わにの日々-海が好き!編

NY、DC、テキサス、コロラドを経て、大都会ロサンゼルスから、その郊外の海辺の街、レドンドビーチに移り住んだ、ぐうたら中年主婦・わにのトホホな日々

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ぽっぽ山はなぜ立ちすくむ?

 今朝も何時ものように、The Wall Street Journalをペラペラとめくっていたら、いきなり鳩山氏のポスターの前に立つ小沢氏の顔の大きなアップ写真が。何だろと思ったら、小沢幹事長の政治資金問題にまつわる疑惑に対する「起訴相当」に関するニュースの記事でした。書いた人はハヤシ・ユカさん、文末にはこの記事への貢献者として、セガワ・マキコさん、タケウチ・タケシさん、タチカワ・トモユキさんの名前が上がっています。この記事へのリンクはこちら。記事の内容そのものは、日本で連日報道されている事を、かいつまんで説明したもので、何ら目新しいものではないのですが、大きな写真を使って1ページ丸々を割いた記事の取扱いに、注目度の高さが感じられました。この記事を書いた、ハヤシ・ユキさんのお名前は、WSLではちょくちょく見かけますので、ご活躍ぶりが伺われます。アメリカの現政権的には、日本の重要度は共和党時代に比べて随分と下がったような印象を受けますが、WSJ紙が相変わらず日本のことを大きく取り上げ続けるのは、まだビジネス界での日本の存在感は健在なのかも?とも、思ってみたり。

 今日のWSJ紙では、MIT大学院の博士課程在学中で、元日本の民主党所属の政治家の補佐だったという経歴を持つトバイアス・ハリスさんの「日本は、この政党がもたらす事の出来なかった変革を待っている」という論説も掲載されていました。ここから全文が読めます。タイトル内の”Frozen in the Headlights”というのは、夜道で急に車のヘッドライトを浴びた動物が、車を避けて逃げずに、かえって立ちすくんじゃう事を指します。だから、ぽっぽ首相が急な展開に対応出来ずに突っ立ったまま車にひかれる運命か、って内容かと思いきや、実は、そうじゃなかった。

 概訳すると:「政治の正常化を謳って昨年圧勝した民主党、でも6ヶ月経った今、どうも改革がうまく進んでないってんで、国民の信頼はガタガタ。イギリス型議院内閣制(ウェストミンスター・モデル)に倣って、内閣に権力を集中させる方針だったけど、実際んトコ、権力は小沢に集中している。内閣権力集中型は当然、トップダウンの政策決定システムだけど、そのトップが、ぽっぽ影薄すぎ、小沢スキャンダルまみれなもんだから、改革そのものへの批判が、この個人2人への批判とごっちゃになって、改革の行方に両氏の評判が影響してる感じ。だからって、元のシステムに返ることを、日本国民は求めてるわけじゃないだろう。議会側の人口減少の反転、日本経済再始動、お隣・中国の台頭に対応した外交政策の調整するという課題に取組むには、鳩山政権の唱える改革が根付き、民主、自民両党の大改造や政界再編が必要。だから、急かずにもっと生暖かい目で見守りましょう」的な内容でした。ふーん…

 このハリスさんをググッてみると、朝尾慶一郎議員の秘書を務めたことがあり、日本版ニューズウィーク誌でコラムを書いたり、英語ですが「Observing Japan(日本観察)」というブログを書いてる人だと分かりました。この英語のブログ、なかなかに面白いのですが、一応、個人サイトなので直リンクは控えます(でも、検索すると直ぐ出てくるよん)。日本語に堪能な日本通の若い日本研究学者(の卵さん)ということで、この人は今後注目株でしょう。とはいえ、そこんとこは所詮、自分に直接被害の及ばない外国人、日本人が子ども手当や普天間問題、外国人参政権に感じている危機感が、このコラムでは全く触れられていない。私はアメリカの政治研究者じゃないから、本来、比べる対象にはならないんだけど、いくらアメリカに二十年住んで、わが子がアメリカ人でも、私自身がどっかアメリカで今起こりつつ改革も「余所の国のことだしー」と冷めた目で見てしまうのに、このハリスさんの意見も似ています。生暖かく見守ってる場合じゃないんだよ、実際!

 と、いうわけで、自分の母国ではない国を語るには、政治のみならず人間の感情も大いに考慮すべきであるなぁと反省しつつも、やっぱ保守派の「ティー・パーティー」の面々には反発する、わに心なのでありました。

  1. 2010/04/28(水) 22:54:52|
  2. 政治・外交
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