わにの日々-海が好き!編

NY、DC、テキサス、コロラドを経て、大都会ロサンゼルスから、その郊外の海辺の街、レドンドビーチに移り住んだ、ぐうたら中年主婦・わにのトホホな日々

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Tattoos - タトゥー・入れ墨・刺青

 古い人間なので、どうもタトゥーに抵抗があります。私がアメリカに来た頃は今とは違い、「タトゥー」という言葉もなく、刺青を入れているのは極一部の特殊な趣味や職業の人達…漁師さん、出初式で梯子の上に乗ってるようなイナセな火消し、そして893さんというイメージが色濃かったので、そんな偏見が拭えないでいます。アメリカでは当時から、刺青…というよりタトゥーが普及していましたから、ここ20年間で少しは見慣れたような気もするのですが、それでも此れ見よがしな派手で大きな彫り物には、未だに、見てはいけない物を見てしまったような居心地の悪さを感じます。

 ここ南カリフォルニアは一年を通して温暖な気候で、露出度の高い服装のせいか、東のNYCやDCより、ずっと頻繁にタトゥーを入れた人を見かけます。いかにも!な人もいれば、ごく普通の地味な人もいる。極彩色のすげーのもあれば、小さいワンポイントもある。もっとも、議会周辺やウォール街をスーツで歩く人の背中に見事なモンモンが入っていたとしても、服に隠れて見えないから、実際のところはどうなのか知りませんけど。

 テキサスでは、刺青入りがデフォのレッドネックとの差別化を図るためか、刺青を見せびらかしているホワイトカラー職は、少なかったように思います。もっともブッシュ家の双子や、薮本大統領その人に刺青があるという噂(あくまでもウワサですよ)があるので、これまた、何処に何を隠しているかは判ったものではありませんが。そういえば、息子のクラスメートのお母さんにコミュニティーセンターのプールで会ったら、ごく普通の主婦の彼女の胸元にタトゥーが見えたことがありましたが、彼女は少し恥ずかしそうに、幼い頃に亡くなった妹さん(弟だったかも)の名前なのだと教えてくれたのでした。

 その南カリフォルニア、しかもビーチシティーで私の住む市のお隣さん、ハモサビーチ市が、「入れ墨は感染症や病気につながる」とタトゥー・パーラー(入れ墨屋さん:店の感じは散髪屋さんみたい)の開業申請を却下した事に対し、「入れ墨は言論の自由を保障した憲法の保護対象」だから開業を認めよ、との、サンフランシスコの連邦控訴裁判所の判決は、世界的なニュースになって日本でも伝えられました。ニュースによると、1審では連邦地裁がタトゥーは「憲法の保護に値するほど十分な表現ではない」だったのが、控訴審判決では、「人の皮膚にあるだけで、字を書いたり絵を描くのと同じ」だから、「言論の自由」の保護対象と認識された、とのこと。ご参考までに、この判決に関する、The LA Timesの記事へのリンクはここからです。

 読者のコメント欄を見ても、「ストリップクラブや酒屋は制限できるのに、なんで入れ墨屋はええねん?」という否定派や、「イレズミくらいでガタガタ抜かすな!」派などなど、反応も種々様々です。ハモサビーチ市的には、うちの市はお上品で家族向けなのに、いきなりメインストリートに入れ墨屋は勘弁してぇ~、ってのが本音だろうに、妙に「健康上よろしくないから」と理由付けたのが敗因だったのかな。むしろ、子供の教育によろしくないんで、道徳上許せません!と正攻法で出た方が良かったのかも…とも思います。でも、実際んとこ、ビーチ周辺には、ばっちりタトゥー入りのサーファーのおっちゃんや兄ちゃん、ゴスな姐さん達がいっぱい屯してるので、今更…って気もするんですけどね。

 昨今は日本でもイレズミのある人が増え、イレズミの評価も賛否両論です。肯定派の意見の常番の一つには、欧米ではエリートだってタトゥーをしているから、と言いますが、これって本当…?と考えてみますと、それは確かに本当でしょう。でも、だから世間に問題なく受け入れられているかといえば… 数日前のこちらの新聞にも転載された、この"Tattoos may still be job interview killer(今の時代でもタトゥーはやっぱ面接の妨げになるかも)"という記事によると、そうでもないようです。

 目に見えるタトゥーやボディーピアスは、世間一般では広く受け入れられるようになったけど、ホワイトカラーの職場では、まだまだ後ろ指を差されます、というのが、この記事の書き出し。特に保守的な、銀行、法律関係、保険、会計系の会社では、就職や昇進の妨げに成り得る、と。アメリカ食品医薬品局の概算では、4500万人のアメリカ人はタトゥーを少なくとも一つ入れており、Pew Research Centerの調査結果では、18歳から45歳のアメリカ人の3人に一人はタトゥー入りとの結果が。同記事では、15年ほど前には、男性が耳にピアスをしているのも奇妙な目で見られたものだけど、今じゃまるで普通。タトゥーも同じで、10年もすれば、女性がパンツスーツで職場に現れるのと同じくらいフツートになるさ、という意見も紹介されています。でも、ピアス用の孔はピアスを着けてないと目立たないし、パンツスーツは着替えられるけど、タトゥー、入れ墨、イレズミ、刺青は一生モノですよ…

