わにの日々-海が好き!編

NY、DC、テキサス、コロラドを経て、大都会ロサンゼルスから、その郊外の海辺の街、レドンドビーチに移り住んだ、ぐうたら中年主婦・わにのトホホな日々

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世界よ、目を背けないで

「新疆ウイグル自治区」

この言葉は、私の頭の中では自動的に、石坂浩二声で再生されます。素朴な人々の笑顔や、のんびりとした並木道を行く馬車...そんな光景が浮かびます。その、新疆ウイグル自治区で騒乱が発生し、多くの死傷者が出たと報道されています。ウイグル族は過去にも、中国からの独立を訴え、東トルキスタンの建国を目指す運動を起こしましたが、実現せずに終わりました。今回のウイグル族による、首都ウルムチでのデモは、ウイグル族の出稼ぎ労働者が6月に広東省の工場で襲われた事件に対する抗議活動で、これを当局が武力鎮圧したために衝突した、という報道もありますが、そこはそれ、中国のやることですから、真相は世界には告げられません。

 この地区は、戦略上、重要な位置にあり、また、石油や天然ガスなどの鉱物資源が豊富な場所で、中国政府としては、絶対に手放したくない土地です。元々はイスラム教徒のウイグル族の土地であったのが、多くの漢族が移住し、自治区という名前とは裏腹に、漢族が支配しているも同然なのだそうです。以上、情報源は毎度お馴染のNPR。

 日本のサイトで情報をあさっていると、今回の紛争(と、私は呼ぶ!)は、元はアメリカのせいである、という論も幾つか目に付きました。つまり、先の藪政権が、テロとの戦いの一環として、中国にもイスラム勢力の監視を依頼したことが、中国政府へのウイグル人への圧制となり、その結果として反発を招いたのが、今回の暴動の原因である、というものです。この論、私は否定したい。勿論、私は専門家でもなければ、この地域の情勢に詳しくもないけれど、アメリカの反イスラム政策のせいにすれば何でも片が付くような潮流には、断固反対したい。それはアメリカ贔屓でもなければ、逆に、アメリカがそこまで何でも影響できるかよ、けっ、な軽視でもない。ただ、今回の紛争の本質は、この争いの根源は何かを、見据えねばならない、そしてそれは、紋切り型の、テロとの戦いの功罪論で終わらすべきものではないと思うのです。

 コソボの時も、ルワンダで民族間虐殺が起きた時も、世界は傍観しているだけだった。その報道を見て、何も出来ない自分を悔しく思いながらも、何をしたらいいのか、何が出来るのか判らなかった人も多かった。何かが出来るはずの、合衆国政府や国連は、何もしなかった。国連は、藪政権時代以来、すっかり意義をなくしてしまったように見えますが、今回、国際社会が目を瞑れば、中国全土に散らばる55の少数民族を、チベットをも見捨てたも同然ではないでしょうか。

 オバマ大統領は、今、モスクワ相手に忙しいと無視を決め込むでしょうか?旦那の政権は中国寄りでしたが、ヒラリー姐さんは、自身のポジションとして、この件にどう取り組むでしょうか?それとも、見て見ぬ振りで終えしまうのでしょうか?サミットでは、この件が国家首脳の間での話題に上るでしょうか?あまり期待しすぎないよう、でも、微かに望みを繋ぎつつ、今後数日間、この情勢を見守りたいと思います。


 ところで今日は、華南しゃんのアメリカ訪問最終日だったので、リトル・トーキョーでお昼の後、ふくにゃんさんと合流して、自然博物館、サイエンス・センター、航空宇宙博物館を見て周り、〆にアイスクリーム食べました。アメリカ来たら、アイス食べなきゃね!その甘さと量に、華南しゃんはSサイズのカップ半分ほどでギブアップしたのに、うちの若息子はMサイズを完食。アメリカ胃袋はハンパじゃない。華南しゃん、お疲れ様でしたm(__)m
  1. 2009/07/06(月) 22:37:58|
  2. 政治・外交
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