わにの日々-海が好き!編

NY、DC、テキサス、コロラドを経て、大都会ロサンゼルスから、その郊外の海辺の街、レドンドビーチに移り住んだ、ぐうたら中年主婦・わにのトホホな日々

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オバマ、マケイン、税金政策に思うこと

 アメリカの新聞は、週日は全国ニュース、地方ニュース、スポーツ、ビジネス、それにエンターテイメントの5つのパートで来るのですが、日曜版にはクーポンや雑誌、大量の広告、フルカラーのコミックスが含まれ、パンパンに膨れ上がって配達されます。日曜の朝は、じっくり時間をかけてこれを読み、クーポンを切り取るのが、アメリカ的光景らしい。そして、今朝の新聞に付いていたParade Magazinには、オバマとマケイン、双方の税率プランでは、年収別・どちらがお得?表が出ていました(ここから見れます)。この表によると、マケイン案が富裕層を優遇しており、オバマ案は、特に上位1%な皆さんは、現行より50万ドルも多く払わねばならないそうで、やっぱオバマだね!と、思った次第。

 マケイン言うところの「金持ち減税→職が増える→利潤がシャンペン・タワーみたいに垂れ流れて下の方の労働者も潤い、経済が潤滑に」は、「富裕層や企業が潤うと、その利益が零れ落ちて、労働者層も潤う」っていう、ゲオルグ・ジンメルのTrickle-down Theory」が元になっていると思われます。ジンメルゆーたら、社会学のシカゴ学派の教祖みたいな存在だよね。経済学のシカゴ学派はといえば、絶対市場主義、価格理論と自由主義を信奉する皆さん。これは、一昔前のIMFが途上国で実践しようとしたけど、これに対する、当時世銀中南米地区副総裁だったA氏の「ンなもん、市場なんぞ存在せんような国に向かって、市場に任せえって、一体どーせーちゅうねん!?」は名言だと思った。ともあれ、そのシカゴ学派の説を活用したのが、レーガノミックスであり、同時期のサッチャーだった。道理で、ペイリンもマケインも、レーガン、レーガン連呼するわけです。その頃、IMFや世銀は悪名高き構造調整(SAP)なんかをやって、何でも民営化、輸出万歳な時代。ハーバード学派の「市場の構造が重要や!」ってのが、幅を利かせていたのだな。で、何か、回りに回った話しになったけど、要するに市場構造だの、Trickle-downだの、時代遅れやっちゅーねん!と、言いたかったんだな、もし。

 一方のオバマは、「中流・貧困層減税→消費アップ→経済活性化」という台本。サブプライム問題で泣けてくるほど明白になった通り、アメリカでは貧困層も消費指向がバカ強い。だから、お手軽に景気を良くするには、こちらの方が理に適っていると思う。だいたい、企業や富裕層のお零れでビンボー人が潤うには、福祉の充実が必要なのだけど、マケイン案にはその部分は見えてこないし、金融危機の真っ最中にあるのに、こんな持って回った方法は、時間が掛かりすぎる。選挙で投票者にアピールするのは、金融経済ではなく、実質経済。緊急経済安定救済案で話題になった、Wall Streetではなく、Main Streetを見よ、というのは、正にこのことだと思います。

 企業や富裕層から税金を取り立てて福祉を充実し、一方で税率バランスを変えることで中産階級を保護する、そんな政府が欲しい私は、「金持ちから税金がっぽり取れ」派であります。ところで明日は、アメリカ合衆国全国的に「コロンバス・デー」で祝日のはずなのですが、ここLA統合学校区は、千周囲お休みしたばかりなので、通常通りです。ユダヤ教の祝日はお休みで、全国区の祝日はムシって、なんかなぁ…
  1. 2008/10/12(日) 23:10:26|
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