わにの日々-海が好き!編

NY、DC、テキサス、コロラドを経て、大都会ロサンゼルスから、その郊外の海辺の街、レドンドビーチに移り住んだ、ぐうたら中年主婦・わにのトホホな日々

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堕ちた英雄

 こうなる予感はしてたけど、やっぱり実際になると落ち込むニュースが伝わってきました。ノーベル賞受賞者、貧しい女性向けに、自立と収入増のための無担保小口融資機関グラミーン銀行を設立したムハマド・ユヌス教授が、バングラデシュ中央銀行から、解任された、というニュースです。公的な理由は、ユヌス教授が2000年にグラミーン銀行総裁に就任した時に、同行の株式の25%を保有する政府の承認を事前に得なかったので、国有企業の総裁就任規定に違反しているから、ということになっています。 でも、実際には、特に2006年にノーベル平和賞を受賞して以来、「ユヌス、調子に乗りすぎ!」と、政府からの反感を買い続けてきたことがあるのは明白。

 国際的には未だ大変意評価の高いユヌス教授ですが、国内では、政府筋のみならず、様々な方面から、グラミーン銀行の内含してきた問題が噴出しつつあることは、漏れ聞こえていました。ですが、奇跡的な成功例ともいえるほどの実績と名声を誇っただけに、小さな亀裂も過大に批判され勝ちです。また、特に農村部の女性を対象としたマイクロファイナンスという小規模な事業から、今やインフラやIT,エネルギー等の多方面での事業を行なっていますから、規模が拡大するにつれ、そこここにひび割れが生まれて来るように問題が出てくるのは仕方のないことかもしれません。今回の辞任要求の中心人物は、シェイク・ハシナ現首相その人らしいのですが、ただの言い掛り、いちゃもんだとは片付けられない事情もありそうです。

 私が国際開発学を勉強し、国際開発に関わっていたころ、ユヌス教授は、貧しい農村部の女性のエンパワーメントと、貧困層が自らを負のスパイラルから抜け出すきっかけの提供という、開発の必須条件を実現してのけた輝かしいーローでした。そのユヌス教授も、もう70歳です。そろそろ後任者を指名して、この偉大な事業を他に任せたほうがいいのかもしれません…


長期に渡って権力の座に居座る最高指導者が次々と落ちていく今日この頃
  1. 2011/03/02(水) 21:57:48|
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