わにの日々-海が好き!編

NY、DC、テキサス、コロラドを経て、大都会ロサンゼルスから、その郊外の海辺の街、レドンドビーチに移り住んだ、ぐうたら中年主婦・わにのトホホな日々

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天安門事件20年目とオバマ大統領エジプト演説

「平和」について考えさせられるニュース二件。一つは、民主化と言論の自由を求めて天安門前広場を占拠した市民や学生が、人民解放軍によって武力制圧され、多数の犠牲者を出した天安門事件から、今日で二十年。BBCの調査によると、中国内では、この事件のことを知らない若者が殆ど、というニュース。昨年の北京オリンピックの際に、インターネットでの情報取得が以前より自由化され、それによって初めて、天安門事件を知ったという若者が、中国本土には多いのだそうです。BBCのインタビューに匿名で答えた学生は、怒りと絶望に言葉も無かったと言います。母親に、何故今まで教えてくれなかったのだと詰め寄ったら、この事件のことを知っているというだけで、当局に目を付けられ、危険に晒されるかもしれない。だから、知って欲しくなかったと答えたそうです。私も母親として、その気持ちは分るような気がする。中国の近代化は、残念ながら、まだ遠いのではないでしょうか…

 もう一つのニュースは、オバマ大統領の、エジプト、カイロ大学での、「新たな始まり」を訴えた52分間にも及ぶ演説。演説が長いことで定評のあるオバマ大統領ですが、それにしても一時間弱というのは、力の入りようが察せられます。アフガニスタン攻撃、イラク戦争を始めとする、一方的な攻撃、そしてイスラム社会を「悪」と決め付けるかのような数々の言動等々、イスラム社会が米国敵視化するに至ったのも仕方が無いといってもいいであろう藪政権の犯した過ちは、余りにも大きなものです。イスラム社会が保守化に走ったのは、元はといえば、米国の態度と行動が元凶です。今回のオバマ大統領の積極的な歩み寄りにより、反米感情が少しでも和らぎ、テロ問題や、パレスティナ和平問題の解決に向けて、少しでも踏み出して行ければ…と、願わずにはいられません。

 また、中東和平の解決策として、パレスチナ国家樹立を明確に打ち立てたのも、今までの米政権とは全く違うところ。今までの政権ならば、「大きすぎるから」と、際限なく巨額を注ぎ込み続けて、無理に延命政策を取ったであろうGMを、こうも迅速に倒産させてしまったこの政権ならば、米国伝統のイスラエル保護政策も、中東和平の為という名目の下、あっさりと切り捨てるかもしれない。今まで米国の保護の上に胡坐をかいていたイスラエルにとっても、遂にガザ問題を考え直す時が来たようです。

 一方でパレスティナに対しても自制を求めると同時に、イランとの対話への意欲も見せ、イスラム社会に希望をもたらしたのではないかと思います。明日はノルマンディー上陸記念式典の為にヨーロッパへ向かうオバマ大統領ですが、ここでのスピーチも注目されます。オバマ政権のやり方全てに両手を上げて賛同するわけではありませんが、藪政権時代の鬱積を晴らすような政策、方針には、期待が膨らみます。でも、改革者には危険が付き物。あちこちで敵を作っていそうなオバマ大統領、ちょっと心配だよぉ…
  1. 2009/06/04(木) 22:38:23|
  2. 政治・外交
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