熱心に見ているのは、レズビアン・ポルノ!あひゃー!慌てて息子たちを引っ立て、係りの人に報告したのですが、ポルノ閲覧を禁止することは出来ないんだって。その前に、図書館の子供室のPCでポルノサイトにアクセスできることが問題だと思うんだけど...

 上息子は、「男子がああいうのを見るならわかるけどなぁ…」と感心した様子。そういう問題じゃないだろ!!
  1. 2009/11/13(金) 22:33:09|
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ビル・ゲイツの金融機関巨額報酬への意見

 ビル・ゲイツが、金融機関の巨額給与に苦言を発しながらも、政府が企業の幹部報酬を制限したり、報酬制度の見直しを強制することには反対だと意見した、という記事が今朝の新聞に出ていました。元の記事は、ロイターのサイトから。この記事によると、ゲイツ氏が政府の介入に反対する理由は、「どうせストック・オプションなどの抜け道を見出して、結局は違った形で報酬を受け取るだろうからムダ」と、いうもの。

 これに対し、「イマエが言うな!」と思う人も多いでしょうし、実際、これを伝える記事の多くは、その論調でしたが、ゲイツ氏は、国の経済を破綻に追い込み、多くの市民の生活を破壊するほどの危ない投資を続けたわけでもなければ、大銀行の傘の庇護の下で巨額報酬を得たんでもないし。自分が建て、所有する会社の業績によって、大金持ちになったんであって、雇われて自分達で凄い額の報酬を与え合ってるわけでもないし。私としては、ガイズナーなんかクビにして、金融界との繋がりがなく、既に超のつく金持ちだから収賄は不可能に近く、既に一企業を低所得国のGNPより設けるレベルにまで押し上げた実績のあるゲイツ氏に、財務長官をやって欲しい。辞退して、やってくれないでしょうけどね。

 なんでも、経営破綻して、お国のお世話になってる最中のGMは、最高経営責任者のヘンダーソン氏に年収550万ドルを払うらしく、税金で助けてもらったばかりのゴールドマン・サックスが年末の従業員に対するボーナスのために積み立てている金額は、過去最高水準に達してるらしいです。こういった、トンデモな額の給料を支えるために、しゃにむに巨利を追いかけ、危機回避を怠った結果が、昨年の金融破綻と、それに続く大景気後退だというのに、張本人たちはカエルの面になんとやら。失業率が1割を超え、ホームレス人口は増加し、福祉プログラムは縮小され続けているのに、天文学的と言ってもいいほどゼロの並んだ、私など一体どうやって使い切るのか想像もつかないような賞与を、ぽーんと受け取る連中が、まさにその、多くの市民の生活を破滅に追い込んだと同じ連中だということ、そして、その連中が相変わらずのうのうとしていられる事が信じられない。これで、アナタハ神をシンジマスカ、とか、言われても、この世に因果応酬とか、公平の神ととかは居なそうだねぇ、としか思えない。まだ、ゲイツ氏の方が信じられるよ、私は。
  1. 2009/11/12(木) 22:56:52|
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Veterans Day

 復員軍人の日で、今日は学校がお休み。コロラド、テキサスでは、この日はお休みじゃなかったのえすが、所違えば祭日の比重も違うのがアメリカで、全国で祝祭日が統一され、日本中の公立学校のお休みの日が同じの日本との違いです。せっかくなので、お出掛けしたいけど、わに夫はお休みじゃないんで、車がない。徒歩、自転車で行ける範囲には限りがあり、しかも、息子たちが宿題溜め込んでやがったので、ひもねす家でぐーたらしていました。家に居たって、息子達がいたら気が散って仕事にならないから、かえって予定が遅れる一方怒

 ラジオで聴いたニュースによると、今日、オバマ大統領は、アーリントン国立墓地で行われた献花式にて、現在派遣されている兵士を励まし、称える演説を行うと共に、墓地内のイラク戦争とアフガンでの戦争犠牲者を埋葬した区画を予告なしに訪れ、約10分間に渡って黙祷を捧げたそう。先日は、戦死者の棺を空港で敬礼と共に迎えましたし、当事者でありながら、がイラク、アフガニスタンでの被害を隠蔽することにばかり熱心で、被害者に対する敬意を公に表明する行動を取らなかった藪と対照的です。

