わにの日々-海が好き!編

NY、DC、テキサス、コロラドを経て、大都会ロサンゼルスから、その郊外の海辺の街、レドンドビーチに移り住んだ、ぐうたら中年主婦・わにのトホホな日々

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くまー!!

 この頃、日本のサイトを見ていると、熊が出たというニュースが多く、人里に降りてきた熊の殺処分の是非に対する論議も活発になっているように思えます。アメリカでは各地の都市部で、コヨーテの出没や被害が問題視化されていますし、野生動物と人間の共生の難しさが再確認されています。

 かつて私が住んでいた、ロッキー山脈の麓、コロラド州エバーグリーンでは、熊は出て当然という態度で、普通に「今朝、うちのベランダに熊がいた」「あ、うちにも来た。同じ熊かもね」なんて会話をしていました。我が家のある通りでは、どの家も中型以上の犬を少なくとも一頭飼っていたので、うちの近所では熊の姿を見たことはなく、ちょっと羨ましかった。それでも、夜の間にゴミを出すのは厳禁で、見付かれば地域の家主協会に罰金500ドルを支払わねばなりませんでした。これは、夜の間に熊がゴミ箱を漁って、路上にゴミを撒き散らすので、その掃除代金への基金が含まれています。元々、野生動物が住んでいた場所に、後から人間が住み始めたんだから、野生動物が居て当たり前なのです。うちの裏庭にはコヨーテが住んでいましたし、春先にはツガイが二匹で道路上を楽しそうに駈け回るものだから、近所中の犬たちがワンワン吠えて大騒ぎ。ご近所のお母さんたちと、アスペン通りのブランジェリーナと呼んでいました。朝、スクールバスを待っていると、ブランジェリーナが、きゃっきゃ、うふふと走り過ぎ、近所の犬が一斉に吠え立てる。

 エルクは堂々と道路上を闊歩し、交通を止めることもしばしば。郊外では、鹿の被害をふせぐためにと色々と手を施しますがが、エバーグリーンじゃ最初から、鹿やウサギに食べられるような植物を外で育てている方がアホなのです。少し山の中に入った住宅地では、ピューマも珍しくはありません。息子の友人の家の庭の木に、ピューマが取った鹿を担ぎ上げ、一週間位渡って夜や明け方に食べに来る姿が見られたとかで、その子供は羨望の的でした。闇雲に、人里に降りてきたから、人家に近づいたからと殺すのではなく、人間側が距離を置いて、野生動物を尊重するというルールが、自然に成り立っていたように思います。

 そんな経験をすると、昨今の、熊が保育園の庭にいたから射殺した、人家の庭にいたから射殺した、といった報道が伝わるたびに、不条理を感じざるを得ません。熊が近づくと吠えて知らせる犬を飼う、山に実のなる木を植林する、山歩きをする際には鈴をつけて歩き、熊避けスプレーを携帯する。そんなことから始めて、共生を目指すことは出来ないのでしょうか。日本でも、地域によっては、さっきクマがいたよ、あっ、そう、な所もあるのではないかしら?ただ、熊殺されてかわいそう、といった感情論だけではなく、将来的な自然との共棲を目指すという姿勢、環境保護の視点で、熊問題も論議を進め、解決法が見い出せる日が来ることを願います。


イエローストーン国立公園のブラウンベア



お山の暮らしも楽しかったなぁ…
  1. 2010/11/01(月) 22:37:19|
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