わにの日々-海が好き!編

NY、DC、テキサス、コロラドを経て、大都会ロサンゼルスから、その郊外の海辺の街、レドンドビーチに移り住んだ、ぐうたら中年主婦・わにのトホホな日々

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ODAは本当に役に立っているのか?

昨夜のうちに、週明け納期の仕事全部仕上げて、エージェントに送り返した。週末に働かなくてもいい、しみじみと嬉しい土曜日の朝、新聞の一面がいきなりで、朝から爆笑しました。


うわー、気まずいww


 気まずい二人の行方はこれからも興味深く眺めていくこととして、今朝のウォール・ストリート・ジャーナルに、お馴染みビル・ゲイツ氏が寄せた、チャールズ・ケニー著の「Getting Better: Why Global Development Is Succeeding-and How We Can Improve the World Even More」たる、なんとも長いタイトルの本の書評が出ていました。ケニー氏は元世界銀行、上級エコノミストで、現在はCenteer for Global Development and New America Foundationのフェローです。長い、長い… この記事の原文はこちらから

 ゲイツ氏は、ケニー氏の、収入レベルではまだまだ低くとも、途上国全体として、生活水準は上がってきている、"getting better"であるという主張に賛同しています。実際、世界中での識字率や、乳児死亡率等は、過去数十年間に改善されている。そして、その要因は、技術が進化してより安価に予防接種などのサービスが提供できるようになったこと、そして海外援助を挙げています。ゲイツさんは奥さんのメリンダさんと一緒に設立したビル・ゲイツ財団で、途上国支援に向けて巨額を費やしています。そして、その効果は確かなものです。

 で、私的に注目すべきは、ゲイツ氏はあくまでも「Foreign Aid(海外援助)を擁護してるのであって、「Official Development Aid」をサポートしてるんではないと。私は今では、途上国援助に必要なのはビジネス・サポートである。冷徹な損得勘定のもとでこそ、効率よく効果的な開発は成されるという持論を持っています。20年前、私が国際開発学を先行する大学院生の頃に、そんな事言ったら、放校にされかねなかったでしょうがw

 民主党、というより菅首相は、この機に至ってODA増額を主張し、国内復興が先だろ!と、多方面から突っ込まれていますが、中国の日本に対する態度を見てる限り、確かにODAは国益にかなっていない。それどころか、ODAで借款されたお金で中国が中南米やアフリカ諸国に影響力を及ぼしてる場合もあり、これじゃ逆効果。今回の震災で、日本はODAでたくさん援助してくれたから、その恩返しをしたいと申し出てくれる有難い国も多かったけど、こういう関係を作っていくためには、額ではなく、その援助の質が大切なはず。日本の場合、官民の協力が最適の援助を生み出すと思うけど、アメリカの場合は、ODAが政治に結びつきすぎて、むしろ民主導のほうが良い結果を出せるんではないかと思うのです。ゲイツ氏はその先導役でもあり、今後も一層の活躍が期待されます。今回のWSJへの投稿は、途上国援助への支援の意を、改めて広く一般に公にしたとも思えます。何が出てくるか、楽しみだぞ!


金の力!
  1. 2011/05/21(土) 20:32:23|
  2. 政治・外交
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