わにの日々-海が好き!編

NY、DC、テキサス、コロラドを経て、大都会ロサンゼルスから、その郊外の海辺の街、レドンドビーチに移り住んだ、ぐうたら中年主婦・わにのトホホな日々

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今一度、石油依存を考え直す時

ぎゃははは!

 と、いきなり笑い出さずにはいられない、メキシコ湾での石油細工施設の爆発による原油流出に際する、関係企業の責任の擦り付け合い。昨日から開かれた今回の事故に関わる安全対策に対する米議会公聴会では、BPアメリカのラマー・マッケイ社長、掘削請負会社のトランスオーシャンCEO、スティーブン・ニューマン、ハリバートンの幹部が丁々発止。まずはオバマ政権が、今回の事故はぜーんぶオマイラのせいだかんな、処理費用と補償金払えよと、BPに言えば、BPアメリカのマッケイ社長が、原油流出はトランスオーシャン社が原由流失防止装置を修正したからだと罪をなすりつける。ニューマン最高経営者は、ハリバートンの請け負ったリグのセメント接着作業の不備だと矛先を向ける。このままいけば、何万年か前にこんなトコで死んで石油になんかになりやがった、お前ら恐竜が全部悪い!ってことになったりして(げらげら)。

 本当は全然、笑い事ではなくて、今この瞬間にも原油はドボドボ洩れており、甚大な環境被害を広げています、漏出箇所にドームをかぶせる安珍・清姫大作戦(←勝手に命名)は失敗に終わり、ゴミを詰める、小さめのドームをかぶせる等の試みが続けられていますが、原油が沿岸に流れ着くまでに流出を停める術も、全ての油膜をすくいとる見込みもありません。それにしても、本当にセメント接着作業の不備と非常停止装置が稼働しなかったのが原因なら、ここには、万が一の時のための予備索を予め準備して、「大丈夫だ!こんなこともあろうかと!」な変態力を持つ技術者はいなかったのか、と、悔やまれます。

 それにしても、このニュースを聞いて今一度、トヨタはなぜ抵抗しなかったのだろう?という疑問が沸き起こりました。日本的には潔く非を認める方がよしとされますが、この件でも判るように、とことん責任回避に努める…といえば悪意満々ですが、最後まで自己弁護をすることで、こんなコトになっちゃったけど自分は誠意を尽くしたんだと主張するのがアメリカ社会です。さっさと非を認めれば、ほーら、不備が判ってて隠してたから、後ろめたくて自己弁護も出来ないで謝っちゃった、と、解釈されかねません。トヨタは一連のアクセル加速、ブレーキ問題で、この過ちを犯しました。自社製品ではない電子制御装置の不備が下人として伝えられたにも関わらず、そのメーカーのことに触れないまま、豊田社長は議会でひたすら謝ってしまった。日本なら美談でも、アメリカでは通用しません。

 また話が逸れてしまいましたが、とにかく一刻も早い流出防止の成功を祈るばかりです。メキシコ湾は鯨クロマグロを含む魚介類の繁殖地でもあり、沿岸の湿地帯は複雑かつ独特の生態系を残す大変に貴重な地域です。勿論、ワニも沢山棲んでいますから、私的には我が同胞たちも心配だ。また、潮の流れが早く、早く術を打たないと、外界に汚染が流出してしまう可能性もある。地球全体の環境が大きな危機にさらされているのです。責任の擦り付け合いは程々に、とにかく対策案に全力を講じて欲しい。

 せめて、沿岸石油採掘の危険が白日に曝された今、つい先ごろオバマが解禁した領海外大陸棚での石油採掘(そのニュースに関しては過去ログのここを参照してください)を考え直す機会となれば良いのですが。先日、サンタ・バーバラに行った時も、風光明媚な海岸線から、沢山のリグが望めました。もし、同じような事故がここで起これば、アメリカのガラパゴスと呼ばれるチャネル諸島の豊かでユニークな生態系は壊滅状態になるのでは… そう思うと本当に寒気がしました。この事故を機に、太陽熱、風力、潮力など、一層の代替エネルギー開発へ弾みがついて欲しいと思います。

  1. 2010/05/12(水) 23:18:51|
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