わにの日々-海が好き!編

NY、DC、テキサス、コロラドを経て、大都会ロサンゼルスから、その郊外の海辺の街、レドンドビーチに移り住んだ、ぐうたら中年主婦・わにのトホホな日々

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ヨセミテ二日目(盛り沢山)

 旅行4日目、イベント満載。先ずは、ホテルのバイキング形式の朝食。これは宿泊費に含まれており、優雅なダイニングルームで、豊富なメニューの朝ごはんが頂けます。コーヒー、紅茶、オレンジジュース、ホットココアも、好きなだけおかわり自由。二種のスクランブルエッグに、ハッシュドポテト、エッグ・ベネディクト、ハム、ソーセージ… 朝から満腹。

 腹ごしらえ後は、散歩がてら、パイオニア・ヨセミテ・ヒストリー・センター(Pioneer Yosemite History Center)へ。園内に点在した歴史的建物を集めたエリアで、ヨセミテの明治村?Chilnualna Creek(チルヌアルナ川)にかかる屋根付き橋を渡れば、そこは19世紀の世界!を狙った気もするけど、軒数が少なし、点在しすぎで、イマイチ、「おおー!」感に欠ける。週二回、ワウォナ・ホテル前から、ワゴン車でのセンターを巡る歴史ツアーがあります。楽しそうだけど、スケジュールの都合が合わず断念。センター横には、コンビニとギフト・ショップ、ガソリン・スタンドもあり、便利。

 一旦、ホテルの部屋に帰って、お昼用のサンドイッチをバックパックに詰め、南入口の東、Mariposa Grove(マリポサ・グローブ:マリポサの森)へ。このエリアの目玉は、セコイア!またか...

 広い園内の見所を回るトラムを利用するつもりでしたが、なんと大人一人25ドルだと。高い!んなモン、自分で歩けばタダじゃ、と、いきなりハイキングのわに一家である。二時から、マリポサの森で一番大きな、Grizzly Giant(グリズリー・ジャイアント)と、その側にある、California Tunnel Tree(カリフォルニア・トンネル・ツリー)まで歩く、レンジャー・ガイドツアーがあるので、それまで、木陰でサンドイッチ食べて時間潰し。今日のレンジャーさんは、ジョンさん。メキシコから来たという人と、スペイン語でけっこう会話が弾んでいたし、フランス人のグループともフランス後で少し会話していたけど、私にもいきなり「キョウハ、アツイデスネ。オミズハ、タクサン、モッテマスカ?」と、きたのには驚いた!ジョンさん、あなたは一体、何者ですか??

 ツアーの後は、Upper Grove地域目指して、ひたすら登ります。博物館(しょぼい)から、1881年に観光客が通り抜けられるように穴があけられ、1969年にとうとう倒れてしまったセコイア、ワウォナ・ツリーを経て、頂上のゲーラン・クラーク・ツリーの前で、マリポサ・グローブ発の最後のシャトルが出る6時まで、一時間もないことに気付き、途中、この地域の名前と同じマリポサ・ツリーを見上げ、洗濯ばさみみたいな形のClothpin Treeの前で若い牡鹿が花を食べているのに遭遇し、根元は一緒なのに、幹の上部が離れている、Faithful Couple(誠実なカップル)に、いや、最初は一緒だったのに、途中で互いに別後方に向かったんだから、こりゃ離婚希望の木なんじゃないかと悩みつつ、慌てて降りる。

 なんとかバスに間に合って、ホテルで軽く晩御飯を済ませ、その後、車で一時間ほどの、Glacier Point(氷河地点)へ夕陽を見に。とことん遊びたくる一家である。駐車場に着いた途端、携帯が鳴り出して吃驚したよぉ!息子のお友達のお母さんからだったけど、今まで携帯なんて全く通じなかったのに、どうやら開けたところに出たから、電波が通じるらしい。「今、ヨセミテ」と、言ったら、相手も吃驚でしたw

 東から、ヴァーナル滝、ネヴァダ滝、ヨセミテのシンボルともいえるハーフドームと、ノースドームにヨセミテ滝を見渡し、ヨセミテ・バレーを見下ろすグレーシャー・ポイントは、地球上、最も美しい場所の一つと言われてるそうですが、その評判を裏切らない絶景!昼間、ハイキングの途中ですっ転び、両膝ガクガクの私も、日本人根性で夕陽に染まるハーフドームを撮りまくる!で、途中滑って、またこけた。いやー、カメラも私も、丈夫でよかったよ。

 夕陽を楽しんだ後、暗くなっていく空に星が浮かびだします。ここなら、さぞや星が綺麗に見えるだろうな...でも、暗くなったら駐車場まで戻れないし、と、諦めようとしたら、既に天体望遠鏡をセットして準備万全のグループが、今帰るのは勿体無いよ、と。でも、懐中電灯持って来てないし、と、言うと、余分なペンライトが沢山あるからあげる、と、二本くれました。ありがと~!!

