わにの日々-海が好き!編

NY、DC、テキサス、コロラドを経て、大都会ロサンゼルスから、その郊外の海辺の街、レドンドビーチに移り住んだ、ぐうたら中年主婦・わにのトホホな日々

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第82回アカデミー賞授賞式

一言…… しょぼかった

 財政難の折、予算削減か何か知らんが、華やかさなくして何がハリウッドぞ?!って感じ。授賞式の楽しみである、冒頭の作品賞ノミネート作品のパロディーもなければ、ショーも、音楽賞ノミネート作品のメドレーをバックに、サンタモニカのボードウォークで踊ってるパフォーマー達でも呼んできたんですか?的な普段着のブレイクダンスのみ。なんか安っぽい~

 主演男優・女優賞の発表前には、過去の共演者を並べて褒めまくるという超内輪受けな演出もつまんない。各賞受賞は下馬評通りで出来合いレースみたいだし、司会のスティーブ・マーティンとアレック・ボールドウィンのコンビもなんだか冴えない。オープニングから人任せ(天才少年医師ドギー・ハウザーから、ニール・パトリック・ハリスは着々とキャリアを築いてるね)なんて、なんだか、がっかりだったわ。来年はベン・スティラーが司会したらいいのに。

 面白かったのは、極右戦争賛成、イラク米兵賛美のハート・ロッカーが圧勝し、興行的に大成功を収めた反軍・汎神論的で、環境保護を訴えたアバターが惨敗したことかしら?キャメロン監督は、「タイタニック」以来、この業界ではかなりの嫌われ者らしいので、その前妻に賞を取らせて、わざわざ、その後ろの席に座らせたキャメロン、ざまぁwというウワサもあるけど、いくら黒人大統領が改革を叫ぼうとも、アメリカはまだ、唯一神信仰、軍賛美勢力が強く、現地人から土地を奪った黒歴史を揶揄されるのはムカつく!という現実の反映なのかもしれないと思いました。

 「The Cove (入り江)」のドキュメンタリー賞受賞も下馬評通りなんだけど、直後に、「The Food Inc.」の、国内食肉産業の凄惨さを映し出しておいて、家畜はいくら殺してもいいけど、日本人が可愛いイルカちゃんを殺して食べるのは許されないよネ!とでも言いたいのかと。むしろここで、「The Food Inc.」の方が受賞してたら、拍手喝采だったんだけど。アメリカ国内で年間に屠殺される牛は3500万頭を超えるそう。一方、日本でのイルカの捕獲数は年に1万5千から1万8千頭ほどで、農林水産庁によると、それも漸減傾向にあるらしい。そして、その全てが食用というわけではなく、捕獲後、水族館などに売却される場合もあるそうです。縄文時代の遺跡からイルカの骨が大量に発掘されたり、日本では、イルカ漁は大昔から行われてきたのです。捕鯨だって然り。アメリカなんて、自分の国の捕鯨は伝統だからって容認してるのに、他の国の伝統には口出すって、ジャイアンにも程がある。

 そこへ乗り込んできて、牛は何万頭食っても、イルカはだめ。豚がベーコンになろうが、鶏がフライド・チキンになろうが知ったこっちゃないが、イルカは駄目なんです。増えすぎたからって、エルクを銃殺するのはよくても、イルカの撲殺は許せません。オーストラリアは多くのカンガルーを頭数制限のために殺戮してるけど、鯨は一頭たりとも殺しちゃダメ。イルカの命は、牛や豚、カンガルーより重いなんて、種の差別じゃありませんか?こういう連中だから、日本人だから差別して、イルカ漁は野蛮だ、止めろ!って叫ぶんだろう、と、穿った見方もしてしまう。あー、やだやだ!イルカには水銀が多く含まれているので、食用は危険です。だからその事を日本人に警告してあげてるんですよ、私たちってば優しいですねvと、自己満足してないで、大事なイルカ様が水銀に汚染されている事の方を重要視して、行動起こした方が良いんじゃないですか?

