わにの日々-海が好き!編

NY、DC、テキサス、コロラドを経て、大都会ロサンゼルスから、その郊外の海辺の街、レドンドビーチに移り住んだ、ぐうたら中年主婦・わにのトホホな日々

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コルネーリア・フンケ

 サンタモニカ図書館で、上息子の好きな児童文学作家、コルネーリア・フンケの朗読会がありました。フンケはドイツの作家で、「魔法の声」や、「どろぼうの神様」が有名。「魔法の声」三部作の第三部「InkDeath」発行と、「魔法の声」の映画化で来米したみたい。「インクデス」からの一節朗読に続いて30分ほどの質疑応答、続いてサイン会。上息子は、自分の好きな「竜の騎士」の続編について質問し、既にプロットや登場人物は出来上がっていると聞いてワクワク。その続きで、「どろぼうの神さま」の続きは?と、いう話になり、この話は完成してしまったので続編は無い!と、きっぱり。もうプロスパーやボーには会えないのね…ところで、映画化された「どろぼうの神さま」のボー役の子、かわいかったなぁ…

息子達とフンケさん。上息子、頼むから、前髪切ってくれ


 面白かったのは、邦題では「魔法の声」「魔法の文字」となっていますが、英語題では「インク・ハート」「インク・スペル」「インク・デス」なのですね。これは、作中に出てくる3つの鍵になる言葉、「心臓(Heart)、血(Blood)、死(Death)から来ており、ドイツ語の原題では、これに添っているらしいのですが、英語版の編集者が「ブラッド」という言葉を使うのを嫌がって、「スペル」になっちゃったんだって。に、しても、そしたら「声」「言葉」と、てんで的外れな言葉使っちゃった日本語版はどうなるんだろう??数年前に、マイケル・ムアコックの同じ様な朗読会に行った時、日本の翻訳者は連絡してきたり質問してきたことは無い、他の言語ではいつも色々聞かれるのに、って言ってたけど、これも同じ様なウラがあうのかも?翻訳業を商う一人としては、ちょっと考えさせられてしまう。も一つ、日本語では「コルネーリア」さんだけど、彼女が自分の事を指すときは、むしろ「コーニリア」って聞こえたよ。名前は本当に難しい(><)

 実物のフンケさんは、本のウラの写真と同じ笑顔(当たり前なんだけど)の、気さくな感じの女性でした。一番書くのが難しかったのは「どろぼうの神さま」で15回ほど全部書き直した、とか、各章の始めの引用句にまつわる苦労話など、短い時間に面白い話が一杯聞けました。作家を目指す子の「アドバイスください」という質問には「常にペンを携帯すること、アイデアが浮かんだとき、紙は無くともペンさえあれば手に書ける。そして、とにかく沢山本を読むこと」だって。どんな質問にも時間をとって丁寧に答え、すごく感じの良い人でした。でも、なぜ途中で出版社を変えたの?という大人からの質問には「最初の編集者がキライだったから」なんて、はっきりしたとこも。

 そうそ、ハリウッド版「魔法の声」では、モー役はブランドン・フレーザーが演じるのですが、フンケさん自身がこれを書く時に思い浮かべたイメージがブランドン・フレーザーで、映画化の話が持ち上がったとき、フレーザーを推したのだとか。私のモーのイメージは、もっと枯れたオッサンだったので意外でしたが、なんでフレーザーが出てきたかで、「息子が『ジョージ・オブ・ザ・ジャングル』の大ファンで」だって。ジョージかよ!?!
  1. 2008/10/14(火) 22:56:43|
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