 合衆国大統領は、全米軍の最高司令官でもあります。将が部下の功績と貢献を認め、敬意を表することが、いかに兵を鼓舞し、励ますかがは、無数の戦関連の説話や伝説等々でも美々しく語られている通り。遂に9年目を迎えるアフガニスタンでの戦闘を終わらせるべく、最後のてこ入れを行うと予想されていますが、既に泥沼化かしたイラク、アフガニスタンでの抗争を、きっぱりと終結させるため、最高司令官としてのオバマにも頑張って欲しいものです。
  1. 2009/11/11(水) 23:01:25|
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20年前の昨日

 ベルリンの壁崩壊から20年が経ったそうです。今朝の新聞の一面を大きく飾る記念式典の花火に彩られたブランデンブルグ門の写真に、あれは、もう20年も前だったのかと驚愕と同時に、オノレの年を省みてがっくり(TT)

一見してハリウッドボウルのコンサートかと思ってしまった私は間抜

 テレビに映し出される、若者達が壁によじ登り、ハンマーで壁を打ち崩していく光景は、まるでドキュメンタリー番組で紹介される、恒例のお祭りの騒ぎの様子を見るようで、これが歴史的瞬間であるという熱狂は、とても遠く、妙に現実味に欠けた感覚だった。20年前の私のドイツ観は、まずは漫画「エロイカより愛をこめて」のエーベルバッハ少佐の国であり、それがまた、この国の現実味を薄めていたのかも。東西均衡の危うい最前線であるベルリンの壁も、無意識のうちに、どこか異世界の事、漫画の中の出来事と認知していたような気がします。それ程に、同じ敗戦国でありながらも、分裂を免れ、冷戦の緊張を直接に感じることなしに成人できた日本人の自分は、幸運であったのだ、と、今は思いますが。ベトナム戦争、学生運動、戦争に反対してデモした世代までは、平和への危機感を抱いていたのではないかと思います。でも、その後に続く、日本の高度成長期に生まれ育った私の世代は、平和ボケ第一世代だったのかもしれません。

 壁崩壊の翌夏、国連本部でインターンをした際、毎日ご飯を食べながら、一緒に常任理事国への悪態ついてたベルリン出身のドイツ人留学生が、何かの会議で、「私が留学のために国を出た時、私の部屋の壁からはベルリンの壁が見えた。私が留学を終え、国に帰るときには、もう西ドイツという国はなく、私の部屋から見えるのは、いつも、あの向こうには何があるだろうかと思いを巡らせていた、今や同じ国の、同じ街の東側の光景だろう」とスピーチしました。これが実に感動的で、未だそれをドイツ語訛った彼の英語で脳内再生できるほど印象深かった…が!これにはオチがあり、そのスピーチ直後、感極まっている私に、当の本人が、「ウソに決まってっだろ。演出だよ、演出。俺んち郊外なのに、壁なんぞ見えるわけないじゃねーか、バカ!」と、しゃーしゃーと言ったのでした…orz (騙された悔しさゆえに未だ覚えてるのかも)

 そういえば、あの夏に流行っていたのは、New Radicalsというバンドの、「You Get What You Give」って曲でした。あの頃は、歌詞は殆ど聞き取れなかったけど、思い出してYouTubeでクリップを探して聴いてみたら、

Health insurance, rip-off lying
FDA, big bankers buying

なんて、歌ってた。20年経っても、何も変わっていないものもある…
  1. 2009/11/10(火) 21:14:20|
  2. ニュースねた
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ビーチの風船

 息子の塾や、ピアノのレッスンに連れて行くと、お迎え時間までの間、海岸に行き、ぶらぶらと波打ち際を歩いて時間を潰すことが多いです。大好きなシーグラスや、綺麗な貝殻を拾うのが楽しみの一つですが、どうしても気になるのがゴミ。全部拾いだしたらキリがないし、小一時間で100メートルも歩けないでしょうから、こまかいゴミをいちいち拾いはしませんが、私的に、これだけは見過ごせない!という、絶対許せんゴミがあるっ!!

