わにの日々-海が好き!編

NY、DC、テキサス、コロラドを経て、大都会ロサンゼルスから、その郊外の海辺の街、レドンドビーチに移り住んだ、ぐうたら中年主婦・わにのトホホな日々

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プリウスとハマー、どっちがクリーン?

 昨夜は若息子のリクエストで、フォンデュー・レストランに行きました。若息子は、フォンデューやしゃぶしゃぶ、焼肉など、「自分で料理する」系が大好きなのだ。ならば、家の晩御飯も作ってくれぇ、と、思う母である。暑いと、火を使うのがイヤなので、お料理が一層メンドウだから、外食はありがたい。今日は朝から、偏頭痛の予感があって、薬を飲んだので、猶更ダルい。以前はかなり悩まされた偏頭痛だけど、来そうだと感じたら、予め頭痛薬を飲むことで、けっこう抑制できるようになったのはいいけど、お薬飲むとダルいのが困りもん。

 そんなワケで、持って帰ってきたまま放置していたアウトドア情報のフリーペーパーを、ごろごろしながら読んでいたら、面白い記事が出ていたので、ご紹介。タイトルは「ほんと?ウソ?(Fact or Fiction?)」で、エコに関る10のウソを暴くというもの。

 例えば、プリウスはハマーより二酸化炭素の足跡が大きい、という噂。普通に考えれば、「んな、アホな!」で済みそうなんだけど、2007年に自動車メーカーが自作自演で調査したところ、ハマーの方がハイブリッド車より環境によろしいと結果が出た、というもの。これに対し、Pacific Instituteなる独立系グループが、実はこの調査では、ハマーの寿命は35年、379,000マイルと設定されていたのに対し、プリウスは12年109、000マイルと、根拠のないハンディが付けられていたことなどを暴いたそう。そんな態度だから、経営にも行き詰るんだよ、GMさん。

 そして、オバマ大統領の大好きな、クリーン石炭エネルギーに関しては、エネルギー問題の解決法にはならない、だいたい、クリーンな石炭利用法は未だ開発されていないというのです。この研究では最先端のマサチューセッツ工科大学(MIT)によると、二酸化炭素の排出を大幅に減少させた石炭発電所が操業できるのは、早くても2030年以降と、随分と先の話。中国では、石炭を石油とガスに転換して、二酸化炭素排出を抑えたクリーン石炭エネルギー生産基地を内モンゴルに建設するなど、既に実用化(?)されているみたいだけど、内地じゃなく、内モンゴルに建てる辺りが、怪しいといえば怪しい。「クリーン」という言葉に目くらましされそうだけど、従来の石炭利用発電に比べれば、という意味で、郊外が出ないわけではない、石炭発電で出る公害は二酸化炭素だけじゃなく、煤も出れば、水銀も出ます。そういった副産物は、未解決。だから、風力や太陽熱で発電したほうが、本当に「クリーン」です。ほんと、アメリカなんか、無駄に土地はあるんだから、石炭にこだわらず、風力と太陽発電を積極的に勧めたほうがいいのに、って思うけど、石炭ロビーが強いんでしょうね。

 先日、旅行から帰ってくる道でも、なーんにもない平地が、延々と続くなかを高速道路が通ってる、という場所を何時間も行きました。土は痩せており、水が不足しているので、農地には適さない、太陽だけがガンガン照りつける土地です。政府は、こういう土地を買い取って、太陽光発電所にすればいいのに、と、いつも思います。私が贔屓するデンバー市長は、市の主導でソーラー・パワー発電所建設を採択しましたが、こういった市町村が増えて欲しい。

 もう一つ、連邦がやればいいのに、と思うのは、鉄くずスクラップの改修と再利用。アメリカの田舎を行くと、廃車がゴロゴロ転がってるのに呆れます。処分する方がお金が掛かるから、そのまんま放置してあるのです。全米で一体どれだけの鉄が、農家の裏庭で錆び、朽ち果てていっていることやら。鉄も無駄だけど、土壌・水質汚染の原因にもなります。これを、新ニューディールの一環として、トラック運転手を雇って、回収して回ればいいんじゃね?と、思うのだな。持ち主に何がしかのお金を払って、打ち捨てられた廃車を買い取り、溶かして再生。

 見回せば、新しいことをはじめなくとも、新雇用創生と環境保護の機会って、一杯あると思う。オバマさん、期待してます。
  1. 2009/07/26(日) 22:47:14|
  2. 環境問題
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:9
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コメント

やっと理解できました

なるほど、確かに電池の問題がありますね。色々と試行錯誤はしているようですが、実用化の話は未だ聞きませんし、今後のエネルギー問題に関する最重要課題の一つだと思います。昼夜関係のない潮流利用や風力発電は、自然環境の合致する地域でないと使えないし。
 我慢強く、説明してくださってありがとうございました。
  1. 2009/08/04(火) 22:28:34 |
  2. URL |
  3. わに #-
  4. [ 編集]