 射手座は真上に、その横には赤い星も鮮やかな蠍座。カシオペアとアンドロメダ、ヘラクレスもはっきり見えます。そして、覆い被さるように真上を通る天の川。先ほどのグループには、流石に星に詳しい人がいて、レーザー・ポインターで、これは射手座、ここ右のがサンダルで、と、説明してくれたので、興味も一際でした。このグループに、天体観測は初めてという女性がいて、この女性と、詳しい人(おじさん)との、ボケとツッコミが最高でした。特に秀逸だったのは:

  天の川どこ~?
  さっきから、真上や、っつーとるやろが!
  なんかモヤモヤしたものがジャマで、よく見えないよ!
  そのモヤモヤが、天の川や...orz

いやー、ウケたw

今日も写真は下の折込で。今日は、下でもグダグダ言って、長いです...m(__)m
covered bridge ワウォナを流れる、チルヌアルナ川にかかる、屋根付きの橋は、この地に観光施設を創設したゲーレン・クラーク(Galen Clark)によって、1857年に造られたそうです。この地域は、当時は、Clark's Station(クラークのステーション)という名前でした。クラークは、ヨセミテ観光の礎を築いたと共に、最も初期に、この地の保護を訴えた人物の一人と数えられています。リンカーンによって1864年に、ヨセミテ・バレーとマリポサ・グローブの保護が制定された際、ヨセミテの保護者として任命されました。

 最初にヨセミテを観光化した開拓者がまた、保護者でもあるというのは、何とも皮肉でもあります。今まで、人間の入る余地のなかった土地に、より多くの人間を誘い入れる機会を作った同じ人物がまた、その地の美しさに対する愛だか、他の奴らに開発されちゃ溜まらんという思惑か、はたまた、美しいままに保たなきゃ客が来ないという計算か、ヨセミテの保護を訴え、元は誰にも属しない自然の地、若しくは先住民が自然と共棲しつつ、つつましやかに暮らしていた地を、後から来た者(または政府)が勝手に所有権を主張したのですから。

 けれども、その保護無しには、今日、同じ姿を保っていたかどうかも判らない。全てが花崗岩であるシエラ・ネヴァダは、がんがん削られてビルの床になっていたかもしれないし、役に立たないセコイアは残っても、他の杉やパインは木材にされていたかもしれない。他の国立公園全ても含め、本来、そう易々と人間が入り込む事のできない場所を観光施設とすることで守るというのは、正しい方法なのかどうかは、私には判らない。けれど、手段・手法・信義・哲学はどうあれ、まぁ兎に角、護りましょうやと決めたことに異議はないし、お陰でこうして気軽に楽しめることに、心の底から感謝します。

 ところで、このげーレン・クラーク氏は、52歳の時、医師によって余命半年を宣告され、残り僅かな日々を自然に囲まれて暮らしたいと、1857年にマリポサ・グローブにやってきました。彼は希望通り森の中で、観光客のガイドとして日銭を稼ぎつつ、余生を過ごしました。享年96.........w



ヒストリー・センター内のウェルズ・ファーゴの建物の窓



マリポサ・グローブの博物館前に、リスがいました。


 倒れたトンネルの木。これで判るように、巨大なセコイアの木の根は、こんなにも小さく、深く根ざしてはいません。花崗岩の岩画の表面で水分を吸収するために、根は2m内の表面に張っているだけなのだそうです。ですから、トンネルなど掘って、人や車が行き交った日にゃ、幹がくり貫かれたダメージを受けるだけではなく、根元の土が踏み固められて、根を痛めてしまいます。
 この木が倒れたことで、幹を刳り貫いたことへの反省と、根元を保護する為に木に近付くべきではないと気付き、他の木の保護に役立ちました。偉大なる犠牲、だったのですね。


夕暮れのハーフドーム
  1. 2009/07/14(火) 18:05:44|
  2. カリフォルニア名所
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