 私の目の敵、許し難きゴミは、釣り糸と風船の残骸です。釣り糸は、浜辺の鳥達が足に絡めると危険ですし、風船は色が鮮やかなので目を引き、好奇心旺盛な動物達が誤飲したら、窒息や腸閉塞の原因となります。この辺りの海岸沿いでは、鳥達だけではなく、イルカやアザラシも浜の近くまで来るので、風船の破片は、そんな野生動物たちにとっても実に危険です。私は特に、イルカさんラブ~イルカではありません。むしろ、鯨大好き、ただし食べるのが、な、人間ですが、少なくとも、ゴミを残さない、特にその場所に生息する生物に危険をもたらし、しかも環境的にも問題の多い、ゴム風船や釣り糸等を片付けるのは、自然、そして社会に対する、最低限の定説ではないかと思うのです。

 今日は、週末にビーチでパーティーでもあったのか、何度もゴミ箱に往復しなければならないほど、風船の残骸が落ちていました。夕方、レドンド・ビーチで、両手に、しぼんだ風船やら、その破片やらを抱えてウロウロしていたオバサンは私です。ビーチでは風船は禁止すべきだよ、ほんと!市のご意見箱と、地元の海洋生物保護団体に手紙書いて、送り付けちゃる!(怒)

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  1. 2009/11/09(月) 16:53:47|
  2. 環境問題
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Japanese Food Festival

 お隣のトーレンスで開催された、Bridge社主催、Japanese Food Festivalに、家族揃っていそいそ出かけてきました。入口前に既においしそうなソースの匂いが漂い、期待高まる!


たこ焼き~!凄い人気で列が長く、私は試せなかった(TT)

 わに夫は、地酒のセミナーに参加して薀蓄を学び、その間、私たちは屋外での、氷の彫刻制作を見学。大きな氷の塊が、手早く鳳凰になっていく様は、お見事!の一言でした。この方は、全米の氷の彫刻コンテスト優勝者だそうですが、大胆にノミを振るっているように見えて、繊細なディテールを迅速に仕上げていく、その過程は、職人技ここにあり、と、感銘。屋内のオーディトリウムでは、二人羽織コンテストやすし職人コンテスト、そして、地酒試飲会場が。4種のお酒を飲み比べて、すっかり良い気分になったのは、私です。真昼間からスミマセン…

 息子たちは、みたらしダンゴにお好み焼き、焼き鳥、味噌味のバーベキュー・サンドイッチを、ラムネで流し込んでご満悦。とても美味しい一日でした。この催しは今回が初めての試みだそうですが、第一回、と、名打っているので、今後毎年続いて、どんどん大きくなっていくといいな!でも、正直言って、英語のアナウンスは、ネイティブに頼んだ方がいいと思った…
  1. 2009/11/08(日) 22:51:16|
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マクロの決死隊

 今住んでいる長屋(タウンハウス)で、全戸のガレージドア取替えが行われることになり、今日、最初の二戸で工事がありました。うちは、来週水曜日に工事の予定ですが、別にそのまま、何も準備しなくてもいいですよと言われていたので、そっかー、と高を括ってました…が! 今日、工事中の様子を覗くと、やっぱ、ある程度スペースないと、工事できないじゃん?!と、何を今更気付いてるんだ、わに?!と、顔面蒼白。

 わに家のガレージは引越し以来、まだ荷を解いていない箱が山積みで、本来、車が二台停められる筈のガレージに、無理矢理プリウスを押し込めている体たらく。これじゃマズいと、この機にガレージの整理を始めました。工事の為だけなら、ドア周辺のものを奥に移動させれば良いのですが、折角だから、箱を開けて片付けよう!と、思い立ってしまったのだな。この段階では、そう状態で勇気凛々。で、二、三時間もすると、箱を開けたはいいが、だんだん鬱に陥り、この荷物の山どうするよー、と、泣き言を言い始める。ま、切羽詰まったら、箱の中身を整理して、本来あるべき場所に収めるというミクロ・レベルな片付けは諦めて、とにかく奥に全部積み重ねちゃうというマクロな逃げ道が残ってるんで、なんとか頑張りたいと思います。しかし、せっかくの土曜日を、箱を開けて物を出すだけで費やしちゃったよ…orz

 出かけたのは唯一、近くのチェーン系ペットショップに、フードだのトイレ用砂だのを買出しにいったときだけ。車ないと、重いフードや砂は持ち帰れないので、週末が勝負なのです。それに、こういったお店では、週末に愛護団体が里親募集のペットたちをお披露目に来ていて、そんな犬猫たちに会うのも楽しみ。数週間前に気になっていた、片目のハスキー系雑種の子が、今週も来ていました。ちょっと臆病なところがあり、他の子たちのように「僕を連れて帰って!」と、アピールしない態度がかえって気になります。控えめに頭を押し付けてきて、耳の後ろをかきかきすると、おっきな尻尾がバサバサ揺れて、わたしメロメロ…

