わにの日々-海が好き!編

NY、DC、テキサス、コロラドを経て、大都会ロサンゼルスから、その郊外の海辺の街、レドンドビーチに移り住んだ、ぐうたら中年主婦・わにのトホホな日々

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カリフォルニア州、麻薬合法化を否決

 昨日の選挙結果での歴史的な民主党敗北に、今日、オバマ大統領は遺憾の意を示し、党派を超えた協調を呼びかけましたが、これで、包括的な温暖化対策法の成立や、迅速な医療保険改革実施、小藪時代に確立された富裕層に対する減税の打ち切りの見通しは、絶望的になってしまいました。今回の選挙結果は、就労問題の改善や景気回復が進まないことに対する、有権者の怒りと焦りの現れでしょうが、だいたい今の政権が、小藪政権を引き継いだ時にアメリカは既にドツボにあったわけで、現状に対して、というよりも、オバマ政権の功を発しない巨額の景気対策や雇用作成に国民が三行半を突きつけたような感じですが、だからって、共和党とのねじれ議会になっても、益々、政策決定が混乱化するような、ヤな予感…

 全国的な傾向とは逆に、民主党支持を表明したカリフォルニア州、革新的なロサンゼルス郡の民主党支持が大きく影響したようですが、一方で、21歳以上の州内に住む市民のマリワナ合法化の是非を問う住民投票(Proposition 19)は、54%対46%というギリギリ反対多数で否決されました。マリワナなどの麻薬は、全体的に見ればアルコールよりも被害は少ないという調査結果も発表され、一時は勢い付いたかに見えた賛成派でしたが、選挙を目前に急に失速したような。賛成派は、マリワナを合法化することで、販売業者らからの税収だけで350億ドルの収入がが期待され、取締まりや中毒者の更生にかかる費用が節約できるし、役が合法的にできるってんで観光収入増大も見込まれ、麻薬密売組織の弱体化と同時に州内の雇用作成にも貢献して良い事つくめ、ヒャッハー!なのですが、反対派は、飲酒運転ならぬドラッグでハイ状態で車の運転をして事故ったら保険は出るのか?とか、州内で自由にマリワナを吸っていた人が州外で禁断症状で暴れたらどうする?とか、仕事中にマリワナ吸ったら効率が落ちるじゃないの?と、訴えていました。実際んトコ、痛み軽減など医療目的の使用は合法化されてるし、先月には、28.5グラム以下の所持は逮捕されない「微罪」とする改正州法が成立しており、ちょっと持ってるだけなら「微罪」で、それを吸ったら、どうなるの?と、私的には素朴な疑問が浮かぶんですが。

 今回、なぜマリワナ合法化が否決されたのか。その原因は、先に書いたような、賛成派の「ヒャッハー!」状態がハイテンション過ぎて、な~んか胡散臭い…と敬遠された部分もあると思います。350億ドルっていう税収増も、「ホンマか?!」って感じだし、メキシコの麻薬組織壊滅にも繋がるって、メキシコ出身のラテン人口層にもアピールしてたけど、血で血を洗うメキシコの麻薬密売組織の商売道具って、マリワナじゃなくてコカインだし。反対派の社会的不安を煽るとか、職場でのモラルや仕事の効率に関わるという反対派の懸念に全然応えず、経済効果や、マリワナの弊害は酒や煙草より小さいって主張ばかりを押し出したのも、今一歩、州民にアピールできなかった原因ではないかと思います。要は、戦略がマズかったんやね。

 世界的に注目を浴びたProposition 19ほどではないけど、州内で注目されていたのは、環境か雇用作成を問うProposition 23(州の失業率が4期連続で5.5%になるまでは、温暖化の原因となる温室効果ガス排出量規制を凍結する)は否決され、州議会の議決を現行の3分の2以上の賛成を得られたら、から賛成多数で可決へと緩和するProposition 25の可決です。23を通すために、ビジネス界は巨額を費やしましたが、史上最高額の選挙資金を注ぎ込んだホイットマン候補同様、お金で票は買えなかったようです。っかしなぁ、ホイットマン候補が費やした私財、140億ドルで、経済効果はどのくらいあったのか気になる。政治戦略家に、月9千万ドル払ってたらしいけど、そんだけ貰って、結局負けたって、世が世なら切腹して一家断絶だねw


 私の住むレドンドビーチ市の今回の選挙の大きな争点は、現在、水蒸気発電所の建っている土地の再開発に関する法案の是非でした。この法案、Measure Gは複雑な内容で、わに夫に幾ら説明してもらっても私にはイマイチ理解出来ないんだけど、ビーチフロントに大きな敷地を構える水蒸気発電所が、近代化による効率化で発電施設が縮小された跡地の利用に関し、建物の高さ制限や使用に関し、既存の規制に沿っての再開発を支持する(Yes)か、経済促進と地域発展のために規制排除(No)かを市民に問うための投票らしい。結果は拮抗しましたが、Yes側が勝利して、法案は可決されました。これによって、マリーナに面した一等地に、高層ホテルやコンド、ショッピングモールが乱立して景観が損なわれること無く、市民の憩いの場となる公園やレクリエーション施設が建設されることとなるそうです。楽しみだなv


同じ場所にイエスとノーのサインが共生してます



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  1. 2010/11/03(水) 22:47:58|
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コメント

鍵コメさま

今日のエントリーでも怒ってますが、私も同じ思いです。
高知の白バイ事件は「きつこのブログ」さんで追っていました。
黒木さんの練炭自殺事件も、あまりに不自然すぎます。

本当に日本はどうなってしまうのでしょうか…
  1. 2010/11/05(金) 19:19:00 |
  2. URL |
  3. わに #-
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Lisakyさん

本当に州財政赤字はどうなるのか…ブラウンは「私ならやり方を知っている」とは言いますが、方法を知ってても、実行出来るのか?
気になるところですね。マリワナ合法化も、もっと冷静に利益を州民に解いていれば、通ったように思うのですが… 惜しかったと思います。
  1. 2010/11/05(金) 19:17:09 |
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  3. わに #-
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  1. 2010/11/05(金) 10:42:10 |
  2. |
  3. #
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議案

自分も議案GにYES投票しました。
CA州住民投票19もYESにしましたが、負けましたね。
大統領選挙戦にこの議題かけ、18歳から35歳層にアピールしないと、勝利は難しいと解説されてました。

麻薬合法化による弊害も多いでしょうが、取りあえず財政難のCA州予算にわんさか増収が見込めそうでした。
州財政赤字をどうするか?重要な問題です。。。
  1. 2010/11/05(金) 10:06:06 |
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  3. Lisaky #AwIZlx5Q
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