わにの日々-海が好き!編

NY、DC、テキサス、コロラドを経て、大都会ロサンゼルスから、その郊外の海辺の街、レドンドビーチに移り住んだ、ぐうたら中年主婦・わにのトホホな日々

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緊急金融救済案可決

 昨日のLA Times Home欄に、リーマンの元CFOが数年前に6億ドルで購入したマンハッタンの高級コンドを11,6億で売った、という記事が出ていました。破綻前のリーマン社員の破格な高給ぶりや、退職金が平均1億超えとかで非難囂々の中、持ち家の一つ売って6億ドルほど得しちゃったわ、とは、何という空気の読めなさ。だーかーらー、こういうヤツらから、片っ端からペナルティー取れって!!

 と、今日も金持ちにひがみつつ、米政府への怒りに燃える中流主婦・わにでございます。緊急金融安定法案は、予定外の遅延はあったものの、最初に誰もが諦め半分で予想した通り可決されました。焼け石に水、でもゼロよりかはマシだから仕方ない、前回は、どうせ自分が反対しても通るだろうから、これで自分の選挙区の住民に顔も立つし…と、高を括っていた議員が多かったのが、今回は「こりゃヤバい!」と、慌てて賛成したんではないかという気もするのですが。昨日もロン・ポールは一人で熱弁奮って頑張ってた。彼の主張の全てに賛同は出来ませんが、議会全体の流れが同方向の中で孤軍奮戦する姿に政治家としての信念を感じます。だから大統領選は勝てなかったんだろうねw

 この危機の原因となった張本人(張本金融商品?)筆頭として、ウォーレン・バフェット氏が「金融版大量殺戮兵器(financial weapons of mass distruction)」と呼んだ、CDS(クレジット・デフォルト・スワップ)、どんなモノか理解できなかったのですが、10月6日号のNewsweek誌の説明記事を読んで、何か解った様な(?)気に。その記事曰く、"a sort of insurance policy: a third party would assume the risk of the debt going sour, and in exchange would recieve regular payments from the bank, similar to insurance premiums."(The Newsweek, Oct. 6, 2008: page46)」だって。要するに、これってビールの泡みたいなもの?連邦の度重なる金利下げと共に未然の住宅購入ブームが到来し、住宅ローン債権を担保にした証券化商品ががんがん売れた。こうやって、債務の連鎖がどんどん繋がっていって、一つの債務不履行がドミノ倒しよろしく、他の債務をバタバタ倒していった、って事らしい。なるほど…

 保険のような、でありながら、「insurance」という名前を避け、「swaps(交換)」と呼んだのも隠れ蓑で、保険と銘打たない分、連邦法の規制を受けない。だいたい「credit」を「信用」と訳するのも、腑に落ちないんだけど。この、金融工学とやらの産物の破綻が大きな位置を占める今回のアメリカの金融危機は、日本とその周辺の陥ったアジア経済危機とは少し様子が異なりますが、アジア再生のシナリオは、今回の教訓ともなりえるはず。当時、私は国際開発業界に身をおいていましたので、日本人でありながら、破綻したアジア全体の経済を再生させる牽引力としての日本にばかり注目していました。国民が窮地に陥っているのに他所の国を助けるなんて、という非難を受けながらも、自国が中心となってアジアの経済を盛り返しました。その過程では、「まさか」の大型金融機関合併・併合が繰り返され、かつては護送船団方式とまで言われていた日本の金融制度は政府の介入を離れ、銀行は淘汰され、協力し合うことで再生し、流動性を取り戻した。この経験は、アメリカ経済再生にも生かされるはず。今や絶大なる決定権を握るポールソンとその側近は、傲慢さを捨て、日本の教訓をじっくり研究して欲しいものです。
  1. 2008/10/04(土) 22:33:42|
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