 こういう子は、いったん信用してくれると、本当に甘えん坊になる可能性が高くて、つれて帰りたいっ!と思うけど、ただでさえ狭い家に犬二匹、猫二匹。家の中は、犬猫をまたぎながら移動している状態だけに、無理無理無理!この子が、いい飼い主にめぐり合えるように、と、願わずにはいられないのですが。愛護団体のボランティアのお姉さんたちが凄く無愛想なのも気にかかるなぁ・・・
  1. 2009/11/07(土) 22:46:39|
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全米が泣いた!失業率、絶賛上昇中!

 今日の労働省の発表によると、先月の全米失業率は10.2%だったそうです。先に失業率が1割を超えたのは83年6月と、4半世紀以上前のこと。いくら大型消費が上昇中だろうが、市場が活性化しようが、10人に一人が失業中という状態で、連邦政府はどんなツラ下げて、景気は底を打った、経済は復興に向かっていると言えるんだか。

 ゴールドマン・サックス社では、12月に最高$30ミリオンのボーナスを受け取る社員がいるとの報道もあります。市場の持ち直し、消費上昇の兆し、特に大型商品市場復興と、今日、発表された失業率が示すことは、この国の抱える、どうしようもない格差ではないでしょか。弱者は益々貧困へと向かい、彼らを踏み台に強者が甘い蜜を吸い続ける経済・社会構造の露呈…今回の経済危機が暴いたのは、そんなアメリカの恥部だと思います。

 一方では、やれ民主主義がどうこう、平和が云々と世界に訴え、国民の福祉と安心を称えて健康保険を巡る攻防を続けながらも、実際には、こういった不公平が平然とまかり通っている。自分達の強欲と失策が招いた経済危機で、多くの人生を狂わせた、その張本人たちが、何の咎も受けず、厚顔にも報酬を受け取って恥じることもない。価値観、文化、宗教の違い以前に、人間としてどうなのかと問われるべき醜態が、ごく普通に許容されている。ソドムやゴムラなんて、今のこの国に比べれば、生易しいモンですぜ。

 コロラドからカリフォルニアに移動する途中で見たものは、圧倒的な貧困。無料クリニックや、寄付された学習文具の配布に並ぶ人々の長い列と同時に、贅を尽くした人々が溢れているのが、このLA周辺。充足の無い生活に甘んじ、負のスパイラルに巻き込まれて足掻く人々が多くいる一方で、彼らが必死で稼ぐ年収以上を、一夜で使い果たす人々もいるのが、この街です。神は死んだ、と、言ったツァラトゥストラさんは、まだまだ甘かった。しょっぱなから神も仏もない闇をネオンが照らす、それが、今のアメリカです。

 これらのネオンの光とは、オバマ大統領が署名したばっかの失業保険給付期間延長法案に、住宅取得減税法案かもしれない。この他にも、道路や橋梁整備等の公共事業に対する政府支出、法人税減税、エネルギー効率化対策、中小企業向け融資、輸出促進策が検討されているそうな。「我々は正しい方向に歩んでいると確信している」というのは、今や、大統領の決め台詞化してますな。毎週、大統領生命の終わりに、葵の御門やら、余の顔、見忘れたか、やらと同様に、もう、これがないとプログラムが終わらないといいますか。新たな雇用創出策の策定が進んでいるとの噂もあるけど、詳細が全く出てこない。

 私が、上記の対策を「ネオン」呼ばわりする理由は、その不自然さゆえ。実際に上記のような政策を実施するには、沢山の資金が必要です。。政府は、財源は確保してあるって言うけれど、巨額な赤字を抱えているのに、その財源とやらは一体何処にあるのでしょうか?新雇用対策案も、公共事業も、福祉案も、減税も、耳に聞こえは良いけれど、実は、偽りの光なんじゃ?お日様なら、また昇るけど、コンセントは、引っこ抜いたら真っ暗けのまま。そんな不安が拭いきれません。杞憂ならいいんですけどね…
  1. 2009/11/06(金) 20:16:58|
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蒼天航路

