わにの日々-海が好き!編

NY、DC、テキサス、コロラドを経て、大都会ロサンゼルスから、その郊外の海辺の街、レドンドビーチに移り住んだ、ぐうたら中年主婦・わにのトホホな日々

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ゲッティー美術館へ

 先日の雨のお陰で、珍しく空気の澄んだLAです。空気は冷たいけど(><)、すっきりと晴れ渡った空が鮮やかな一日でした。せっかくのお天気、でも寒いので、暖かな屋内で楽しめるところへ、と、わに一家はブレントウッドの、Getty Museumへ。私の目当ては、19世紀後半のアジア諸国を写したイタリア系英国人の写真家、フェリーチェ・ベアト(Felice Beato)の写真展です。従軍カメラマンとして、アジア各地を撮影して回ったベアトは、英国統治下のインド、中国、韓国、ビルマ、そして、幕末期から明治初期の日本の姿など、貴重な記録の数々を作品として残しました。特に日本には、1863年から1884年と20年以上にもわたって滞在し、生麦事件や下関事件の現場、戊辰戦争へ赴く薩摩藩士や庶民といった様々な被写体を写しました。その作品は、歴史的にもとても興味深いのですが、セピア色の風景には実に情緒があり、記録としても、アートとしても見応えのあるものでした。江戸城のパノラマ写真や、手塗りで淡くパステル色に彩色された写真などは、細部までがとても面白く、いくら見ていても飽きません。写真集が欲しかったんだけど、日本を写した作品だけのが無かった。中国のは売ってたのにぃ…(TT)

_DSC4747.jpg


 実はこのジョン・P.ゲッティ-美術館には、色々と思うことがあります。まず、数週間前に、その直系の子孫である孫のゲッティー三世が亡くなり、その新聞記事で、ここの創設者ゲッティー1世がとんでもないケチンボじじいだったことを知った今(詳しくは過去ログから悲劇の相続人を参照して下さい)、その遺産が、このゲッティー美術館とゲッティー・ヴィラを支え、無料で(但し駐車場代は15ドル必要)一般公開するために、惜しみなく注ぎ込まれていることへの皮肉。そして、そのひ孫に当たるのが、俳優のバルサザー・ゲッティーなのですが、最近、彼が主演の「蝿の王」を最近見たこと。上息子は英語のクラスで今、「蝿の王」を読まされているのです。バルサザー氏は直系の子孫として、自分に転がり込んできたはずの財産が、こんな風に使われてるのって、どう思ってるのかな?と、20年前の映画の中の少年の顔を思い浮かべてしまったのでした。しかも、何も無い無人島に漂流した少年達のリーダ-で、最後まで理性を失わない役。

 もう一つの目的は、上息子のフランス語クラスで提出するレポートのための調査。過去、フランス料理店にいったり、フランス映画観たり、フランスの翻訳小説読んだり(って、デュマだけど)して、フランス文化に触れてレポートを書いてきましたが、今回はフランス芸術、特に印象派の絵画を取上げましょう、というココロなのです。かなーり適当に見て回ってたけど、一体どんなレポートが出来上がるやら?


次は「レ・ミゼラブル」でも観に行くかな?
  1. 2011/02/20(日) 20:57:30|
  2. カリフォルニア名所
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:6
<<アメリカ的いい男たち | ホーム | 春よ来い♪ 今すぐ来いっ(#゚Д゚) ゴルァ!!>>

コメント

Jasminさん

イタリア系英国人の変換間違いでした。ごめんなさいm(__;)m
でも、紅毛碧眼の髭もじゃバテレンは、やっぱり目立ったことでしょうね

ヒルトンさんは実は子沢山で孫たくさん。パリス嬢は、そのラインの下の方だそうで、どっちにしても余り遺産は期待できないらしいのですが、それでも贅沢な暮らししてますよね~
 日本の場合、相続税が高いし、桁外れのお金持ちもいないので、アメリカほどには莫大な遺産は残せないでしょうが、政治家が家督みたいになってるのが理不尽な気がします。
  1. 2011/02/26(土) 13:22:48 |
  2. URL |
  3. わに #-
  4. [ 編集]

幕末期の日本で、イタリア系黒人カメラマンさんは目立ったでしょうね。

親戚にはケチんぼだったゲッティのお話、パリスヒルトンのお祖父さんが自分の死後、
財産の97%を寄付するといってるとかいないとかいう話を重なりました。

本当に子供や孫のためを思うと、子孫が頼りたくなっちゃうような、
莫大なお金は残しちゃいけないのかも。

そんな心配をする日が私には来るのだろうか、いや、こない。(反語)
  1. 2011/02/24(木) 18:01:32 |
  2. URL |
  3. Jasmin #-
  4. [ 編集]

JUNxxxさん

例え京都へ足を伸ばそうとも、ぜひぜひ!
同行の外交官が、お侍さんに絡まれたときに、その様子を少し離れた場所で撮影した写真もあって、パパラッチの先駆けみたいな人だったようです。きっと、人一倍好奇心が強かったんだろうな…と、思わせる作品が多くて、楽しかったですv
  1. 2011/02/23(水) 11:05:18 |
  2. URL |
  3. わに #-
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twngmg2さん

日本人の職人さんと組んで、白黒写真に手塗りで採食してあるんです。
クレジットにはちゃんと、ビアトと並んで、日本人の名前も入っていました。
淡いパステル色で塗り重ねてあって、独特の柔らかな雰囲気があります。
サイズは大判ノートくらいで大きくはないし、鮮明でもないので、出来る限り近づいて見てたら、何度か警備員さんに注意されちゃった~(TT)

ゲッティーさんは身内は厳しかったけど、世間にとっては良い爺さんでしたねw
ゲーツさんも子供たちに遺産は残さないって言ってるし、一代で財を成した欧米の資産家には、その財を社会に還元しようという人が多いように思います。例え、税金対策、自分の名声を後世に残しいって理由でも、一般人的には良いことだv
  1. 2011/02/23(水) 10:59:23 |
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  3. わに #-
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こんばんは☆

おぉ、これは良い写真展ですね♪
生麦事件や下関事件の現場、戊辰戦争へ赴く…どれもとても興味あります^^
もし大阪で開催されたら速攻観に行きそうです☆
  1. 2011/02/23(水) 07:15:55 |
  2. URL |
  3. JUNxxx #-
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>フェリーチェ・ベアト(Felice Beato)の写真展です

是非!行ってみたいですね~
この写真・・・マジな写真ですよね~
これを見ただけでもかなり!!そそります!!

もう、カラーだったんでしょうか?

知らない日本をしりたいですね
ケチジジィだけど、いいこともしたんですね~(笑)
  1. 2011/02/22(火) 22:58:04 |
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  3. twngmg2 #-
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