わにの日々-海が好き!編

NY、DC、テキサス、コロラドを経て、大都会ロサンゼルスから、その郊外の海辺の街、レドンドビーチに移り住んだ、ぐうたら中年主婦・わにのトホホな日々

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ペシャワール

 これほどにロマンティックな響きの名を持つ都市は他にあるでしょうか?アラビアン・ナイトのきらびやかで幻想的な世界がぴったりな名前だと思います。その、ペシャワールの高級ホテルで、爆弾テロがありました。被害を受けたパール・コンティネンタル・ホテルは、米大使館が買取を進めていたこともあり、タリバンなど反米組織による犯行かと、警戒を高めています。ペシャワールでの爆発事件は、ここ一ヶ月だけで、既に7度目なのだそう。今まで、そんなに大きく取り上げられなかったのに、今回は、米国でも速報が流れるなど注目度が高いのは、高級ホテルということで、外国人に被害者が出ていること、そして、このホテルの米国との繋がりのせいでしょう。

 それにしても、パキスタンは、インドと牽制しあったりアフガニスタン戦線の壁になったりと、お隣さんに悩まされたり、イナカの方では保守派が「女子が学校行くのイクない!」と、ちょっとした暴動を起こしたりしてはいたものの、そんなに派手にドンパチしている国ではなかった筈。サイクロンで毎年流されるバングラデシュのように、徹底的に地理的に恵まれないというわけでもなく、都市部はそれなりに発展していた筈。それが、JICAは、パキスタンから海外青年協力隊とシニア海外ボランティアの撤退を決めるほど、危険な地域となりました。一体いつの間に、こんなにも物騒な国になったのでしょう…

 複数のソースを検索してみたところ、この紛争の勃発は、2002年の7月にパキスタン軍が、連邦直轄部族地域であったワズィリスターン地域に、タリバンやアルカイダ追討を理由に進軍したのが、直接的なきっかけだと、今では認められているようです。だとすれば、ここにも、9-11と藪政権が、大きな陰を落としていrことになります。なぜか、イランやアフガニスタンに比べると、パキスタン山岳地帯における米軍の動きは、米国内では大きく報道されませんが、あっちにビン・ラディン、こっちにビン・ラディンという情報に惑わされ(?)、ネズミ叩きよろしく、米国はボコボコ爆撃しています。対抗する過激派武装勢力も、「こもヤロー!(怒)」と、活発化して、戦闘は激しくなる一方。パシュトゥーン人を中心とする、この地域に住む部族には迷惑千万な話で、北西部のスワート峡谷周辺から逃れて避難民となった住民は、145万人を超えます(UNHCR東京のサイトより)。この恨み、晴らさでおくべきか、と、次世代にも反米感情が芽生えているのではないかと思います。これじゃあ、いつまで経っても、平穏な時代なんて来ないよ…

 先週のオバマ大統領訪問、今週末には、イランで大統領選挙が行われます。中東事情には疎い私ですら、気になるニュースが立て続きです。イスラエルーパキスタン間の和平も重要ですが、パキスタンの紛争は、元を糾せば、藪政権が掻き回した所為が大きい。オバマ政権には、こちらの和平対策も決しておろそかにせぜ、真剣かつ迅速に取り組んで欲しいものです。
  1. 2009/06/09(火) 22:26:36|
  2. 政治・外交
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2
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コメント

ありがとうございます

長崎で被爆した父を持つ私は、結婚後すぐ、日本に行ったとき、夫と広島へ行きましたが、息子たちは未だですので、次の機会には必ず、と、思っています。bleeding-heart Democratの広島見学、どんな反応が見られるのか、ちょっと楽しみです。
 アメリカは、南北戦争以来、本土が戦場になったことがないのが、戦争の傷跡へ対する、一般人の意識の薄さではないかと私は思っています。いくら報道や、傷ついて帰還した兵士を目の当たりにしても、自分の住む場所はかつて焦土だった、とか、自分の両親や祖父母が爆撃から逃げ惑った、戦後に食べ物がなく苦労した、といった経験かなく、いまいちピンとこないのではないでしょうか。

 日本では、ゲートルを巻いた兵隊さんの行進が…なんて怖い幽霊話がありますが、アメリカの兵隊の幽霊さんは南北戦争時代の幽霊さんで、日本なら落ち武者の幽霊さん並にファンタジーっぽくて、実感がわかない。日本でも戦争が遠い世代が増えています。自分が経験したわけではなくとも、父母のから聞いた戦争の功罪を、息子たち次世代に語り伝えていかねばならないと思います。
  1. 2009/06/12(金) 08:16:01 |
  2. URL |
  3. わに #-
  4. [ 編集]

ブッシュ時代には戦争に簡単に走る癖ができてしまったようです。アメリカに居て歯がゆいのは、一般市民が戦争という物は何年、何十年と影響が残るということにほとんどきずいていないことです。特に、南カリフォルニアは、ロングビーチとウエストLAに、VA ホスピタルもあり関心があればいまだにコリアン戦争、ベトナム戦争の傷がしっかりまわりにのこっているのがわかるはずなのですが、NIMBY性質で皆さん目をつぶっています。たまに、日本にワイフとかえるたびに原爆記念館につれて行って平和という観念をしってもらおうと思うのですが、いつも最後になって「自分の考えを押し付けるのも良くないだろう」とやめてました。来年は3人アメリカ人を連れて行くかもしれないので、今度こそは、「平和ツアー」を無理矢理押し込みます。3人全部がbleeding-heart Democrat ではありますが (preaching to believer)、リップルエフェクトでアメリカに少しずつでも平和というコンセプトが浸透しない限り、今回のようなことは、いつまでも起きるでしょう。すこし本題から、はずれたと思いますが、苦労して日本語で書いたので投稿してしまいます(笑)。
  1. 2009/06/12(金) 07:33:26 |
  2. URL |
  3. Honda #-
  4. [ 編集]

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