 いつも厳選映画やドキュメンタリーをDVDに落として、日本から送ってくれるKちゃんが、暫く前にBSで放映のあった、「レッド・クリフ~赤壁」を送ってくれました。三国志は要約版と横山光輝氏のマンガしか読んだことのない私でも、判り易く面白い!でも、この映画での曹操さんは、ちと情けなさ過ぎではあるまいか?と、以前から悪役とはいえスケールのでかい曹操さん好きだった私が感想を送ったら、「ふっふっふ…ならば、これをくらえー!」と、送られてきたのは、「蒼天航路」文庫版の最初の6巻なのでした。
 「蒼天航路」は、三国志では悪役の曹操を主人公とした漫画で、文庫本で全18巻という大作です。なにしろ登場人物が多いので、整理しながら読むのは大変。まずは、ストーリーに引き込まれて、細かいところを無視して読み通し、二度目はじっくりと時間をかけて読んだのですが、それでも、一日に二回読むと、なんか圧倒されすぎて頭が痛くなってきた。

 横山翁の「三国志」は、なにしろ、あのアッサリした絵柄なので、純粋にストーリーを追いましたが、「蒼天」の方は、今の風潮から見ればやや古い感じの絵が、かえって、オバサンには馴染み易く、男前の曹操に萌え萌えざます。曹操のカッコ良さは主人公だから当然としても、飄々としつつ器の大きさを漂わす劉備含め、とにかく、チョイ役に至るまで、登場人物が一々みんなスケールが大きくて、実に魅力的です。漢達の世界ゆえ、登場人物は圧倒的に男性が多いのですが、要所要所に華を添える女性キャラクターもまた、悪女も、悲劇のヒロインも、内助の功で夫を支える妻達も、スケールの大きな女達です。

 今のちんまい中国共産党政府に牛耳られた中華民国が、悠久の歴史と広大な国土、そして破格の男達、女達がいた時代、「中国」だった頃のロマンを思い出させてくれました。いくら白髪三千丈のノリで誇大化されているとは言っても、これだけのキャラクターを大量生産するだけでも凄い。日本の英雄達、金太郎や桃太郎すら、まだまだ小粒。アーサー王やジーグフリードでも、この世界に混じれば、チョイ役で終わってしまいそう。

 ところで、上は、Kちゃんの曹操ビーム直撃を喰らった、わにのイメージ図。

蒼天航路 (1) (講談社漫画文庫)蒼天航路 (1) (講談社漫画文庫)
(2000/12)
李 学仁王欣太

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  1. 2009/11/04(水) 22:45:57|
  2. 本と映画
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構造主義とアイデンティティー

 若息子、熱はないのですが、咳が出るので、今日は大事をとって学校を休ませました。でも、子供の常で、風邪は引いていても十分に元気なわけで…ああ、うるさい…orz

 今日の一大ニュースは矢張り、クロード・レヴィ=ストロース氏の逝去でしょう。正に巨星墜つ…と、いうか、正直なところ、まだ生きておられたとは知らなんだ!享年100だそうで、大往生ですね。名前は高校の時に習ったし、大学の時、教養科目で著書を読んだ(というより読まされた)覚えがあるのですが、その頃から既に、教科書に出てる人だから、もう亡くなってるって、勝手に超失礼な思い込みしてました。しかも、恥ずかしながら、私は今回、氏の貢献を纏めた記事を読み、それを機会に改めて、氏の唱えた「構造主義」という思想を振り返ると共に、新たに考え直してみた…要するに、今日まですっかり忘れてた!なのでした。

 私のバックグラウンドは経済学で、その後、国際開発を学んだのですが、学士の専攻も、三つ子の魂なんとやらと同じで、後から路線変更しても、奥底にこびり付いているものらしいです。てんで勉強しなかった怠け者学生だった私ですら、いくら社会学的な視点から開発学を教わっても、経済学的な見方から離れることが出来なかった。だから今更、「野生」「未開」の中に現代文明の原型をみるという構造主義的視点を、なぜ開発学の中で、もっと重視しなかったのかと悔やまれます。

