わにの日々-海が好き!編

NY、DC、テキサス、コロラドを経て、大都会ロサンゼルスから、その郊外の海辺の街、レドンドビーチに移り住んだ、ぐうたら中年主婦・わにのトホホな日々

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Change!1930年代以来の大改革

 アメリカでは世界大恐慌真っ只中のルーズベルト政権以来となる、抜本的な金融改革法が遂に成立しそうです。既に下院をパスした、金融危機再発防止を狙う金融規制改革法案が上院本会議において賛成多数で可決され、あとはオバマ大統領の署名を待つばかり。本当は、独立記念日である今月4日に署名ー成立を目指してたんだけど、野党である共和党の議事妨害にあって間に合わなかったのね。議事妨害を阻止するには必要定数(100)の3分の2以上を確保しなければならないのですが、与党の民主党の議席がこれに足りていないので難航していたのです。でも今夜、やっと共和党内穏健派の賛成を得て、賛成60、反対38と必要定数を確保しました。各州の代表として選出された議員による多数決で法案が決まるって言うのは、民主主義のキホンの基本過ぎて、わざわざ深く考えもしないけど、落選議員が大臣職を務めたり、選挙直前に与党が強硬採決を繰り返した日本からすれば、羨ましくもあり。

 今夜通った金融改革法案は、大手金融機関に対する監督強化や高リスク投資の抑制、消費者保護強化などをメインとした抜本改革で、世界金融の中心であるアメリカがこれを実施することになれば、国際的な金融規制や監督制度にも影響を及ぼすのは必須。これは、オバマ大統領が選挙中に掲げた公約の中の重要課題の一つで、しばらくBPのゴタゴタや、国民健康保険改革の迷走、イランからの軍撤退の遅れ、もー何がどうなってんだかウヤムヤなグアンタナモ閉鎖問題、アフガニスタン泥沼化、etc…と、問題山積みの中のオバマ大統領ですが、ここできっちり、一つ仕事をこなしました。拍手!

 だけど、気になるのは、将来的な金融システムの健全化と安全網は、この新法案で取り上げられてるど、過去の過ちに対する処置はどうなってるのか、ってとこ。自分たちの強欲を満たすために、多くの人々の生活を危機に陥れ、時にはその基盤を奪い、世界経済全体をも脅かした、一部の銀行家や投資家の罪は問われないのでしょうか?彼らは相変わらず、のうのうと豪奢な生活を享受しています。そして、彼らに対するアメリカの世論の物忘れっぽさにも呆れますが、本当にこのまま「過ぎたことだし~」と、赦されても良いのでしょうか?

 いくら規制を縛っても、人間の果てしない欲は、直ぐに抜け道を見つけ出すに違いありません。そして、新たな危機が、今度は80年ぶりではなく、もっと早く訪れるかもしれない…っていうより、また直ぐ始まるような予感ならぬ悪感。それらを牽制するためにも、全開の危機を招いた張本人たちは、きっちりと制裁されねばならないと思います。でも、この辺って、政治家ともズブズブだから難しいんでしょうね。だからこそ、世論がつるし上げねばならないんだけど、その世論を引張るマスコミが、これまたズブズブ。この辺りは、日本とどっこいどっこいね。草の根活動で罪を追求していくにしても、結局は空吹かしだったトヨタ問題、そしてBP騒ぎで国民の目は、すっかり余所に向いてしまっている。ほーんと、都合の宜しいこと!


でも何だかんだ言ってもオバマは仕事してるね
  1. 2010/07/15(木) 21:50:23|
  2. アメリカ経済・政治
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