わにの日々-海が好き!編

NY、DC、テキサス、コロラドを経て、大都会ロサンゼルスから、その郊外の海辺の街、レドンドビーチに移り住んだ、ぐうたら中年主婦・わにのトホホな日々

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お金が…ない!

 今朝のウォール・ストリート・ジャーナルの一面に、なかなか衝撃的な記事が出ていました。実に約半分もの全米の家庭内で家族のうち少なくとも一人が、年金、失業手当、フードスタンプなど何等かの形で政府の補助金を受給している、というのです。一方で、所得が課税水準額に達していなかったり、控除差し引き額が税額を上回っているため、昨年度の連邦税を収めなかった家庭が全体の55%と、半数を上回るとの報告も。公的給付として出て行くお金は多いけど、税金として入ってくるのは少なくて、こりゃ赤字になるのも当然……と、呑気に納得してる事態じゃない。この際、目先の連邦債務がいくら膨れ上がろうとも、まずは国民に収入源である仕事を供給しなければ、どうにもならないと思う。増える赤字は元から絶たなきゃダメ!
 
 1946年から64年の間に産まれたベビーブーマーたちは、今後20年間の間にどんどん定年を迎え、年金支出は増える一方となります。現在、約4740万人がメディケア(高齢者向け国民医療保険)に加入していますが、この数字は2030年には8040万人に至ると予想されています。しかもイラクとの戦闘終了で、二万人が兵役を解かれ帰還します。その多くは本国に帰って来て直ぐに仕事があるわけでもない。加えて、第二次世界大戦後に設けられた復員軍人援助法によって、失業手当、教育手当、融資の支給を行わなければならない。オバマ政権の悲願だった国民健康保険改革は目出度く成立したものの、この施行によって連邦の保険支払補助負担も増額。ここ暫くは、新規失業者保険の申請が減少気味だそうですが、これは一時的なもので、イラク帰還兵が雇用市場に参入すれば申請者数が増加するのは必須。そして、全般的な失業保険受給者数の減少には、失業保険を受けられるのが99週間までと決められているので、受給資格を失った、二年間弱に渡って失業中というドツボ人口の存在がある。さぁ、どうする?!

 この、どうしようも無い現状の改善策に対しては、増税してでも給与年金を維持すべき派と、年金制度費用抑制の為に給与削減すべき派に分かれるようです。これって要するに、実際に公的給与を受けていて、これをストップされたら困っちゃうよ~!な側と、せっせと税金を払わされて自分の稼いだカネで他のヤツらを食わせるなんてやだ!な側の、対決に他ならないんではないんか、という気がしてならないんですが…

 実際んとこ、公的給与の削減は多くの家庭を一層の貧窮に追い込み、全体的な消費の縮小という景気回復とは逆の結果にならざるをえなくなる。ウチの国には「内需拡大しろ!」とかエラソーに言ってるくせに、自分の国で消費が減っちゃった、てへ、ってやったら、とんだ失笑もの。今は兎に角、公共事業(選挙時に約束してたグリーン・ニューディールってどうなったの?)でも何でもやって、至急に雇用を創出しなければならないと思います。先のWSJ紙の記事は、あたかも倹約と慎ましい生活こそが美徳、みたいな綺麗事で締めているけど、今のアメリカの経済状態は、慎ましい生活してりゃ、ちゃんと倹約してりゃどうにかなるってレベルを既に超えてると思うの。金持ちはガンガン金使え!政府はガシガシ事業しろ!(お金を)回せ、回せー!

 ともあれ、このWSJの元記事はこちらからどうぞ。第二次世界大戦後以来の、アメリカの福祉プログラム成立年のグラフが、とっても興味深いですw

今日の一枚
bee.jpg
働き蜂もがんばっている



そして、主婦にも仕事のおこぼれを…
  1. 2010/09/15(水) 22:01:30|
  2. アメリカ経済・政治
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:4
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コメント

宇宙ハンター55さん

ほんとに、いくら円高でも、アメリカ国産品に魅力がないのが問題なのですよね。
シュワ知事が日本におじゃまして、ピスタシオなどを売り込んだそうですが
目玉がせいぜいナッツじゃねぇ…

「借金しながらの過剰な消費」は、未だおさまらず、というより、収入減にかかわらず
生活レベルを維持するために更に悪化しているような気もします。これが崩壊したら
ほんとうに怖いことになりそうです。ああ、やだ、やだ。
  1. 2010/09/17(金) 22:09:09 |
  2. URL |
  3. わに #-
  4. [ 編集]

Demeeさん

ゲイツさんやバフェットさんクラスになると、アメリカ国内に住んで税金を収めてくれるだけで有り難いです。
なんちゃってスイス住民とかになっちゃう人も多いですからね…
  1. 2010/09/17(金) 22:05:29 |
  2. URL |
  3. わに #-
  4. [ 編集]

アメリカは借金しながら過剰な消費を続けるという状態であったので、本来あるべき消費形態になっているのではないでしょうか。オバマ大統領は、その対策として、輸出を増加させるという政策を行おうとしているのだと思います。
日本は円高なので、アメリカから何か買いたいと思いますが、ほしいものはあまりありません。
F22なら喜んで買いますけど。
  1. 2010/09/17(金) 16:51:11 |
  2. URL |
  3. 宇宙ハンター55 #-
  4. [ 編集]

ゲイツとかバフェットさん、助けてくれないんですかね。

「ほら、これ使っときな!」とか言って。

2,30兆円、ぽ~んと。

hih
  1. 2010/09/17(金) 03:34:04 |
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  3. Demee #-
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