 曰く、構造とは、「要素と要素間の関係とからなる全体であって、この関係は一連の変形過程を通じて普遍の特性を保持する。」んだそうです。この考えは、私には、個人の「アイデンティティー」への自覚に繋がるような気がします… もっとも私は、SF作家のAll-Time Favoriteがジェイムズ・ティプトゥリー、Jr.で、この頃はグレッグ・イーガンが気になって、しかもアルマティア・セン博士の本に心酔してるもんだから、何でも「アイデンティティー」に結び付けて、理解したフリする傾向があるんだけど。こういった、オノレの安易な傾向と、現役開発学の学生だった時に読んどきゃよかったという自戒をこめて、せめて「悲しき熱帯」と、「野生の思考」は再読せにゃならんなぁ、と、思っています。きっと、本屋さんで「追悼特集」とかで並んでて、手に入れ易くなってるだろうし。

 しかし、こっちの新聞見る限り、レヴィ=ストロースは、人類学を確立した、っていう学術的立ち位置になってるのね。日本の新聞だと、揃って、「構造主義の父」として、思想家として認識してるようだけど。構造主義が暴露したのは、自分達が信じてる価値観だけが絶対じゃない、世界にゃ他の価値観もあるんだよ、って事だと思うので、アメリカ的には、すごーく受け入れにくい考えだよね。だから、構造文化人類学のヒトって、人類学が先に出ちゃうのかな?こういう、国によっての認識の違いがポロッと出るのが面白いね、と、思った、ただでさえボケた頭が、花粉症で当社比50%更にボケてる私でした。もう寝よ・・・
  1. 2009/11/03(火) 21:57:26|
  2. ニュースねた
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風邪?インフルエンザ?新型インフルの見分け方は?

 学校から帰ってきた若息子、頭が痛い~、と、寝てしまいました。息子たちの中学校でも、クラスの4分の1がお休みで、授業中にも何人かが保健室に行ったまま、教室に帰ってこなかったとか。若息子も、風邪(か、インフル?)貰ってきたかも?!悪いインフルエンザが流行ってるらしいんで(例のヤツね)、熱が出たら、お医者さんに連れて行こうと思っています。来週は、この学校区の学期の区切りで、中間考査の週だというのに、大丈夫なのかな?

 日本だと風邪を引いたら、たまご酒、と、言いますが、正直、私はこの卵酒というのは飲んだことありません。美味しいのかな?アメリカで卵酒に当たるのは、チキンスープとオレンジジュースです。オレンジジュースでビタミンCを補給し、熱いチキンスープで身体を温ま、鶏と野菜で滋養をつけようという訳でしょう。

 風邪とインフルエンザの違いは、症状の重さだけではなく、病原となるウイルスの種類が違うんだって。一般に、なんだか鼻が詰まる、くしゃみも出るし、喉もいがらっぽい…花粉症かなぁなんて思ってたら、実は風邪でした、と、風邪は症状がゆっくりと現れるのに対し、突然やってくるのが、インフルエンザらしいです。微熱、のどの痛み、軽い咳程度なら鼻風邪?って感じで、インフルエンザなら、悪寒ゾクゾク、関節は痛いし、頭はガンガンするし、高熱は続くとインフルエンザで、肺炎や気管支炎といった危険な合併症をおこさないよう、注意が必要との事ですが…ちなみに情報源は、こないだ定期健診に行ったとき、延々と待たされてる間、暇つぶしに読んでたパンフ。

 若息子は、朝はいつも通りに学校に行ったのに、急に頭痛い、ダルい、熱っぽい、鼻が詰まる~、なので、インフルエンザのほう?と、なると、今時流行りの、例のヤツだったら大変!と、症状を調べてみました。厚生労働省の、豚インフルエンザウイルスH1N1の感染による感染症の臨床的特徴は、「咳や鼻水等の気道の炎症に伴う症状に加えて、突然の高熱、全身倦怠感、頭痛、筋肉痛等を伴うことを特徴とする。なお、国際的連携のもとに最新の知見を集約し、変更される可能性がある。」(新型インフルエンザ(豚インフルエンザH1N1)に係る症例定義及び届出様式について)なんだそうです。なんか、これって… 従来のインフルエンザの症状と一緒なんじゃ…

