わにの日々-海が好き!編

NY、DC、テキサス、コロラドを経て、大都会ロサンゼルスから、その郊外の海辺の街、レドンドビーチに移り住んだ、ぐうたら中年主婦・わにのトホホな日々

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驕れるもの久しからず、か?

 一昨日の謎の発射物も、尖閣ビデオを流出した海保航海士さんを巡る議論も、白熱化するばかり。韓国では既にG20首脳会議が開催されています。私は、NPRで午後2時と3時から流れている「Market Place」というラジオ番組が好きなのですが、今日の番組内では、この首脳会議を前にして、コメンテーターのデビッド・フルームが、中国の不公平さについてコメントしていました。Market Place のサイト内で全文が読めますが、だいたいの中身を、私の独断と偏見混じりで訳すると:

 2008年9月以来、USドルはカナダドルに対して30%も価値を下げました。日本円に対する、USドルの下落は、言うもがなです一方で、管理変動相場制を取っていた中国人民元に対しては昨夏までずーっと固定化されたままでした。やっと欧米のプレッシャーに対応して現切り下げを行ったものの、それもたったの5%。。世界経済の流れもへったくれもない、自国の輸出を振興(侵攻?)するために意図的に通貨を低く抑え続けているのです。失業室の高さに悩むアメリカやヨーロッパ諸国にとっては、不自然に安く抑えられた通貨の威力で輸出を伸ばしている中国は、他の国の製造力(雇用)を貪り食って、その犠牲の上に自国内の雇用を創造し続けているようなもの。

 中国は、自国の輸出レベルを維持するために、ありとあらゆる手を使って通貨価値を低く抑え続けていますが、それに対する世界の不満と同時に、国内での弊害もまた確実に膨らみつつあります。どんどん価値が下がっていくUSドルに負けずに活を下げていくため(笑)、中国はガンガンお札を刷っている。お蔭でバブルが発生し、特に不動産バブルは80年代の日本以上にトンデモなことになっています。英国ファイナンシャル・タイムズによると、典型的な北京のアパートの部屋の価格は、普通の人の収入のなんと15倍!この、住宅価格と収入の比率は、アメリカで、不動産バブルが最高だった時の倍以上です。

 中国に残された道は、お札をバカスカ刷るのを止めて素直に通過を切り上げるか、逆に人為的に通貨を安く抑えて人材を他国から借り受け、遅かれ早かれ訪れるであろう不動産バブル崩壊に備えるか、の、どちらかです。ところが中国は、自分達がどっちかを選ぶのはイヤ、輸出が減るのも失業が増えるのもイヤってんで、アメリカに対策を求めている。金融規制を強めて、更にアメリカ国内の失業を増やせと要求している。そのくせ、イランの核兵器問題でアメリカに協力しようともしない。一体なんで、アメリカ人がアンタらを助けてやろうと思うかね?

と、いうもの。

 中国のやり方に不満を感じているのは日本だけではありません。南シナ海での領土問題で中国と対立しているASEAN諸国、自分達の経済回復を邪魔されている欧米諸国もまた、中国に対し義憤を感じている。G20首脳会議では、人民元切り上げに付いて、各国は厳しく糾弾してくるのではないでしょうか。その時、日本が「そんなコトないよ~」なんて、中国擁護にでも回ったら、もー、どうしよう!!!と、私は少し心配。どうせ、管が何言っても、誰も聞く耳持たないだろうけど、それでも心配。杞憂に終われんばいいのですが…

 中国は今や奢りの最高潮にあります。このままで済むはずはない。私はそう信じています。


祇園長者の鐘が鳴る~

  1. 2010/11/10(水) 23:34:32|
  2. 政治・外交
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