話がかみ合わない理由がわかりました。
発電所で発電した電気はほぼ生産イコール消費なのです。
保存ができないので、消費量に合わせて発電しているのが実情です。
昼に発電した電気を夜に回せる大規模なバッテリーが開発されるのは、まだまだ先でしょう。
  1. 2009/08/03(月) 00:07:25 |
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  3. 宇宙ハンター55 #-
  4. [ 編集]

うーん、どうなのでしょう...太陽光発電では、昼間に充電したエネルギーを夜間も使える程には、十分に発電できる筈ですし、上のDesertechのニュースによると、CSPは既に完成された技術のようですが...
 原子力の場合は、既に稼動しているところは良いとしても、新しく発電所を建設しようとすると、住民の反対が問題になりそうです。
  1. 2009/08/02(日) 23:10:17 |
  2. URL |
  3. わに #-
  4. [ 編集]

プリウスに乗っていらっしゃいますが、そのハイブリッド技術は燃料電池車やEVまでのつなぎの技術です。
長期的にはわにさんのおっしゃるとおり、自然エネルギーで進めるべきでしょうが、中期的にはつなぎとして化石燃料をクリーンに使う技術も必要です。(原子力でまかなうなら別ですが)
現時点では、両方の技術開発に軸足をおくべきだと思います。
しつこいようですが、どんなに好天が続く場所でも、夜は太陽光発電はできません。
当面の目指す方向は昼は太陽光発電をフルに利用し、不足分をクリーンな化石燃料や原子力で補う。夜はクリーンな化石燃料や原子力でまかなう、といったところだと思います。
  1. 2009/08/02(日) 02:06:20 |
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  3. 宇宙ハンター55 #-
  4. [ 編集]

>思い込みが強いので、別の視点からも考えていただきたくて
ありがとうございます。

 どうも言葉が足りなくて誤解を招くような書き方になってしまったようですが、全て風力・太陽熱などに切り替えろというわけではなく、今後の研究開発の方向としては、石炭のような、相変わらず化石燃料に頼った分野ではなく、広大な土地を利用した分野に手を広げた方が、将来性、効率、環境の面でいいと思うのです。日本では想像しにくいのですが、昼間の日照時間だけで十分な電力を創出でき、本当に一年365日、かんかん照りの晴れ、という場所が沢山あります。そういった土地では水がありませんから、当然ながら荒地として放置されているわけです。自然に左右されるとはいえ、そんな土地が発電できなくなるほど曇りだしたら、エネルギー保持どころではない転地異変です。
  1. 2009/08/01(土) 21:57:02 |
  2. URL |
  3. わに #-
  4. [ 編集]

あまり書き込みたくないんですが、わにさんは思い込みが強いので、別の視点からも考えていただきたくて、書いてしまうんですね。
太陽電池も風力発電も自然に影響される不安定なエネルギーで、太陽電池は夜は使えません。
アメリカの人の生活水準維持のためには、安定した発電方法も必要なわけです。
今後、石油による発電は枯渇の心配や外国に影響されやすいので、原子力や石炭による発電も考えなければなりません。
オバマ大統領はそんなことも考えて、水銀や煤の出ないクリーンな石炭発電の開発を進めようとしているのではないかと思うのですが。
  1. 2009/07/31(金) 07:42:43 |
  2. URL |
  3. 宇宙ハンター55 #-
  4. [ 編集]

宇宙ハンター55さん

頂いたコメントを鑑みて、本文を少し書き直しました。
いつも、ご意見、ありがとうございます。考える機会になります。
  1. 2009/07/29(水) 10:14:56 |
  2. URL |
  3. わに #-
  4. [ 編集]

技術開発の面ではなく、持続可能な代替エネルギー開発、環境への影響重視の面では、どうでしょうか?いくら沢山あるとは言っても、化石燃料ですから無限にあるわけでもありませんし、二酸化炭素の排出は減っても、他の副産物もあり、クリーンとは言い切れません。

 太陽電池は、初期施設費用が莫大ですが、安全かつ安定したエネルギー源として、欧州では北アフリカでの事業が進んでいるそうです。アメリカでも、風力発電は拡大しつつありますが、個人経営の農家や、郊外のコミュニティーが自家発電できるほどにコストを落とせれば、もっと普及すると思います。太陽電池では、手軽な小型発電機が市場に出始めていますが、そういった、個人消費レベルでの商業的な開発でも、アメリカは頑張ってもいいと思う。
  1. 2009/07/29(水) 10:05:16 |
  2. URL |
  3. わに #-
  4. [ 編集]

アメリカには石炭がたくさんあるので、それを有効利用しようということです。今は技術的に完成していませんが、将来、有望なエネルギーになっているかもしれません。
原子力発電所の技術は日本に売ってしまったし、太陽電池技術も海外の方が強いので、同じスタートラインに立てる、石炭技術開発は、アメリカにとって、捨てたものではないと思うのですが。
  1. 2009/07/28(火) 05:46:41 |
  2. URL |
  3. 宇宙ハンター55 #-
  4. [ 編集]

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