 だから、新型なんだか、毎度お馴染のいつものタイプなんだか、ちゃんと検査して、病原体を確定しないことには判らないんですね。世界中で報告されている新型インフルエンザ感染例って、本当に全て病原体が確認された症例数なのか、実はインフルエンザ感染数がぜーんぶ、新型かもよ?て、数えられちゃってるのか、気になるところです。もし前者なら、インフルエンザ的症状だったけど家で療養して治っちゃった、って患者の病原体は、どのタイプ検査されぬままなので、実際の感染数は、ずーっと多いのかもしれない。後者なら、ほんとは例年通りのインフルエンザが発生してるだけで、「新型」インフルエンザのパンデミックというのは、大袈裟に取り上げられているんではないかと疑問が沸きます。

 ともあれ、うちは今夜は既に仕込んでしまったので、チキンスープじゃなくて、おでん。ビタミンCは、若息子の好きなスムージー作って補給させます。みなさまも、お身体に気をつけて…
  1. 2009/11/02(月) 21:34:06|
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Cloudy with a Chance of Meatballs

 わに夫が、仕事上のチームと家で働くというんで、朝から掃除。前の家でもたまに同じ事してたけど、前の家ではオフィスに近かったから仕方ないか、と、諦めてましたが、今の家、遠いんですけどねぇ…

 その中の一人が、7歳の娘さんのベビーシッターがいないという事なので、息子たちと一緒に映画に連れていくことになり、時間的にも丁度よかったCloudy with a Chance of Meatballs(曇り、ときどきミートボール)を観ました。何しろ、空からハンバーガーやピザが降ってくるお話なので、3D上映で観たかったのだけど、上映時間が都合に合わず、普通版。既に公開から1ヵ月半経っているし、朝一番の回だけあって、お客は私たち4人だけ。電気の無駄で、申し訳ない(TT)

 ちょっとテンポが遅く、話も冗長と、感じましたが、最初から3D上映を意識して製作された作品なので、その効果を楽しむために、わざと展開がスローなのかも。雲の中をモコモコ進んだり、食べ物が降ってきたり、3D版は、その楽しさで、時間の長さを忘れそうですもの。映画は、太平洋に浮かぶ、鰯釣りと鰯の缶詰で成り立つ小さな島を舞台に、偉大な発明者になることを夢見る主人公が、水を食べ物に替える機械を発明しますが、事故でその機械が空高く打ち上げられ、その結果、島では、アイスクリームやキャンディー等が、空から降ってくるように…って、お話。変わり者の発明家が主人公、テーマは父親と息子の絆、自分を信じて、諦めずやり遂げる事の大切さという点で、同じCGアニメ長編、2005年の「ロボット」に似てると思いました。映像的にも似た感じなので、同じスタジオかと思ったら、「ロボット」は、20世紀フォックス配給でブルー・スカイ・スタジオの製作、「ミートボール」はソニー・ピクチャーの製作でした。

 面白いのは、これを利用して観光客を集めようとする市長の企てで、食べ物の降る島は世界中に紹介されるのですが、この世界各地の反応に、日本の描写はない。機械の暴走で世界中が巨大食べ物の嵐に巻き込まれる事になるのですが、なぜか最初に、エッフェル塔、万里の長城などの名所が被害に遭いますが、ここでも日本は出てこない。この絵柄は、日本じゃ受けないだろうし、最初から、日本市場を念頭に入れてないのかとも考えたけど、魚ばかり食べていた島国、強欲な政治家、奇抜な発明と高度な科学力…って、もしや、日本を揶揄してる?!ってのは、毎度おなじみの考えすぎ??


 映画見て、お昼食べて(ハンバーガーw)、帰ったら、まだ当分、終りそうにないって。仕方ないんで、水につけて弱らせるべく、海に連れて行く。3時間近く遊んだけど、それでも、まだ終わらないってんで、ピア(突堤)へも行く。この時期は、アジの大群が回遊してくるので、ピアは釣り人がぎっしり。去年も、同じ時期にマリブの突堤で、入れ食い状態になってたのを見ました(その日記は、
ここ)。そして、釣られた魚を横取りしようと、ピア上にはペリカン、下にはアザラシが控えています。釣り上げてみたら、アザラシに食べられて、頭だけくっついてたり。そうそう、ハンドボールほどの大きさのタコを釣り上げてしまった人もいましたよ!海に返してあげてればいいんだけど…

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浅瀬でも、やっぱり波が怖いので、お兄ちゃん(うちの上息子)に手を繋いでもらって沖に出てみる
  1. 2009/11/01(日) 21:17:26|
  2. 本と映画
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