 で、主演女優賞は、サンドラ・ブロックですか。彼女のドレスはすごーくステキだったけど、メリル・ストリープを差し置いて、既に今年、別の役とはいえラジー賞を貰ってるサンドラ・ブロックが取るんですか… 彼女のスピーチは良かったけど。主演男優賞のジェフ・ブリッジズは、功労賞だよね。この人、うちの舅によく似てるんだわ…

 ともあれ、ハリウッドよ、かつての派手さを、ゴージャスさを、キラキラと輝く人工ダイアモンドのような、グラマーな虚飾の世界を取り戻して!と、寂しく思った、今年のアカデミー賞授賞式鑑賞記でした。ところで追悼特集、なんで、ファラ・フォーセットは含まれてないの??(後日談:アカデミーのスポークスマン・Leslie Ungerさんによると、追悼では30人しか取上げられないので枠が足りなかったから、と、新聞に出てました。)


 今日の一枚。風は強かったので、浜辺で凧揚げしました…って、若息子よ、その凧、あんまり上がってないな(本人は楽しそうだから、別に良いけどw)。お天気の良い週末とあって、ビーチには家族連れが沢山いましたよ。

  1. 2010/03/07(日) 22:40:40|
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  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2
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コメント

日本アカデミー賞は見たこと無いのですが、いっつも評判悪いですよね。所詮は内輪受けなんだろうなって気がしますが、人気ないのに、毎年こりずにやってるんですね~

メリル・ストリープは、毎年ノミネートされてるような気がするけど、最後に取ったのは1982年だそうで、そろそろ時期じゃない?って思いますよね!やっぱ、東西一の名優だし。「ジュリーとジュリア」でも、ストリープは凄かったのに。サンドラは、これも、この機を逃すと二度とノミネートすらされそうにないから無理やり取らせた?!きっと、業界内で人気あるんでしょうネw

 デトロイトが舞台の映画、そういえば増えてますよね。こないだ観た「グラン・トリノ」も、そういえばデトロイトでした。それに、シカゴが舞台の映画も多いですね。一方、ハリウッドはこのごろ、撮影地を他に取られてアップアップなんですよ。それで、去年だったか、カリフォルニア州は、映画産業を呼び戻すために、税優遇措置の実施を決めたんです。
  1. 2010/03/09(火) 21:48:28 |
  2. URL |
  3. わに #-
  4. [ 編集]

うぅ~ん、うぅ~ん、分かりますよぉ~!
わにさんのお気持ち。
とても、とても!痛いくらいに。

なんだか年々ショボさが際立ってきます。
まぁ、趣旨は違いますが、そのうちカンヌやベネチアに追い越されそうな勢いです。

だいたい、メリル・ストリープを差し置いて何で、・・・・ックなんだよぉ!ってな感じです。

世界最高の虚飾と欲望とエロスの祭典は、徹底的にそうあって欲しいものです。
実はわたくし個人の感想としては、なんか日本のアニメが入ってきた辺りから、
ちょっと・・・?ですよねぇ~。

ところで、最近自動車産業でガタガタになってしまったデトロイトが、エンターテイメント産業を盛んに誘致しているとか、しないとか。ちょっと難しい撮影を街中でガンガンやらせたり、工場の跡地に映画関係のセンターを作ったりと。これからはハリウッドというよりデトロイト!?
うぅ~んでもちょっとアカヌケナイ感じ。

つでに、オスカーの2~3日前にやる日本アカデミー賞なんて、更にショボイです。
(まぁ、観てませんが!観てなくても雰囲気で分かります。華やかさも気のきいたジョークも感動的なスピーチも何もない。祭典というか、なんか結婚式みたいなんですぅ~~~。)

hih
  1. 2010/03/09(火) 03:58:15 |
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  3. Demee #-
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