 かつて入れ墨が部族の一員である象徴であったように、現在のストリートギャングも同じ入れ墨を入れて仲間の印にしています。改心した後では、この入れ墨は社会復帰の邪魔になりますから、更生支援の一環として、LAでも入れ墨のレーザー除去を行っている慈善団体があります。仲間として認められるには入れ墨をしなければならないってのは、逃げられないように足枷をしてるのと同じなのだと思わざるを得ません。古い奴だとお思いでしょうが、古い奴ほど新しいもの欲しがるもん…とは限りません。タトゥーの流行は、私的には戸惑がありますね…



刺青、イレズミ、タトゥー…どう呼んでいいのか、未だ思索中 
  1. 2010/09/14(火) 23:19:47|
  2. ニュースねた
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:6
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コメント

社会=True Loveで共産主義。最高!
山田く~ん、座布団~!

最近見た謎漢字タトゥーは「不死」
気持ちはわかるけど…
  1. 2010/09/19(日) 11:56:09 |
  2. URL |
  3. わに #-
  4. [ 編集]

ではアンクレットの年齢を30前後にあげときましょう。昔白人の可愛い女性患者の腰部に「社会」と漢字で彫り込んだのがいました。「これは true love という意味なのよ」と得意気に説明してくれました。 「あなた共産主義ですか?」と聞こうかと思いながらやめておいた事を覚えています。
  1. 2010/09/18(土) 19:11:14 |
  2. URL |
  3. Honda #lDyzt7EU
  4. [ 編集]

年齢当て

ある、ある、ある~!(特にイルカw)
アンクレットはアラサーにもよく見ませんか?上腕に腕輪っぽいのをした同年代の男性も多いような。
涙粒さんは昔ギャングだったかも??昔の婚約者の名前ってのは、切ないを通り越して怖いんですけど…
トライアスロンのロゴ、拝見してみたい。

記事の中のような大切な人を偲ぶメモリアルや、何かをやり遂げた証としてのタトゥーは、いいなと思うのです。
 DCに住んでいた頃、高校卒業目前の少年たちが事故に遭い、生残った子が、いつか一緒に世界中を旅しようと約束し合った死んだ友人達の名前を彫り込んで、自分はこれから色々な世界を見てまわるんだ、そして死んだ仲間たちは死ぬまで常に一緒だ、というニュースを読みました。もう10年以上も前のことですが、今でも思い出します。

だから、日本みたいに一概にイレズミお断りで温泉や銭湯使用禁止ってのは抵抗がある。
でも、威嚇のためとしか思えないOffensiveなタトゥー、顔にタトゥー、腕全体が極彩色、小さな子供連れのお母さんの目立つタトゥー(これは全く私の偏見ですね)とかは苦手。特に色とりどり系は、今はいいけどトシ取ったら…と思っちゃいます。
  1. 2010/09/17(金) 10:12:20 |
  2. URL |
  3. わに #-
  4. [ 編集]

Re: タイトルなし

実は、小さなワンポイントくらいなら「可愛いな」と思い始めた私には
感覚麻痺の初期症状が現れているような気がします

でも、ジムのサウナで、前に座るじじばば様方の背中の
色褪せたタトゥーを目にすると、やっぱこれは後々の事考えるがいいよ、と
若い人達に姥心でお節介を言いたくなったりもします。
  1. 2010/09/17(金) 09:48:21 |
  2. URL |
  3. わに #-
  4. [ 編集]

Tattoo で年齢当てごっこ遊び

腕に半袖を着ると見えるようになっている。花柄模様とかも多い。
--> 20代半ば

蝶々が腰部にある --> 30代半ば

おへその下10センチぐらい、左に10センチぐらいの所にイルカがいる。
--> 40代半ば

乳房の内側に一輪の薔薇がある。
--> 50代半ば

右目の下に涙粒の刺青。
--> 60代半ば、インターステート15の脇のタコベルで勤務。

イバラのツタで足首リング (アンクレット)にしてみました。
--> 20代前半、 無職手当て47週間目。

後ろ髪かきあげれば首の後ろにハローキテイ。
--> 18歳。 まだ親は知らない。 Yoshikiのファン。

左手の薬指に指輪の代わりに男の名前。
--> 昔の婚約者を忘れられない38歳。独身。

ふくらはぎにアイアンマントライアスロンのロゴ。
--> 45歳。 日本から渡米、永住。 最近姿かたちもメタボ気味で、他人にtattooの事を聞かれる度に少し恥ずかしい思いをしながら、「もう結婚もしたしこういう事は引退しましてん」とビール腹をさすりながら言い訳する。俺も昔はなあ、まあええわ。
  1. 2010/09/16(木) 19:20:34 |
  2. URL |
  3. Honda #fIoVb3AI
  4. [ 編集]

こんばんは☆

アメリカでもタトゥーはまだそういう認識があるんですね。
いまや日本でも、一見普通の子までもタトゥーを自慢げに入れて闊歩してます^^;
小学校どころか幼稚園でも脱色やピアスをしている子供も見かけますので、時代といえばそれまででしょうけど。
でも、なんとなく社会も受け入れようといているように感じますし。。
そのうち麻痺してくるんでしょうね、こちら側も(笑)
  1. 2010/09/16(木) 06:25:08 |
  2. URL |
  3. JUNxxx #-
  4. [ 編集]

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